酢をかける奴
現在、水族館1階、2階にて特別展「~帰ってきた変わりもの達~変わりもの展2」を開催しています。
今回はその中から「アマミサソリモドキ」を紹介します。
ヒヨケムシ、ウデムシと共に「世界三大奇虫」と呼ばれています。
名前や姿がサソリに似ていますが別の種類です。
また、サソリは毒針の付いた尾を持ちますが、このサソリモドキは毒針を持たない代わりに
強烈な匂いを持つ液体を飛ばして身を守ります。
この匂いが酢のようなので「ビネガロン(酢をかける奴)」と呼ばれています。
私もこの匂いを嗅いだことがありますが、確かに酢のような酸っぱい匂いがしてびっくりした記憶があります。
夜行性の虫なので普段は木の陰などにいる事が多いですが、
夕方になると少しずつ動き出します。
見た目がとてもかっこいいので、興味のある方はじっくり観察してみて下さい。
飼育スタッフ 西中
お絵描き好き集まれ!
6月17日(木)~9月30日(木)の期間中、水族館では“塗り絵コンテスト”と“お絵描きコンテスト”を同時開催しています。
幼児のお客様を対象とした“塗り絵コンテスト”では、3種類の塗り絵から好きなイラストを選んで塗ることが出来ます。
小学生から大人のお客様を対象とした“お絵描きコンテスト”では、コンテスト専用の画用紙に「森の中の水族館。」をテーマとしたイラストを自由に描くことが出来ます。
“塗り絵コンテスト”と“お絵描きコンテスト”に参加される際は、1階の受付にお声かけください。
専用の画用紙と画材をお渡しします。
入選されたお客様には、賞状と水族館限定の記念品が贈られるのでご来館の際はお気軽にご参加ください。
沢山の素敵な作品をお待ちしております。
飼育スタッフ 一見
オイカワの色の違い
昨日、川に採集しに行ってきました。
天気も良かったので熱中症対
久しぶりにオイカワを狙いに行きました
今回の採集の一番の目的は婚姻色の出たオスを展示に入れて、
き
野生と
発色の良さの違いが分かります。
食べ
展示の水槽でこの発色出るように試行錯誤をしたいと思います。
富士の介を持ってみよう!
水族館2階の「おいしい水族館」コーナーでは富士の介の模型を展示しています。
富士の介の模型
富士の介とは、キングサーモンとニジマスを交配させた山梨県オリジナルの養殖魚で、
上質な脂と豊かな旨みが特徴のとてもおいしい魚です。
山梨県の各養殖場で生産・出荷がされています。
展示している模型は全長約70cm、体重約3kgと富士の介の出荷サイズに近い大きさを再現しています。
模型を持つこともできるので、みなさんも富士の介の重さや大きさを体感してみてください。
富士の介の養殖業者の気分になれます。
飼育スタッフ 鷲雄
ホトケドジョウ2ヵ月目!
今年生まれたホトケドジョウ達は孵化から約2カ月が経ちました。
大きさは約3cmに成長していて、親とほとんど変わらない体色になっています。
ホトケドジョウは8本のひげを持っていておじさんのような顔をしていますが、
まだ大人になりきれていないので顔は若干幼くとてもかわいいです。
今後展示に追加する予定もありますので、ホトケドジョウのかわいい姿をぜひご覧ください。
飼育スタッフ 古根川
この夏!帰ってきました!変わりもの達!!
昨日12日で「森の中の水族館。20周年記念特別展」が終わり、
明日14日から特別展「~帰ってきた変わりもの達~変わりもの展2」が始まります。
2018年1月~4月まで行われていた特別展「変わりもの展」の人気がかなり高く、
「もう展示は終わりましたか?」「また見たいです!」という声が多く寄せられていました。
そんな声にお応えして、パワーアップして帰ってきました。
前回見られなかった、もう1回見たい方など
変な見た目やちょっと変わった習性など様々な特徴を持った生き物22種類が、
この夏皆様をお待ちしています。
飼育スタッフ 西中
カメの上にカメ
先日、館内の見回りをしていたら「岸辺の魚水槽」の桟橋の上で、
クサガメにミシシッピアカミミガメが絶妙なバランスで乗っかっていました。
カメ on カメ
これはシャッターチャンスだと思ってカメラを構えて近づいてみるとアカミミガメが気持ちよさそうな顔で甲羅干しをしていました。
なんだか気持ちよさそう…
しばらく眺めていましたが、クサガメは嫌がることもなくアカミミガメが甲羅干しを続けていて、
見ていてなんだか癒される光景でした。
みなさんも運が良ければ、カメに乗ったカメが見られるかもしれません。
飼育スタッフ 鷲雄
タガメ、2令になりました
先月に産まれたタガメは順調に成長しています。
タガメは5回の脱
現在2令なので、
普段は黒っぽい色をしてい
しかし、脱皮直後はきれ
この時に外敵に襲われやすく、また共食い
これが自然界でもタガメ
それでも脱皮不全や、うまくエサをとれずに死
今年は順調に飼育できているので
飼育スタッフ 山﨑
稚クラゲ続々と生まれてます
水族館のバックヤードでは「マミズクラゲの稚クラゲ」が続々と生まれています。
1日に30匹以上生まれる時もあり、現在190匹以上の稚クラゲを飼育しています。
生まれたての大きさは1ミリくらいしかないので、
目に見えるサイズ(5ミリ)まで育ててから展示に出しています。
今回、飼育方法が上手くいったのか想像を超える数が生まれてきたので、
飼育容器が足りなくなってきました。
普段は高さ10センチのコップに稚クラゲを15匹ほど入れて飼育をしているのですが、
急遽高さ15センチの容器に一部変更しました。
高さと容器の底の広さがある分、稚クラゲを多く入れても問題なさそうです。
展示に出せる大きさになるまで油断せずにしっかりと育てていきたいと思います。
飼育スタッフ西中
今日のアカハライモリ⑮
最近、山梨県内でアカハライモリを採集しに行ったのですが、なんと採集した個体が数日後には水槽の中で卵を産んでいました。
どうやら採集した数匹の中に卵を持っていた個体がいたようです。
本来産卵する際は水草などに卵を巻き付けるのですが、水槽内に産み付ける所が無かったせいか、採集した個体は水中に直接産卵していました。
今のところ卵の状態は良いので、今後も様子を見て飼育していこうと思います。
飼育スタッフ 一見