2023年09月12日

平日限定イベント「お魚のごはん」②

5日のブログにて平日イベント「お魚のごはん」を紹介しました。

外池の餌やりが終わってカップを返却される方に「チョウザメは餌を食べないのですか?」と質問を受けました。

外池にあげているエサは「浮く」タイプと「沈む」タイプの2種類あります。

←沈むエサ 浮くエサ→

チョウザメは口が下に付いている事や、口の前にある4本のヒゲを使って底にあるエサを探して吸い込むように食べるため、

チョウザメ用には沈むエサを与えています。

口が下向きに付いてます。

また、チョウザメは日中建物の陰にいる事が多いため、

エサやりの際には近くに寄ってくるニジマスやニシキゴイが食べる浮くエサを使用しています。

そのため、チョウザメたちが食べない事に疑問を持たれたのだと思います。

口の付き方や大きさで与えるエサが変わるので、魚たちの口の形にも注目してみて下さい。

飼育スタッフ西中

2023年09月11日

新人飼育スタッフ 生きもの採集に行く

9月4日(月)のブログにて『新人飼育スタッフ 企画展を担当する』を紹介しました。

その後なんとかコンセプト案をまとめることができた新人飼育スタッフの2人ですが、次は展示する生きものを集めなければなりません。

生きもの集める方法は様々ありますが今回は実際に飼育スタッフが生きもののいる環境に行って採集することにしました。

今回の目的の生きものは海に生息しているのですが、比較的簡単に採集することが出来る!と考え、「釣り」で採集することにしました。

朝から5〜6時間ほど釣りをしましたが、似た種は釣れるも、目的の生きものを目視ですら確認できず。

まさかの目的の生きものを釣ることが出来ませんでした

 

無事企画展を開催することができるのか。   続きのご報告をお待ちください。

飼育スタッフ 伊藤

2023年09月09日

ゲンゴロウをたくさん見つけた

先日、ゲンゴロウを求めて沼地を探していたところ、

とある場所を見つけました。

 

この沼地はなかなか人が立入ることも少なそうな場所に位置し、

水の中に落ち葉がたくさん積もっているような場所でした。

 

ここにはお目当てのゲンゴロウだけでなく、

アカハライモリもたくさん生息していました。

 

どちらも近年生息数が激減している生き物で、

こんなにたくさん生息している場所があるなんて信じられないくらいに驚きました。

 

ゲンゴロウだけでなく、希少な生き物を少しでも守れるように、

展示を通して生態などを伝えられる様に務めていきたいと思います。

 

 

飼育スタッフ山﨑

2023年09月07日

オリジナルグッズ~アクリルスタンド~

多くのお客様からのご要望により、飼育スタッフが描いたイラストを使ったオリジナルグッズを作成しました。

「ヤマメぬいぐるみ」のモデルとなったこのイラスト

第一弾は、イラストを存分に楽しむことが出来る「アクリルスタンド」です。

背景はクリアになっていて、プリント部分も少し透け感があり透明感のあるイラストとの相性抜群です。

水槽の前で撮影すると綺麗!

このオリジナルアクリルスタンドは、水族館1階受付横のお土産コーナーにて販売しています。

とても綺麗な仕上がりになっているので、是非手に取ってご覧ください。

これからもどんどんオリジナルイラストグッズを増やしていく予定なので、お楽しみに!

飼育スタッフ 一見

2023年09月05日

平日限定イベント「お魚のごはん」

8月は毎日何かしらのイベントを行っていましたが、

9月からは平日限定の餌やりイベント「お魚のごはん」を1日先着20組限定で配布しています。

受付で貰えます

専用のカップに入っている餌を外池で泳いでいる魚たちにあげる事が出来ます。

魚たちが近くまで寄って来てくれますが、

その際に勢いよく食べるので水しぶきがかからないように気を付けて下さい。

魚たちが寄ってきます

飼育スタッフ 西中

2023年09月04日

新人飼育スタッフ 企画展を担当する

当館では3ヶ月に1回、1階と2階の企画展水槽を変更しています。

現在は特別展の「金運が上がるかもしれない展~金魚のルーツと現代の改良を知ろう~」ということで

様々な金魚を展示していますが、次回10月11日(水)開始予定の企画展を新人飼育スタッフの2人が担当することになりました。

 

企画展では、皆さんに紹介したいことなど企画案を考え、それに沿った生きものや飼育設備を集めます。

今回は企画案が決まっていたのですが、コンセプトをどうするか、どうやってわかりやすく紹介するかなど悩みに悩み大苦戦しています。

無事企画展を開催することができるのか。続きのご報告をお待ちください。

飼育スタッフ 伊藤

2023年09月02日

新天地へ

山梨に引っ越してから初めての夏が過ぎ去ろうとしています。

忍野村の夏は、日中の焼けるような暑さの反面、夜は20℃近くまで気温が下がるので、夜の寝苦しさをほとんど感じることなく熟睡の毎日です。

 

さて、バックヤードで育成していた「タイリクバラタナゴ」ですが、先日ついに展示水槽へデビューしました。

陸上ではトノサマガエルも祝福してくれてます。

 

4月半ばに人工授精を行ってから約5カ月経ち、全長は約1.5cmにまで成長しました。

水槽に入った直後はメダカに追いかけられるシーンがありましたが、今では元気に泳ぎ回っております。つい最近まで泳ぐこともままならなかったのですが、こうして水槽の中を立派に泳ぎ回っている姿に生き物の逞しさを感じずにはいられません。

 

私もタナゴたちに置いて行かれないよう日々研鑽を重ねていきたいと思います。

 

飼育スタッフ 川野

2023年09月01日

次回のお魚探検隊

9月になりぐっと朝晩の冷え込みを感じる様になりました。

今年は秋が来るのが早そうだなと感じます。

 

さて、今年は6~8月に計3回の「お魚探検隊」を実施しています。

どの回もたくさんの生き物が採れ、

採れる生き物も少しずつ異なり、

イベントを担当している私自身もすごく楽しいイベントだと思っています。

 

6月には調査を始めて以来初記録となる「ウキゴリ」が採れたり、

どの回も絶滅危惧種に指定されている生き物が採れたりなど、

イベントの内容は毎回とても充実しています。

 

そんなお魚探検隊は残りあと1回、9月24日(日)に開催予定です。

 

まだ参加募集開始はしていませんが、

ホームページに募集の詳細を後日載せる予定ですので、

気になる方はぜひ参加してみて下さい。

 

飼育スタッフ山﨑

2023年08月31日

カメと一緒にのんびりしよう!

水族館2階ビオトープでは「クサガメ」を展示しています。

 

広々としたビオトープの中で気持ちよさそうに日光浴をしていたり、

泳いでいる姿を見ているとこちらまでのんびりした気持ちになります。

草の上で日光浴中…

 

バイカモの中に隠れていたり、石の中に紛れ込んでいたりして探すのが大変ですが、ぜひ探してみてください。

2匹隠れています。分かるかな?

 

飼育スタッフ 鷲雄

 

 

2023年08月25日

8月のマンスリー水槽

8月も残るところあと1週間となりました。

残りわずかな夏休み、皆様はどのように過ごす予定でしょうか。

さて、夏休みに行う遊びのひとつに“虫取り”がありますね。

木の幹でひときわ大きく鳴いているセミは、夏の虫取りで定番の昆虫です。

現在水族館のマンスリー水槽では、“セミ”と名前につく“ヒメセミエビ”を展示しています。

涼しい館内で夏らしい名前の生き物を観察しながら、残りの夏休みを過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

飼育スタッフ 一見