2023年04月22日

森の中の工作体験。

今週末(4月22日【土】~23日【日】)水族館では、“森の中の工作体験。”というイベントを開催しています。

このイベントでは、木製の生き物のパーツを組み立ててキーホルダーやマグネットを作ることが出来ます。

生き物によって体の造りが異なるので、それぞれどんな構造をしているのか考えながら組み立ててみて下さいね。

このイベントは、水族館1階のエレベーター横で開催しています。

自分好みに着色して世界に一つだけの作品を作ってみましょう!

飼育スタッフ 一見

2023年04月21日

妖精の様にかわいい

エントランスにあるマンスリー水槽では

4月の生き物として「トウキョウサンショウウオ」を展示しています。

 

一般的にサンショウウオと聞くと、

オオサンショウウオのイメージが強いのか体が大きい生き物だとよく勘違いされます。

お客様の様子を見ていると、小さいことに驚かれることがほとんどです。

 

実はサンショウウオのほとんどが全長20㎝以下の体が小さい生き物です。

 

現在はトウキョウサンショウウオの成体と幼生を展示していています。

幼生は更に小さく、全長1㎝ほどしかありません。

 

成体と幼生を同時に展示していますので、

見比べて観察してみて下さい。

 

飼育スタッフ 山﨑

2023年04月20日

パワーアップした顕微鏡

マミズクラゲの連続展示記録2000日目を迎えてから1ヶ月半が経ちました。

2000日目の時は蕾だった桜も今は満開です。

葉っぱもちらっと見えてます。

さて、マミズクラゲの飼育・研究で欠かすことが出来ない道具といえば「顕微鏡」です。

マミズクラゲの雌雄判別や、ポリプの様子を確認するのに使用しています。

今までは少し古い顕微鏡を使っていましたが、今回新しいものにパワーアップしました。

←古い顕微鏡   新しい顕微鏡→

古い顕微鏡はレンズにカメラを近づけて無理やり写真を撮っていましたが、

新しい顕微鏡はモニターが付いていて、写真や動画を撮ることはもちろん、画面上でサイズを測る事も出来ます。

この新しい顕微鏡を使ってマミズクラゲの飼育と研究の幅を広げ、連続展示記録3000日を目指します。

飼育スタッフ 西中

2023年04月17日

はじめまして2号

はじめまして、4月より水族館で働いている伊藤幹太です。

前回の川野君に続いて2人目の新人飼育スタッフです。僕は前職でも飼育員をしていて、その経験を活かした解説などを積極的に行っていこうと思います。

水族館で働いていると毎日水槽や生き物、お客様の顔やスタッフのことをよく見ますが、森の中の水族館。で働いていると前職では見なかったものを毎日見るようになりました。

 

それがこちらです。

富士山です。

出勤時にかなり大きな姿を見るようになり、快晴の日や、山頂に雲がかかっている日など、日ごとに少しずつ異なっているのでかなり面白いです。

そんな富士山の麓で毎日富士山と生き物を見ながら頑張っていくので、これからよろしくお願いします。

飼育スタッフ 伊藤

2023年04月15日

はじめまして1号

はじめまして、今春から飼育スタッフとして入社いたしました川野やまとです。

生き物や自然環境の面白さを多くのお客様にお伝えできるよう、日々精進して参ります。特に肉食魚が大好きで、いつか肉食魚にフォーカスした企画を行いたいと考えております。

 

さて、もうすぐ入社してから一か月が経ちますが、早くも気になる生き物を見つけました。

現在開催中の特別展「魚の形」展で展示している「ボウウオ」です。

中国原産の肉食魚で、中国語名では「ガンユイ」とも言います。スタイリッシュな見た目の通り非常に機敏に泳ぐのですが、こう見えて実はコイの仲間です

外池でゆったり泳いでいるニシキゴイたちと同じ仲間の魚とは思えない生態を持ち、魚の世界は奥深いなと感じずにはいられません。

肉食魚好きの方もそうでない方もきっとかっこいいと思える魚ですので、ぜひご覧ください。

 

飼育スタッフ 川野

2023年04月08日

エスカでパクリ!

4月5日(水)から特別展「魚の形展」を開催しています。

変わった形をした魚や変わった部位を持つ魚を展示しており、魚にもいろいろな形があることを学ぶことができます。

その中で私が気に入っている魚が「イロカエルアンコウ」です。

写真で見るとなんともいえない可愛い顔をしていますね。

カエルアンコウは魚なのに泳ぐには少し苦手で、胸ビレを使い海底を歩くように移動をするのが特徴的です。

またこの魚も「変わった部位」を持っており、それがこのエスカと呼ばれる部分です。

野生化ではこれを器用に振って小魚などの餌をおびきよせ、パクリと丸のみしてしまいます。

たまにお腹を空かして餌がない時でもエスカを振っているときがあるので、じっくり観察してみて下さい。

 

飼育スタッフ 橋口

2023年04月03日

畳が再登場!

春らしい気温になり全国各地で桜の開花が発表されています。
忍野村の桜はようやくつぼが膨らみ始めました。


この調子だと満開になるのは4月中旬あたりになりそうです。
さて、水族館の横見水槽前に寝ながら水槽を見る事が出来る「畳」を再設置しました。


コロナ禍で一時的に撤去していましたが、寝て見られる水槽はどこですか?と質問をいただいていたので、今回満を持して再登場です。

横になりながら水中を見ていると、魚との距離が近くなり泳いでいるような気分にもなれます。

チョウザメが近くに来ると迫力満点なので是非ご覧ください。

飼育スタッフ 西中

2023年03月27日

もうすぐ春ですね

あと少しで4月ということで、春の陽気も近づいてきました。

忍野村も少しずつ暖かくなってきたのを感じ取っているのか、バックヤードのヘビたちも動き始めました。

私が飼育担当している「ジムグリ」というヘビも厳しい冬を乗り越えて元気に過ごしています。

冬の間は絶食期になるので餌を全く食べませんでしたが、春に近づくにつれて徐々に餌を食べ始めます。

今は暖かくなってきたとはいえ少し冷える日もあるのでまだ餌は食べていませんが、本格的な春になる頃に食べ始めてくれるといいなと思います。

 

飼育スタッフ 橋口

2023年03月25日

大群がやってきた!

今年の2月から展示を開始した新コーナー“西湖のクニマス”では、西湖の湖底30Mに設置されているライブカメラの映像をリアルタイムで見ることができます。

実はそのカメラに先日から魚の大群が映るようになりました。

体が小さくて細長く、光を反射してキラキラする体表を持つこの魚は“ワカサギ”です。

この時期はワカサギの繁殖期でもあるため、ライブカメラ周辺で産卵しようと集まってきたのかもしれませんね。

沢山のワカサギの群れはとても綺麗で迫力があります。

水族館を訪れた際はライブカメラを暫く観察してみて下さい。

タイミングが良ければワカサギの大群に会えるかもしれません。

飼育スタッフ 一見

2023年03月20日

水槽の中に春が来た!

3月も中旬に入り、忍野村でも暖かい日が続くようになりました。

 

少しずつ春が近づいていく中、

水族館の水槽内では一足先にコケやセリなどの植物たちが成長してきています。

植物の陰に生き物が隠れているかも!

 

もしかしたら水槽の中で花が咲いている所が見られるかもしれません。

水槽を観察するときは生き物だけでなくレイアウトにも注目してみると季節によって新しい発見があるかもしれません。

 

飼育スタッフ 鷲雄