2021年12月31日

スタッフの皆さん、今年もよく頑張りました!

今日は大晦日です。

水族館の1年を振り返ると新型コロナウィルスの影響で各種イベント中止やお盆シーズンの休館など思い通りにいかないような1年でした。

その代わりに、開館20周年を迎えて「おいしい水族館」の常設展示開始や水生昆虫水槽、甲殻類水槽のリニューアル、

カヤネズミの展示開始など、展示内容のグレードアップに力を入れることができました。

 

新型コロナウィルスが落ち着いたら、ふれあい体験やバックヤードツアーなどのイベントも再開してきたいです。

今年もご来館いただきありがとうございました。

2022年も「森の中の水族館。」をよろしくお願いします。

 

飼育スタッフ 鷲雄

2021年12月31日

休館中の飼育スタッフは??

水族館周辺は最高気温が氷点下に近い日が続き、

かなり冷え込んでいるので防寒対策をしっかりしながら作業を行っています。

 

さて、水族館は12月28日(火)から1月1日(土)までの年末年始は休館となります。

休館期間の飼育スタッフは新展示の製作や普段できない館内の大掃除、飼育作業など大忙しです。

大きな水槽のレイアウトはかなり大変…

新展示は水槽台や水槽のレイアウトを一から自分たちで作っていくので、

1月2日(日)の開館に向けて間に合うように急ピッチで作業を進めています。

水槽台も自分たちで作ります!

どんな展示コーナーになるのかは今後のブログにて紹介していくのでお楽しみに。

 

飼育スタッフ 西中

 

2021年12月26日

ハンター展

12月8日(水)から水族館では、企画展“ハンター展”を開催しています。

水族館1階の企画展コーナー

この企画展では、生き物が生きていく上で避けては通れない“食べるか食べられるか”という関係の中で、他の生き物を食べる側の“捕食者”に焦点を当てています。

捕食者と言っても、生き物によって捕食方法や狩りの方法は様々です。

展示している生き物がどんな狩りをするのか実際に見て学んでみましょう!

※2022年4月4日(月)まで開催

飼育スタッフ 一見

2021年12月24日

ヒガシヒダサンショウウオ

最低気温が連日マイナス5℃以下ととても寒くなったこの時期に、

ようやくヒガシヒダサンショウウオの成体が観察できるようになりました。

 

普段は伏流水に生息しているので見つけることが出来ませんが、

この12月から2月は産卵の為に小さな細い沢に集まります。

 

石と石の隙間や大きい石の下などに身を隠しているので、

探すときはひたすら石をひっくり返します。

 

数が多くいる種類ではないので1匹でも見つけることが出来れば満足しますが、

この日は気温が7℃で水温8℃程とかなり寒くかったので途中で心が折れるかと思いました。

 

それでも黙々と探し続け、

この日は3時間かけてようやく1匹を見つけることが出来きてよかったです。

 

飼育スタッフ 山﨑

2021年12月23日

大人になっても勉強です。

飼育した事のない生き物を新しく飼育するときは飼育スタッフも事前に勉強します。

飼育温度、エサの種類、水質などを事前に調べておいて新しい生き物を迎え入れます。

インターネットで調べることもありますが、基本的にはその生き物の飼育に関する論文や図鑑を見て情報を集めます。

論文や図鑑で情報収集することが大事です。

 

新しい生き物を迎え入れたら事前に勉強していたことを試行錯誤して飼育をしていきます。

大人になっても勉強は大事だなと常々思います。まだまだ知らないことがたくさんあるので、

勉強を習慣にして新しい知識を身に着けていきたいです。

 

大人になっても日々勉強!

 

飼育スタッフ 鷲雄

2021年12月20日

こないだ居た生き物はどこ…?

12月8日(水)のブログにて展示変更を行ったとお伝えしましたが、

この水槽に展示していた生き物は今どこにいますか?と来館された方からよく聞かれます。

正解は水族館のバックヤードにいます。

水槽がずらり

1階企画展示水槽と2階企画展示コーナーは3、4か月に1回、

飼育スタッフが考えたテーマに合わせて展示変更を行います。

 

テーマが違うと生き物も変わってくるので、

展示変更をする際に水槽にいた生き物はバックヤードに移動させます。

人気だったアオジタトカゲもバックヤードに…

 

テーマに合った企画展や特別展になるとまた水槽に戻ってくる事があるので、

展示が変わった時は生き物のラインナップにも注目して頂けると嬉しいです。

 

飼育スタッフ 西中

2021年12月18日

今年初めての積雪

本日、今年初めてさかな公園に雪が積もりました。

うっすらとですが通路や屋根の上が白くなっていて気温も0℃近くになり、本格的な冬が始まったなと感じました。

 

私は山梨に引っ越してきて今年で4年目ですが、未だに山梨の冬の寒さに慣れず、朝は布団からなかなか出られません。

今年は全国的にも積雪が多い予想なので、山梨県はどのくらい雪が降るんだろうと今から心配です。

水族館にお越しの際は足元に十分ご注意ください。

飼育スタッフ 鷲雄

2021年12月17日

貴重な1枚

6月7日から11月29日まで開催していた

20周年塗り絵・お絵かきコンテストとフォトコンテストの

入賞者の選考と記念品の準備を現在進めております。

 

今回の記念品には森の中の水族館。特製のオリジナル図書カードが同封されています。

この図書カードは20周年記念に当館のスタッフが手書きでデザインしたもので、

この1年間だけしか使われないので、とても貴重な1枚です。

 

準備を進めている私も、1枚ほしいなと思ってしまいます。

 

さて、入賞者の方には12月中に入選のお知らせと記念品をお送りいたします。

同時にホームページにて入選された方の絵や写真の公開も考えておりますので、

楽しみにお待ちください。

 

飼育スタッフ 山﨑

2021年12月12日

小さなカヤネズミ③

今日、なんと水族館で展示しているカヤネズミ達の今年3度目の繁殖を確認しました。

外気温が一気に下がり、今年の繁殖シーズンはもう終わりかと思っていましたが、予想が外れ驚いています。

子ネズミは自力で餌を食べられる段階まで成長していたので、様子を見て暖かいバックヤードにお引越しさせます。

予想外の繁殖には驚きましたが、順調にカヤネズミが増えてくれて嬉しいです。

今後もカヤネズミの様子を見ながら子ネズミ達の成長を見守っていきます。

今日の小さなカヤネズミ

飼育スタッフ 一見

2021年12月11日

12月はワカサギ

現在、12月のマンスリー水槽では「ワカサギ」を展示しています

今回は河口湖漁業協同組合の協力のもと、

河口湖で定置網を仕掛けている方々にお世話になりました。

打ち合わせの段階ではかかっている数が少ないということでしたが

実際には300匹以上のワカサギが定置網にかかっていました。

事前に申請していた数を頂き、水族館に搬入しました。

ワカサギは水質などには強い魚だと感じますが、

水の急な温度変化や網による擦れにはめっぽう弱いと思います。

 

今回のように定置網にかかったワカサギを船に上げる際にも多くの擦れができてしまいますので、

水族館に搬入後は薬浴をして擦れを治します。

 

 

この搬入直後の薬浴の作業がとても重要で、

実はワカサギではなく他の魚でも言えます

 

光り輝く美しいワカサギを今月まで展示をしていますので、

ぜひご覧ください。

 

飼育スタッフ山﨑