2022年11月11日

絵を描く飼育スタッフ その9

気づけばもう11月、今年も残るところ後2ヶ月です。

2022年も沢山のイラストを描いた年となりました。

現在、私は来年度の年間パスポート用に新しいイラストを描き進めています。

次のイラストは、水族館の中流水槽で泳いでいる婚姻色がとても綺麗なあの魚を描く予定です。

オスの婚姻色と尻びれが長いのが特徴だよ!

完成したイラストは、来年の2023年4月25日以降からの年間パスポートにプリントされるのでお楽しみに!

飼育スタッフ 一見

2022年11月08日

「飼育スタッフが選ぶ〇〇が凄い生き物展」が始まりました!

11月2日(水)から水族館2階企画展コーナーでは企画展「飼育スタッフが選ぶ〇〇が凄い生き物展」を開催しています。

12月26日まで開催しています!

この企画展は、毎日沢山の生き物に関わっている飼育スタッフが「ここが凄い!」と感心した生き物を11種類展示しています。

また、生き物だけではなく、水槽の周りに貼ってある解説ポップやパネルもこだわって作成しました。

ポップやパネルも注目!

展示している生き物の注目して欲しいポイントなどが沢山書いてあるので、是非ご覧ください。

イラストも頑張って描いてみました!

どんな生き物が展示されているかは、ブログで紹介していく予定なのでお楽しみに。

飼育スタッフ 西中

2022年11月01日

久々の展示変更!

昨日10月31日(月)で特別展「君はどれだけ生き物のことを知っている?~ものしり百科展」が終わり、

昨日の閉館後から今日にかけて特別展の展示変更をしています。

水槽の掃除やレイアウトをしたり、新たな生き物の搬入などを飼育スタッフ総動員で行っています。

企画展水槽は意外と高さがあります
逆さまにひっくり返ります

明日11月2日(水)から1階企画水槽では品種改良された生き物に焦点を当てた企画展「品種改良展」、

2階企画展コーナーでは生き物のここが凄いと飼育スタッフが感心した生き物を集めた企画展「飼育スタッフが選ぶ〇〇が凄い生き物展」が始まります。

初めて展示する生き物から馴染みが深い生き物まで展示する予定となっていますので、

明日からの展示スタートをお楽しみに。

お楽しみに!!

飼育スタッフ西中

 

2022年10月30日

新しくなったエントランス水槽

水族館に入ると最初に出迎えてくれるエントランスの水槽がパワーアップしました。

以前はワサビが生えている場所を再現した緑豊かな水槽でしたが水槽自体を設置し直し、今回は「アクアポニックス」を再現した水槽へと生まれ変わりました。

アクアポニックス」とは、養殖と栽培が同時に行える『新しい農業』として注目されています。

魚から出た排泄物や餌の残りなどを微生物が分解することで植物の栄養素に変え、栄養価が高まった水が植物の水槽に送られるという仕組みです。

上の水槽には前回と同じく、ワサビを植えました。下の水槽にはコチョウザメとニッコウイワナを展示しています。

水族館に遊びに来た際は、新しくなったエントランスの水槽にも注目してみて下さい。

 

飼育スタッフ 橋口

2022年10月30日

あの魚が展示予定

昨日、とある生き物が水族館にやってきました。

 

この魚はアユのように1年で一生を終える魚として知られ、

冬になると釣りで盛り上がる魚です。

 

また、てんぷらにしても美味しい魚でもあります。

レビ番組でも当館のこの魚が取り上げられた事もあり、

展示しているかどうかの問い合わせが度々来るほど人気な魚です。

 

現在は水族館に来たばかりなのでバックヤード治療中ですが、

11月のマンスリー水槽で展示する予定なので、

どんな魚か楽しみにしていてください。

 

飼育スタッフ山﨑

2022年10月28日

水槽内の掃除屋

水族館1階希少生物水槽で展示している「ボウズハゼ」の水槽をよく見てみてみると、

水槽内のコケが剥がれているように見えるところがあります。

コケが剥がれてる?

 

実はこれは、自然に剥がれたものではなくボウズハゼがコケを食べているのです。

ボウズハゼは石や岩に付着したコケを主食にしていて、

水槽内でも石や壁面についたコケを食べています。

 

実はボウズハゼのしわざ!

 

水槽内をきれいにしてくれて掃除の手間が省けるのはありがたいことですが、

コケがなくなってしまうとボウズハゼのエサもなくなってしまうのが悩みどころです。

飼育スタッフ 鷲雄

2022年10月27日

様々な影

10月2日(日)のブログにて富士山の初冠雪を紹介しました。

現在の富士山は雪をまとって綺麗に見えます。

近くのフォトスポットで撮影しました!

最高気温が15℃を下回り肌寒い日が続いているので、暖かい恰好でお越し下さいね。

さて、度々話題になる「二重回遊水槽」ですが、時間によって様々な「影」を見ることができます。

晴れている日の午前中は、太陽の光が水槽に差し込みます。

朝一の上流水槽前の床や、二重回遊水槽の内側に魚の影が映し出されるので、

可愛らしい姿を見ることが出来ます。

影で見ると可愛いです♡

水槽や魚たちだけではなく、魚たちが作る影も館内で楽しんでみて下さい。

飼育スタッフ 西中

2022年10月24日

ものしり百科展 クイズ編②

10月13日(木)のブログに引き続き、今回も特別展“ものしり百科展”で掲示している生き物クイズを1つご紹介します。

今回紹介するのは、“サカサナマズ”です。

名前からも分かる通りサカサナマズはほとんどの場合背中を地面に向けた背泳ぎをするのが特徴的な魚ですが、なぜ彼らは逆さまに泳ぐのか分かりますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答えは“分からない”です!

実は、逆さまになって泳ぐ理由がまだ解明されていないのです。

このように学者や飼育スタッフを悩ます不思議な生態を持つ生き物は沢山います。

サカサナマズ以外にも“ものしり百科展”では変わった特徴を持つ生き物達を展示しているので、是非観察してみて下さいね。

飼育スタッフ 一見

2022年10月22日

初めての潜水

水族館の飼育スタッフとして働き出してから早4カ月が経ちました

先日、二重回遊水槽で潜水の練習を始めました。水族館では週に一回、二重回遊水槽に潜ってアクリル掃除や魚の糞やゴミの吸出しを行っています。

潜水作業は飼育スタッフが交代しながら行うので私も出来る様にならなければなりません。

潜るときはドライスーツを身に着けます。これだけだと簡単に浮いてしまうので腰に重りをつけ、更に酸素が入ったタンクも背負います。

全て付けた状態だと27kgくらいになるのでかなり重たいですが水に入ると浮力があるので重さを感じません。

いざアドバイスを受けながら潜水開始しますが、最初から人魚のように上手く潜って泳げるわけがなく、少しだけ底に沈んでこの日の練習は終了しました。

ダイビングの資格は持っているのにダイビングが苦手な私が果たして上手く潜れるようになるのか、

不安はいっぱいですが沢山アドバイスを受けながら潜れるように頑張ります。

 

飼育スタッフ 橋口

2022年10月15日

バイカモの花が咲きました。

先日見回りをしていたら、水族館2階ウッドデッキのビオトープに植えてある「バイカモ」が花を咲かせていました。

バイカモは水が冷たく、水流の強い湧水池に生える水草です。

 

梅に似た花を咲かせるので、漢字では「梅花藻」と書きます。

 

バイカモの花。可愛らしい花が咲いてくれました。

 

去年から何度かビオトープにバイカモを植えていたのですが、

水流の強さや底砂の厚さなどが合わず、水に流されてしまってうまく育てられませんでした。

 

今年は調整しなおして再度植えたところ、うまく定着してくれて花を咲かせてくれました。

 

開花時期は5月~9月ということなので、今年最後の開花だったのかなと思います。

来年はもっと花を咲かせられるように丁寧にお世話していきます。

飼育スタッフ 鷲雄