二重回遊水槽の魚の入れ替え
12月7日(火)から8日(水)にかけて、二重回遊水槽の魚の入れ替えを行いました。
二重回遊水槽は年に一度魚の入れ替えを行っていて、
水槽内側の小さいサイズの魚をすべてバックヤードに下げ、後日新しい魚と入れ替えます。
水槽の水を下げて魚をすくったり、バケツリレーで魚を運んだりとかなり大変な作業でしたが無事に終えることが出来ました。

捕まえるのも一苦労…

新しい魚が入った二重回遊水槽をぜひご覧ください。
飼育スタッフ 鷲雄
新水槽のレイアウト作製 ③
今回は10月7日に紹介した新展示水槽用のレイアウト作製の進捗状況です。
前回は土台を切り出して固定したところまで紹介しました。
土台の次は川を作っていきます。
少しでも隙間が空いていると水漏れしてしまうので、接着剤で丁寧に隙間をふさいでいきます。
続いて石の貼り付けですが、なるべく土台が見えないように組んでいきます。
この時、大小まばらな石を使うことでなるべく人工物感をなくしています。
年明けには展示開始予定なので完成までしばらくお待ちください。
飼育スタッフ 古根川
約半年ぶりの展示変更
昨日で特別展「~帰ってきた変わりもの達~変わりもの展2」が終わり、
現在展示変更の真っただ中です。

約半年ぶりの展示変更なので、飼育スタッフ全員気合を入れて水槽の掃除屋レイアウト、
新たな生き物の搬入などを行っています。

12月8日(水)から1階企画水槽では捕食者に焦点を当てた「ハンター展」、

2階企画展示コーナーでは田んぼの生き物を集めた「田んぼの小さな生き物展」が始まります。

それぞれ、馴染みの深い生き物からなかなか目にしない珍しい生き物まで展示しますので、お楽しみに。
飼育スタッフ 西中
生き物たちの寒さ対策
昨日はバックヤードのカヤネズミの保温について紹介しましたが、今日は館内の生き物の寒さ対策を紹介します。
こちらは水中用のヒーターです。水中に沈めて水を温める機械で、主に熱帯魚などに使用しています。
続いてこちらはパネルヒーターです。飼育ケースの下に敷いて使用するもので、床暖房のように床全体を温めます。
主に温暖な地域に住む爬虫類や両生類に使用します。
生き物に適している器具がそれぞれ違うので、注意しながら使用して寒い冬を乗り越えていきたいです。
飼育スタッフ 鷲雄
小さなカヤネズミ③
10月24日と11月21日のブログで紹介した今年産まれのカヤネズミの子ども達は、現在バックヤードで飼育しています。

今月に入って朝晩の気温がマイナスになる日が増えてきたため、寒さ対策としてバックヤードで飼育しているカヤネズミの棚を温室風に作り変えました。
飼育水槽の底と上部にヒーターを設置して、暖かい空気が逃げないようビニール製のカーテンで覆っています。

本格的な冬はまだまだこれからなので、生き物の様子を見つつ寒さ対策をしっかり行っていきます。
飼育スタッフ 一見
塗り絵お絵かきコンテストの集計中
11月29日まで開催していました「塗り絵・お絵かきコンテスト
たくさんのお客様に参加していただ
総計200名様を超える応募
この中から、幼児の部・小学生の部・一般の部の3
部門ごとに館長賞1名、
受賞者の方には当館オリジナルグ
12月の半ばごろから受賞者には順
飼育スタッフ 山﨑
マミズクラゲの中に星が!
今朝、いつも通りマミズクラゲのお世話をしていたところ、ある1匹が目に留まりました。
通常マミズクラゲの生殖器官となる生殖腺の数は4つなのですが、そのクラゲは5つありました。

上から見ると5つの生殖腺と胃腔が繋がって星のように見えます。

これは、いわゆる奇形なのでかなりの低確率で見つかる事があります。
生殖腺については2020年10月20日のブログにて写真付きで詳しく紹介しているので、そちらをご覧ください。
海に生息するミズクラゲの生殖腺の奇形は、幸運を呼ぶとしてたまに話題になりますが、
マミズクラゲでは初めて見たので思わず何枚も写真を撮ってしまいました。
現在、この生殖腺が5つのマミズクラゲはマイクロアクアリウムコーナーにある展示水槽内で見る事ができますので、探してみて下さい。
(クラゲの状態によっては展示を終了する事がありますのでご了承下さい。)
飼育スタッフ 西中
絵を描く飼育スタッフ その7
今年からデザインを変更した新しい年間パスポートは、おかげさまで多くのお客様から良い評価をいただいています。
年間パスポートの表にプリントされているアマゴとヤマメのイラストは、水族館開館20周年を記念した今年限定のデザインです。

今年度も残るところあと少しということで、来年度の年間パスポート用に新しいイラストを作成しています。
完成したイラストは、来年2022年の4月25日以降からの年間パスポートにプリントされるのでお楽しみに!

飼育スタッフ 一見
11月なのに氷柱ができていました
11月も終わりを迎え、寒さがより厳しくなってきました。
朝、出勤した時に水族館裏側の屋根を見るとすでに氷柱ができていました。
いつもは12月中旬頃に見られますが、11月中に氷柱が見られるとは思ってもいなかったので、今年の冬はどれだけ寒いんだろうと恐ろしく感じます。
これからの季節は頭上の氷柱に注意して作業していきたいです。
飼育スタッフ 鷲雄
カメのまねっこ
先日館内を巡回していたら、水草水槽にて2匹の「ニホンイシガメ」が
同じポーズで並んでいる可愛らしい場面に遭遇しました。
まるで双子のような愛らしい姿に思わず立ち止まって写真を撮っていましたが、
数分経つと2匹はお互い違う方向へ去っていきました。
本来、この時期のニホンイシガメ達は土や水の中で冬眠していますが、
水槽内は館内の暖房や水槽照明の熱の影響で冬眠するほど寒くなりません。
年中ニホンイシガメを観察できますので、ぜひかわいい姿をご覧ください。
飼育スタッフ 古根川