2022年12月25日

バックヤードのハイギョ

水族館2階にはアンケートBOXを設置しています。

先日、そのアンケートに「肺魚(ハイギョ)が見たい」という感想が書いてありました。

当館は山梨県に生息する淡水の生き物と県内の養殖魚をメインとしているので、

海外の熱帯魚や海水魚は企画展や特別展でテーマに沿った時にしか見る事が出来ません。

今回は肺魚が見たいという思いにお応えして、水族館のバックヤードで飼育している肺魚を2種類紹介します。

1種類目はアフリカに生息している「プロトプテルス・エチオピクス」です。

じっと待ってます

野生下では全長が1.5メートル以上の個体も見つかっており、肺魚の中で最も大きくなる種類の一つです。

とても人慣れする魚で、水槽の前に立つと餌が貰えると思ってじっと見つめてくるのがとても可愛らしいです。

 

2種類目はオーストラリアに生息している「ネオケラトドゥス・フォルステリ」です。

目がくりっくりです。

野生下では大きさ1メートル以上になるそうですが、水族館には15センチほどの小さな個体を飼育しています。

正面顔が笑っているように見えるのでこちらもとても可愛らしいです。

 

企画展や特別展で肺魚を展示したらブログで紹介するので、チェックして下さいね。

他にも、この生き物が見たい!というものがありましたら、ブログで紹介しますのでアンケ―トなどお待ちしています。

飼育スタッフ 西中