2023年11月20日

山梨とともに

11月19日(土)に小瀬スポーツ公園で開催された県民の日記念行事で、移動水族館として生き物の展示とオリジナルエコバッグ作りを行いました。

錦鯉の品評会の前でした

生き物の展示ではアカハライモリをはじめとした人気生物に加え、普段の水族館では見る事のできないアフリカツメガエルとのふれあいコーナーを設けました。

多くのお客様がブースに立ち寄って下さり、生き物の解説をはじめ様々な場面で交流を深めることができ、とても貴重な体験をさせていただきました。

エコバック作りもにぎやか

特に反響が大きかったのはアフリカツメガエルのふれあいコーナーだったと思います。

見慣れない不思議な生き物を見て、お子様だけでなく大人の方も興味津々なご様子で「キモカワいい~!」や「ぷにぷにしてる!」などのお声も上がり楽しんでいただけました。

ふれあいはやっぱり人気

私自身も今回の記念行事を通じて、これまで知らなかった山梨の魅力活気あふれる県民の方々を知ることができ、ますます山梨県が好きになりました。

私ばかり山梨を好きになっていくわけにもいかないので、これからも森の中の水族館。ならびに山梨県を多くの方々に好きになっていただけるように頑張っていこうと思います。

 

横から見るとこんなに平べったい

 

飼育スタッフ 川野

 

2023年11月16日

県民の日記念行事に参加します!

水族館がある忍野村では肌寒い日が続いています。

朝晩は特に冷えるので、暖かい恰好でお越しください。

さて、今週の日曜日(19日)に小瀬スポーツ公園で開催される、県民の日記念行事に移動水族館として参加します。

 

過去の移動水族館の様子

生き物の展示やふれあい体験、水族館で大人気のイベント「エコバック作り」など、年齢を問わず楽しめる内容が盛り沢山です。

この移動水族館をきっかけに山梨の自然や生き物たちに興味を持ってもらえると嬉しいです。

飼育スタッフ 西中

2023年11月14日

唐突の✕

11月に入ってからというものの寒さに拍車がかかる日々が続いているように思えます。来る冬を乗り越えられるか、そもそも冬本番まで耐えられる自信がありませんが今日も元気に働きます。

 

今回は水族館1階にある希少生物水槽で展示している「ドジョウ」の不思議な写真が撮れたのでご紹介します。

細長い体をくねらせて泳ぎ、砂の中へ懸命に潜りこもうとする姿はとても愛嬌があるドジョウですが、私が思うにドジョウにおいて一番のかわいいポイントは立派なヒゲにあると思います。

 

そんなドジョウの髭をふとみたら、

ダメですドジョウ

なぜかヒゲを「」のようにクロスさせておりました。

唐突の「×」に戸惑いと笑いを隠せず、大好物の赤虫を与えてみましたが、それでもダメだったようです。

いつか「のヒゲが見られるよう飼育・展示の技術を磨いていきたいと思います。

別のドジョウのヒゲはこんな感じです

希少生物水槽は他にも性豊かな生き物を展示しておりますので、水族館にお越しの際はぜひご覧ください。

 

飼育スタッフ 川野

2023年11月11日

再販しました!

皆様、大変お待たせしました!

販売直後から人気の水族館オリジナルグッズ「ヤマメのぬいぐるみ」ですが、

ありがたい事に好評過ぎて今年の夏休み期間中に売り切れとなっていましたが、

ついに先月末から販売再開しました。

水族館1階お土産コーナーに沢山並べたよ~

ここまで多くのお客様に手に取っていただけて、

ぬいぐるみの元となったイラストを描いた身としてとても嬉しいです。

今後もオリジナルぬいぐるみの種類を増やしていく計画を立てていて、

実はもう第二弾の販売が直近で迫っています。

販売開始しましたらまたブログにてご紹介しますので、今後をお楽しみに!

飼育スタッフ 一見

2023年11月10日

アユの長期飼育に向けて

水族館2階のおいしい水族館コーナーで展示している「アユ」ですが、

最近は体の黄色い模様が濃くなってきていて、少しずつ成熟しているようです。

以前より黄色い模様が目立つようになってきました。

 

アユは生まれて1年で成熟してそのまま死んでしまうので、

少しでも長く生きられるように成熟を遅らせるためライトを24時間点灯して、日長を感じさせないような工夫をしています。

 

水槽のライトを24時間点灯し、日長変化を感じさせないようにしています。

 

まだ同じ個体を1年以上飼育出来たことがないので、

長期飼育に向けて試行錯誤しながら取り組んでいきます。

飼育スタッフ 鷲雄

2023年11月09日

残暑の影響はマミズクラゲにも?

11月に入りましたが、忍野村では最高気温が15℃程と例年よりも過ごしやすい日が続いています。

さて、水族館2階で展示している「マミズクラゲ」ですが、現在は10月頭に生まれてきた稚クラゲを展示しています。

隣の水槽で展示している大人のマミズクラゲと比べると大きさが全然違うので、比較しながら観察してみて下さい。

また、野生のマミズクラゲは8月後半から10月頭にかけて多く見つかるのですが、

今年は暖かい日が続いているからなのか、11月に入っても湖や防火水槽などで発見されています。

発見の時期が延びているという事は、野生下におけるマミズクラゲも今年の残暑の影響を少なからず受けている可能性があるのだなと感じました。

飼育スタッフ 西中

2023年11月07日

カエデとカエルの手

忍野村では紅葉の見頃も終わりに近づき、

昨日から今日にかけての強風で多くの葉っぱが散りました。

 

そのたくさんの落ち葉の中に、

この様な葉っぱがたくさんありました。

 

これは「カエデ」の仲間の葉っぱです。

カエルの手に似ている事が名前の由来とされています。

 

落ちたカエデの葉っぱと

当館で展示しているカエル達の手のひらを並べて見比べてみると、

その由来に納得できるかもしれません。

 

 

飼育スタッフ     山﨑

2023年11月06日

見え方が変わる水槽

秋も深まり紅葉のシーズン真っ只中の水族館周辺ですが、

実は水族館の水槽は季節によって見え方が変わることもあります。

 

例えば、水族館の中で一番大きな二重回遊水槽という水槽では、

季節や時間帯、天気によって水槽上部にある天窓から日光が差しこむことで、

この写真のようになるときもあります。

普段はこんな感じ

 

見え方が変わる水槽。 お気に入りの見え方を探すのも乙な楽しみ方かもしれません。

飼育スタッフ 伊藤

2023年11月04日

清流に魅せられて

11月3日(金)から、水族館1階エントランスに新たな展示がスタートしました。

全長5メートルにも及ぶこの展示は、山梨県の誇る綺麗で豊富な清流をイメージしております。

まず向かって左側の水槽では日本固有種の水草「バイカモ」を展示しております。

綺麗で冷たく、そして流れの速い川や水路で生育するため、バイカモの生える水は清流の証でもあります。

次に右側の水槽では「ワサビ」と「オランダガラシ」を展示しております。

言わずと知れた日本を代表する香辛料であるワサビの生育には清流が欠かせません。名水の地として名高い山梨県でも地域の特産品として栽培されており、伝統的な栽培法「ワサビ田」をイメージした展示です。

ワサビ田の下を彩るオランダガラシは「クレソン」とも呼ばれ、サラダや肉料理の付け合わせとして用いられます。ワサビと同じような清流に自生・栽培され、山梨県では生産量日本一を誇ります。

山梨県を流れる清流は美しく鮮やかな風景をもたらすだけでなく、作物を育む「命の水」として私たちの暮らしを支えてくれています。

清流の持つ「美」と「食」の二面性を感じる水槽ですのでぜひご覧ください。

 

飼育スタッフ 川野

2023年10月31日

かめ池のクサガメを移動させました。

水族館2階のかめ池ではクサガメを3匹展示していましたがこの時期からは寒さが厳しいため、

バックヤードに引っ越しをしました。

 

バックヤードでは水槽を温めるためのライトやヒーターを設置し、

冬眠させずに暖かい環境で飼育をしていきます。

厳しい冬はバックヤードで過ごします。来年、お会いしましょう!

 

冬の間はクサガメの展示はお休みで、

来年の春に展示を再開する予定ですのでお楽しみに。

 

飼育スタッフ 鷲雄