2021年02月12日

水の中の生きた化石~エンドリケリー編~

前回のブログ(水の中の生きた化石~オーストラリアハイギョ編~)に引き続き、企画展「水の中の生きた化石展」で展示している生き物をご紹介します。

今回紹介する生き物は、とても原始的な特徴をいくつも持っている“ポリプテルス・エンドリケリー・エンドリケリーです”。

ポリプテルス・エンドリケリー・エンドリケリー

1つ目の特徴は、古代魚特有の堅くて丈夫な鱗です。

アジやコイなどよく見る魚が持っているウロコ状ではなく、ひし形状で鱗同士が隙間なく並んでいます。

2つ面の特徴は、背中に沢山ついている恐竜のような背ビレです。

はたしてどこまでが背ビレなのか、また尾ビレはあるのか見分けがつきづらいほどあります。

他にも古代魚らしい特徴を多く持っているので、どこが現代の魚と違うのかエンドリケリーと館内にいる魚を交互に観察して見比べてみてください。

飼育スタッフ 一見