水族館開館20周年に向けて
当館は今年の4月25日(日)に開館20周年を迎えます。その節目に合わせて新しい展示ブースを現在製作しています。
どのような内容にするか、スタッフ同士で綿密な打ち合わせをして決めていきます。
まだまだ製作中。
パネルの解説だけでなく、いろいろと遊べるような仕掛けも作っていく予定です。
良い展示になるようがんばります!
皆さんに面白いと思って頂けるような展示を作りますので、4月25日の完成までもうしばらくお待ちください。
どんな展示になるかはお楽しみに。
飼育スタッフ 鷲雄
絵を描く飼育スタッフ その4
最近、新しく導入したイラストソフトを使用して魚のイラストを描いています。
魚のモデルは、水族館の横見水槽で展示しているシロチョウザメです。
前後左右そして上下と、あらゆる角度から見たチョウザメを描くため、毎回空き時間にチョウザメとにらめっこして必要な資料を集めています。
このイラストは、のちにあるものに使用する予定です。
どんなものになるのか、完成を楽しみにしていてください。
飼育スタッフ 一見
かまくらの中はあたたかい!?
忍野村ではここ一週間で2回雪が降り、
水族館の周りは雪景色となっています。
どちらも地面が白くなるほどの降雪量で、
スタッフ「総出」で雪かきをしました。
雪かきはとても大変な作業ですが、
やはり雪が積もるとなぜか遊びたくなってしまいます。
そこで、今回はお昼休みに「かまくら」を作ってみました。
小さな子どもならすっぽりと入れてしまう大きさです。
「かまくらの中は暖かい」とよく言われますが、
実際に暖かいかどうか中に入って体験してみてください。
飼育スタッフ 山﨑
昨日に引き続きの雪
夜から朝方にかけて降った雪で、水族館は再び真っ白になりました。
今日の作業は昨日に引き続き「雪かき」からスタートです。
スコップや除雪機などを使って雪を寄せていきます。
今日の雪は水分を多く含んでいるのでとても重く、
明日は腕や足が筋肉痛になりそうです。
また、雪かき中に動物の足跡を沢山見つけました。
どの動物の足跡なのかは分かりませんが、
改めて水族館の周りは野生動物が多いと実感しました。
飼育スタッフ 西中
雪の日の水族館
昼は暖かい日が続き、今年は雪が積もらないと思っていた矢先、今朝から水族館の周りでは雪が降り積もっています。
木の枝の先にまで雪が積もり、真っ白な世界が広がっています。
雪の深さは、朝の段階で既に10cmありました。
今日は1日中雪が降る予報なので、防寒対策と足元に気を付けてお越しください。
飼育スタッフ 一見
ブルーダイヤモンド!?
今回は、現在開催中の「~君はどんな色が好き~カラフルな生き物展」から「バルーンブルーダイアモンドラミレジィ」をご紹介します。
名前を聞くだけでなんだか豪華そうなこちらの魚ですが、名前の通り体が鮮やかなブルーに輝いていてとてもきれいな魚です。
ヒレや体が青く輝いています。
実はこの魚、「ラミレジィ」という魚を品種改良して作られた魚です。
他にもさまざまな種類のラミレジィが作られていて、どれもきれいな色や模様をしています。
水族館ではバルーンブルーダイアモンドラミレジィのみを展示していますが、他のラミレジーもとても綺麗なので、ぜひ調べてみてください。
まだ色がない個体も飼い込めば発色していきます。
飼育スタッフ 鷲雄
ヒレンジャクがきた
成人の日が過ぎたあたりから、
「ヒレンジャク」が見られるようになりました。
冬鳥の一種で、山中湖でたくさん見られることもあり人気の種類です。
そのヒレンジャクはヤドリギの実を食べる習性があり、
そして何よりたくさんの数で群れを構成しているため、
時に1本の樹に100羽も集まります。
水族館にもヤドリギが生えている場所があるので、
さかな公園内にも集まってくれると良いなと思います。
飼育スタッフ 山﨑
両生類の新しい仲間
展示の両生類に新しい仲間が加わりました。
今回展示デビューした生き物は、「ヒガシヒダサンショウウオ」です。
2018年に近縁種のヒダサンショウウオから新種として細分化された両生類の1種です。
サンショウウオの中でも大きくなる種類で、最大約18cmまで育ちます。
かくれんぼが得意なので、石の隙間などをよく観察してみてください。
飼育スタッフ 古根川
マミズクラゲ飼育話⑩
マミズクラゲを飼育しているスペースに緑色のボトルやビンがずらりと並んでいます。
これは何かというと、クラゲの餌となるワムシやタマミジンコの培養ボトルです。
ワムシやタマミジンコの餌となるクロレラ(植物プランクトン)は緑色をしていて、それを一緒に入れて培養しています。
ボトルが緑色から黄色になったら、ワムシたちがクロレラを食べ切った証拠なので、
クロレラ入りの新しいボトルにワムシたちを移していきます。
餌となるワムシたちがいないとマミズクラゲを育てることが出来ないので、
餌の培養も手を抜かずに行っています。
飼育スタッフ 西中
今日のアカハライモリ⑬
水族館でアカハライモリが産まれてから約8カ月が経ちました。
毎日飼育をして見慣れていると、成長しているのかが分かりにくくなるものです。
しかし、過去のブログ写真と見比べてみると、体の大きさも顔つきも変化しているのがよく分かります。
人工飼料をピンセットから食べるようになり、摂餌量も増えて順調に成長しています。
今後、展示へ出すことを目標にこれからも飼育を頑張ります。
飼育スタッフ 一見