2023年01月27日

寒い中で見る外の景色

水族館の周辺は最強寒波の影響で寒い日が続いています。

先日は久しぶりに最低気温がマイナス10℃以下になり、

外に置いているものは全て凍ってしまいました。

今日も雪が降っている時間もありますので、路面の凍結には十分お気をつけ下さい。

うっすら積もってます。

寒い時は室内にいたい気持ちが大きいですが、

屋外でしか見られない綺麗な景色があります。

水族館1階エレベータ―横の外には、館内で使って余った地下水が滝のように出ている場所があり、

水しぶきが飛んだ部分が凍りとても幻想的です。

氷の形が可愛いです。

他にも滝の後ろには毎年恒例になっている大きな氷柱も出来ました。

公園に行く途中で見る事が出来るので、ご覧ください。

階段降りている途中でも見れます!

飼育スタッフ 西中

2023年01月21日

飼育スタッフの細かい工夫⑥「たくさんの生き物を飼育するときは?」

水族館では展示している以外にもバックヤードでたくさんの生き物を飼育しています。

 

しかし、多くの種類の生き物を飼育しているとどの水槽にどの生き物がいるのかが

分かりづらくなってしまうことがあります。

 

そこで水族館では生き物の名前を書いたプラカードを水槽に貼って、誰が見ても分かるようにしています。

ディスカスのプラカード。

 

プラカードには「種名、給餌内容、備考」を書く欄があり、ぱっと見ただけで生き物の名前やエサの種類が分かるのでとても便利です。

 

こういった工夫をしながら、日々生き物たちの飼育をしています。

 

時にはこんな注意書きもあります!

 

飼育スタッフ 鷲雄

2023年01月19日

アマゴと餌

11月に人工授精したアマゴはすくすくと育っています。

 

まだ体長は2㎝と小さく、

そして何より口が小さいです。

 

そんな口が小さい稚魚にはとても細かいエサをあげています。

 

成長ごとに体の大きさに合わせて口も大きくなり、

それに合わせて餌も大きくなっていきます。

 

一番小さな餌から一番大きなエサを食べるまでには3年ほどかかりますが、

これから大きく育てられるように頑張ります。

 

飼育スタッフ山﨑

2023年01月03日

新春イベント「イカ墨で書初め」

新年あけましておめでとうございます。

今年も皆様に水族館を楽しんで頂けるように様々な事にチャレンジしていきます。

本年も「森の中の水族館。」をどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、水族館では1月2(月.祝)、3日(火)に新春特別イベント「イカ墨で書初め」を開催しています。

本物のイカ墨を使って今年の抱負やイラストなどを書くことが出来ます。

墨汁と違い、イカならではの匂いもしますので、墨汁とどこが違うのか感じてみて下さい。

 

また、イベントが始まる前に飼育スタッフがイカを解剖しながら解説を行うので、イカの体の構造や墨袋の位置などを知ることが出来ます。

おつまみの「げそ」や「イカトンビ」「イカ軟骨」も観察することが出来ますので、大人の方にも楽しんで頂けると嬉しいです。

私も抱負を書いてみました!

飼育スタッフ西中

2022年12月27日

展示変更の準備

昨日で「品種改良展」と「飼育員が選ぶ○○がすごい生き物展」が終了し、

1月2日(月)から開催される新しい企画展「そこそこ!底にいるよ展」と「アクアリウム入門展」の準備をはじめました。

生き物を水槽から取り出し、飼育スタッフみんなで掃除をします。

掃除が終わった段階で展示する生き物の搬入を行っていきます。

とも言えない可愛い顔の持ち主の「カエルアンコウ」などもいます

他にはどんな生き物が企画展に出ているのかお楽しみに。

 

飼育スタッフ 橋口

2022年12月25日

バックヤードのハイギョ

水族館2階にはアンケートBOXを設置しています。

先日、そのアンケートに「肺魚(ハイギョ)が見たい」という感想が書いてありました。

当館は山梨県に生息する淡水の生き物と県内の養殖魚をメインとしているので、

海外の熱帯魚や海水魚は企画展や特別展でテーマに沿った時にしか見る事が出来ません。

今回は肺魚が見たいという思いにお応えして、水族館のバックヤードで飼育している肺魚を2種類紹介します。

1種類目はアフリカに生息している「プロトプテルス・エチオピクス」です。

じっと待ってます

野生下では全長が1.5メートル以上の個体も見つかっており、肺魚の中で最も大きくなる種類の一つです。

とても人慣れする魚で、水槽の前に立つと餌が貰えると思ってじっと見つめてくるのがとても可愛らしいです。

 

2種類目はオーストラリアに生息している「ネオケラトドゥス・フォルステリ」です。

目がくりっくりです。

野生下では大きさ1メートル以上になるそうですが、水族館には15センチほどの小さな個体を飼育しています。

正面顔が笑っているように見えるのでこちらもとても可愛らしいです。

 

企画展や特別展で肺魚を展示したらブログで紹介するので、チェックして下さいね。

他にも、この生き物が見たい!というものがありましたら、ブログで紹介しますのでアンケ―トなどお待ちしています。

飼育スタッフ 西中

2022年12月24日

年末年始も大忙し!

水族館は、年末の12月27日(火)~1月1日(日)まで休館とさせていただきます。

休館日と言っても飼育スタッフは普段と変わらず生き物たちのお世話をします。

また、今年度の休館日は企画展の展示変更も行うので、例年以上に忙しくなりそうです。

現在バックヤードでは、次の2階企画展で展示する水槽を少しずつ作製しています。

次の企画展では、水草を沢山使った華やかな水槽にする予定です。

レイアウトを試行錯誤中!

アクアリウムを始めてみたいと思っている方にとって興味深い内容の展示になるのではないでしょうか。

新しい企画展示は、休館日開けの1月2日(月)から始まるのでお楽しみに!

飼育スタッフ 一見

2022年12月22日

飼育スタッフの細かい工夫⑤「飼育スタッフの必需品」

飼育スタッフが飼育作業をするときによく使うものがあります。

それは「塩ビパイプ」です。

ホームセンターなどでよく売っていて、家庭の水回りなどで使用するパイプなのですが、これがとっても便利。

 

水槽の配管や、フタを作るのに使っています。

 

時には生き物の隠れ家として使うこともあります。

 

水槽の配管に使ったり。

 

水槽のフタに使ったり。

 

ウナギの隠れ家にもなります!とっても便利!

 

塩ビパイプは飼育スタッフにはなくてはならない必需品です。

 

飼育スタッフ 鷲雄

2022年12月19日

ネーミングセンスが凄い「スベスベマンジュウガニ」

水族館2階企画展コーナーで開催中の「飼育スタッフが選ぶ〇〇が凄い生き物展」は残すところあと1週間になりました。

今回はその中から「ネーミングセンス」が凄いと感心した生き物「スベスベマンジュウガニ」を紹介します。

日本では千葉県より南の海に生息する小型のカニです。

ちょっと毒々しい?

名前の通り体がすべすべしていて、見た目が饅頭のように丸く見える事から名前が付けられたと言われています。

しかし、脚の筋肉や殻、内臓などにかなり強い毒を持っているので饅頭みたいに食べる事は出来ません。

背中もつるんとしています。

石の下に隠れていることが多いのですが、よく見ると目やハサミが動いていたりするので覗き込むようにご覧ください。

飼育スタッフ 西中

2022年12月18日

積もりました!

水族館がある忍野村に雪が積もりました。
前日の夜から降り出し、今朝には一面銀世界でした。
写真はお昼前に撮ったものですが、まだ道には雪が残っています。
私は、降雪のない地域出身なのでこんなに雪が積もっているのを見て少し気分が上がりました。
水が凍っていたり氷柱が出来ているのを見るのもとても楽しいです。
雪は勿論のこと、道路も凍っていて滑るのでとても危険です。水族館に来る際は足元に十分お気をつけてご来館ください。
飼育スタッフ 橋口