開館24周年記念グッズ販売開始!
本日2025年4月25日で当館は開館24周年を迎えました。
これもひとえに日頃からご来館くださる皆さまや地域の皆さまのご支援、ご協力のおかげです。
これからも多くの人に楽しんでいただける施設作りに励んでいきます。
これを記念して本日から「オリジナルスタンプカード」と「魚朱印」の販売を開始いたします。
オリジナルスタンプカードは以前のものからデザインをリニューアルし、スタンプと台紙のイラストが新しくなりました。
ぜひ館内を周りながらスタンプを集めてみて下さい。さらにカードの裏側が塗り絵になっていますので、そちらもお楽しみください。


魚朱印は神社やお寺で購入できる御朱印の水族館版で、当館のオリジナルデザインのものとなっています。

どちらも1階受付にて販売しておりますので、御来館記念にぜひ手に取って見てください。
24周年も引き続き森の中の水族館。をよろしくお願いします。
飼育スタッフ 鷲雄
ゲンゴロウ界のお姫さま
忍野村は日中とても暖かく気温が20℃を超えますが、その反面、
そんな寒い夜の中でも唯一お構いなしに活動していたのが「
年々数を減らしつつあるゲンゴロウの仲間ですが、
将来的に展示できるよう今からどんどん餌を食べさせ、
飼育スタッフ 川野
ワサビの花は何色だ?
入口を入ってすぐにある「エントランス水槽」にて展示している「ワサビ」に小さな花が咲いていました。

エントランス水槽ではこれまでも、同じ水槽内で展示している「バイカモ」と「オランダガラシ(クレソン)」の開花を確認していましたがワサビまで花を咲かせるとは思いませんでした。

ワサビは根をすりおろして調味料にするだけでなく、葉の部分は「葉ワサビ」として利用されることもあります。
もしかしたら花まで食べられるのではないかと思い調べてみたら、どうやら醤油漬けや天ぷらで食べられるようです。
しかし、短い開花時期でほんの少量しか収穫できないため、とても希少な春の味覚とされています。
こっそり摘み取って食べてみたいという思いを抑えながら、今後の生長を見守っていきたいと思います。

飼育スタッフ 川野
特大オリジナルぬいぐるみ
2025年3月30日に当館がオープンしてからの総来館者数が350万人を達成しました!
これを記念して、4月からチョウザメの特大オリジナルぬいぐるみの販売を開始しています。
ぬいぐるみの大きさは、なんと約160cm!
当館のオリジナルぬいぐるみシリーズと同じモチモチ素材でできているので触り心地は抜群です。
こちらの特大オリジナルぬいぐるみは、1階入口のお土産コーナーにて数量限定で販売しております。
かなりインパクトがあるので、気になる方は是非お土産コーナーを覗いてみてくださいね。
飼育スタッフ 一見
春のうららのさかな公園
春の陽気が差し込むさかな公園では、今年も「ヤマアカガエル」が産卵していました。

夜に見回りをしていたところ、人の笑い声のような音が聞こえてきたので、もしやと思い辺りを探してみると、10個ほどの卵の塊と成体を観察することができました。
「ヤマアカガエル」は他のカエルよりも一足早く繁殖するため、地域によっては2月頃から産卵が見られる事もあります。
県外では既に産卵したという情報を目にしていましたが、ようやく来てくれて安心しました。

冬の間にじっと息を潜めていた生き物たちを観察すると、いよいよ春がやってきたのだなと実感します。
来年度も様々な生き物との出会いを楽しみにしています。
飼育スタッフ 川野
タガメのバンザイ
当館の2階で展示している「タガメ」が久しぶりに甲羅干しをしていました。

タガメは日本最大の水生昆虫として知られていますが、ずっと水の中で暮らしているわけではありません。
多くの水生昆虫は定期的に水から上がることで、体に付着した水カビなどの微生物を乾燥させて病気になるのを防いでいると考えられています。

他にも、体が濡れているうちは飛ぶことができないため、飛び立つ前には必ず甲羅干しを行い、綺麗に翅を広げられるようになってから飛び立ちます。
まだまだ忍野村には春は訪れそうにありませんが、生き物たちは私たちの気づかないほんのちょっとした変化を敏感に感じ取っているのかもしれません。
飼育スタッフ 川野
ワカサギ新チャレンジ③
2月24日(月)のブログで「ワカサギ」の受精卵についてご紹介
その後、無事に孵化し、稚魚が生まれてきました。
毎日観察を行い、口が
飼育スタッフ 西中
今日のカットはどうしますか?
水族館を入って一番初めの水槽であるエントランス水槽にて展示している「オランダガラシ(クレソン)」が今年も花を咲かせてくれました。
開花部分をよく見てみると、小さな青唐辛子のような実が付いているのも確認できました。
健康に育成しているのは大変喜ばしい事ですが、あまりにも繁茂していたため、全体のバランスを見ながらトリミングを行いました。
私たちの髪の毛と同じく、ひとたび葉や茎を切り落としたのなら、再び成長し立派な葉をつけるまでに時間がかかってしまうため、慎重に行う必要があります。
トリミングは景観を良好に保つだけでなく、隣で育成している植物に栄養を行き渡らせる効果もあるため、今後も定期的な手入れを心がけていきたいです。
飼育スタッフ 川野
満面の笑み
1月2日(水)から1階企画水槽にて、企画展「うわ!騙された!ニセモノ展」を開催しています。
今回はその中から「ヒョウモントカゲモドキ」をご紹介します。
アフガニスタン、パキスタン、インド北西部の岩などが広がる荒野に生息している夜行性のヤモリです。
特徴としては、ヤモリは通常「趾下薄板(しかはくばん)」という壁面へ貼り付くための器官を持っていますが、
ヒョウモントカゲモドキにはそれがないので垂直の壁は登れません。
また、他のヤモリは持っていない「まぶた」を持っています。
瞬きする姿は特に可愛らしいです。
普段は流木の下で寝ていることが多いですが、是非この可愛らしい姿を観察してみてください。
飼育スタッフ 髙部
閉館後の水槽②
飼育スタッフの仕事は来館者の方々がいる昼間だけではなく、
水族館が閉館した後も、大型水槽のお掃除や夜行性の生物に給餌をしたりしています。
作業をしない場所は電気を消すので、夜は開館中では見られない館内の姿を見ることが出来ます。
前回のブログ“閉館後の水槽”でご紹介した2階から撮影した二重回遊水槽を今回は1階から撮影してみました。
奥からの光のみが水槽内を照らしているため、魚と擬木が影になり神秘的な光景が広がっています。
青と黒のコントラストがとても美しい写真を撮ることが出来ました。
またこのような飼育スタッフならではの写真が撮れたらブログでご紹介しますね。
飼育スタッフ 一見