2021年02月08日

古代魚っぽい魚ナンバー1

現在水族館1階企画水槽にて好評開催中の「水の中の生きた化石展」では様々な古代魚を展示中ですが、

とある理由でその展示種に選ばれなかった生き物を今月のマンスリー水槽にて展示しています。

その生き物の名前は「タライロン」です。

見た目がカッコいいですが…

鋭い牙や立派な鱗などの勇ましい姿から、別名「淡水のシーラカンス」とも呼ばれています。

鋭い牙が見えますが…

なぜ、選ばれなかったかというと、

古代魚らしい見た目をしているのに古代魚ではなかったからです。

「こんなにも太古のロマンを感じさせる姿をしているのに、古代魚じゃないという理由で水族館のバックヤードでひっそりと飼育しているのはもったいない。

どうせならタライロンを知ってもらおう。」

ということで今月のマンスリー水槽に選ばれました。

人気が出ればマンスリー水槽が終わってもまたどこかの水槽に登場するかしれません。

古代魚ではありません(涙)

飼育スタッフ 西中