2026年05月01日

ワカサギの新展示開始しました!

4月25日から開館25周年を記念して「ワカサギ」の新展示を開始しています。

ワカサギ

ワカサギは日本各地の湖で釣りが盛んに行われている魚で、山梨県では富士五湖でボート船などでの釣りを楽しむことが出来ます。

名前はよく知られている魚ですが体が傷つきやすく、また寿命も1年ととても短い魚なので飼育が難しく展示している水族館は全国でも限られています。

当館では10匹程度の展示は以前から行っていましたが、今回の新水槽では約500匹のワカサギを展示しています。

500匹の群れで泳ぐワカサギはキラキラと輝き、とてもきれいで見応えがあります。

水族館にお越しの際はぜひワカサギ水槽を観察してみて下さい。

群れで泳ぐワカサギは圧巻です!

 

飼育スタッフ 鷲雄

2026年04月28日

初めまして

初めまして。今年の4月に入社しました、井上と申します。

幼い頃から水族館の飼育員になることを夢見ていたので、興味のある淡水の生き物を扱う森の中の水族館。にご縁をいただけてとても嬉しく思っています。

 

出身は九州で、好きな生き物は両生類・爬虫類です。その中でも特に蛇が大好きなので、いつか皆様にその魅力をお伝えする機会を設けられたらいいなと思います。

入社して早くも一ヶ月が経ちましたが、実際に働いてみると飼育員には生き物のお世話以外にもたくさんの仕事がある事に驚きました。

今は先輩方に教わりながら日々経験を積んでいますが、新しい発見や学びばかりの毎日です。

まだまだ慣れないこともありますが、一人前の飼育員になれるよう精一杯頑張りますので、今後もよろしくお願いいたします。

飼育スタッフ 井上

2026年04月27日

水族館で稲作始めました(2年目)①

先日、里地里山水槽に今年植える稲の「芽出し」を行い、お米作り2年目が始まりました。

芽出しとは、眠っている状態の種を水につける事によって、種まき前に小さな芽を少しだけ出させる準備の事です。

玉ねぎネットに今年分の種が入ってます。

芽出しを行うと、土にまいた後にバラバラのタイミングで芽が出るのを防ぎ、成長段階を揃える事が出来ます。

また、すぐに根を張って芽を伸ばすので、田植えの時期を早めることが出来ます。

この作業は稲を育てるにあたって、とても重要な工程です。

去年は12℃の冷たい水につけてじっくりと芽出しをしましたが、今回は12℃だけではなく、30℃の暖かい水でも試してみることにしました。

去年は稲作自体が初めてだったため戸惑う事が多かったのですが、2年目となる今年は品質良く育てられるように頑張ります。

飼育スタッフ 西中

2026年04月25日

開館25周年イベントが盛りだくさん!

本日4月25日で森の中の水族館。山梨県立富士湧水の里水族館は開館25周年を迎えました。

開館25周年を記念して、本日から記念シールのプレゼントとワカサギの新展示、

25周年記念限定デザインの年間パスポートなど様々なイベントを行っています。

 

また今年の7月21日~8月31日の夏休み期間には普段よりも2時間開館時間を延ばして「夜の水族館」も行う予定です。

それに合わせて、7月21日から新ユニフォームや展示リニューアル、シアターホールの新映像など様々なことを予定しています。

イベント盛りだくさんの25周年をぜひお楽しみください。

いろいろやります!お楽しみに!
2026年04月24日

個性的な生き物揃ってます

今回はバックヤードで飼育している「オニダルマオコゼ」という魚についてご紹介します。オニダルマオコゼは太平洋からインド洋の浅い岩場に生息しているオコゼの仲間で、日本でも沖縄などの暖かい海で見ることができます。

正面からみるとまるで鬼のような怖い顔をしており、背ビレには強い毒を持っているため素手で触るのは非常に危険です。

オニダルマオコゼの正面から見た顔

恐ろしいイメージの魚ですが、実は白身の淡白な味わいで食べることも可能な食用魚でもあります。

また、コケの生えた石のような外見と、餌が目の前に来るまで微動だにしない性質から石と間違われやすく、野生下では気付かずに踏んでしまい、猛毒にやられるそんな事故も多発しています。その擬態具合は気を抜くと水槽内でも見失ってしまうほどです。

そんなバックヤードでは他にも普段展示に出ていない様々な生き物を見ることができるため、ご来館の際はふるってご参加ください。なお、バックヤードツアーは毎週土曜・日曜日の午前11:30と午後14:30の1日2回開催で、毎回先着10名様のイベントとなっております。参加ご希望の方は1階受付にてお声がけください。

 

飼育スタッフ堀内

2026年04月23日

稲がない間の田んぼは?

12月22日のブログにて里地里山水槽の田んぼエリアで稲刈りを行ったとお伝えしました。

稲刈り後、田んぼには「ゲンゲ」というマメ科の植物を植え、葉っぱが生い茂っています。

緑の絨毯

聞き馴染みのない名前ですが、ゲンゲは別名「レンゲソウ(蓮華草)」とも呼ばれ、別名の方が有名な植物です。

ゲンゲは可愛らしい花を咲かせる植物ですが、田んぼの「緑肥(りょくひ)」として役に立ちます。

緑肥とは「肥料になるために育てる植物」の事です。

ゲンゲの根には「根粒菌(こんりゅうきん)」と呼ばれる細菌が共生しています。

この菌が空気中の窒素を取り込み、稲の成長に必要な窒素分を土に補うことが出来ます。

他にも、レンゲソウの根や茎が土の中で分解されることによって、土の中の微生物が活発に活動するようになります。

花が咲く前の一番栄養が高い時に、土と一緒に混ぜてしまうので、ゲンゲの緑の絨毯はこの時期ならではの光景です。

混ぜるのが勿体ないくらい綺麗な花

飼育スタッフ 西中

2026年04月13日

生き物たちの春

2026年04月10日

クローバーの横には?

3月21日(土)のブログにて里地里山水槽の「シロツメクサ」を紹介しました。

そのシロツメクサの隣には丸い葉っぱが特徴の「ユキノシタ」という植物も生えています。

ギザギザした葉っぱが特徴です。

ユキノシタの名前は「雪の下でも緑の葉を絶やさないから」や「雪(白い花)の下に葉があるから」などが由来と言われています。

そんなユキノシタは最近、葉が少しずつ増えてきました。

ちいさな葉っぱが増えてきました。

ユキノシタは種から増えていくのではなく、ランナー(匍匐株)と呼ばれる特殊な茎を伸ばして自分の分身(子株)を増やしていきます。

小さな葉っぱが可愛らしいので陸上植物にも注目してみて下さい。

飼育スタッフ 西中

2026年03月27日

ゆかいな傍役たち

現在水族館1階で開催している企画展青の世界展も、残すところあと4日間となりました。

ニシキテグリ水槽

今回は、「青の世界展」で展示している生き物をご紹介するのではなく、同じ水槽内にいるとある傍役をご紹介したいと思います。

にいる傍役

その傍役の名前はマガキガイです。

魚名板にはありませんが、企画展水槽で海水生物を展示している水槽をよく観察してみると、底に意外と沢山います。

このマガキガイは、砂や壁についたいらない有機物(展示生物の食べ残しやコケなど)を食べてくれるお掃除屋さんなのです。

そんなマガキガイのいる水槽を、ある日たまたま覗いてみたらなんと綺麗に縦一列に並んでいました。

ゆかいな傍役たち

その行動にどんな意図があるのかは分かりませんが、思わず写真に収めてしまいました。

まるで縦列駐車のように並ぶマガキガイ達の写真をどうぞご覧ください。

飼育スタッフ 一見

2026年03月21日

幸運のクローバー?

里地里山水槽では水槽内の生き物だけではなく、陸上の里山環境も再現しているので、様々な植物を見る事が出来ます。

ため池水槽

先日、水族館の中で四つ葉のクローバーを見つけたと声を掛けられました。

気になったので、ため池をイメージした水槽の前に生えているシロツメクサをよく確認してみると、

確かに三つ葉の中に一つだけ四つ葉を見つける事が出来ました。

調べてみると、四つ葉のクローバーが見つかる確率は1万分の1(0.01%)程度と言われているそうで、かなり珍しいみたいです。

幼い頃に四つ葉のクローバーを探した記憶がよみがえり、懐かしい気持ちになりました。

里地里山水槽では1年を通してシロツメクサを見る事が出来るので、四つ葉を探してみて下さい。

飼育スタッフ 西中