2022年08月26日

【おこぼれちょうだい】コバンザメ

現在好評開催中の「~君はどれだけ生き物のことを知っている?~ものしり百科展」から今回は「コバンザメ」をご紹介します。

 

コバンザメはサメや大型魚のお腹に頭部の吸盤でくっつき、

エサの食べこぼしを食べることで有名な海水魚で、他の水族館で見たことがある方も多いかと思います。

壁に張り付くコバンザメ。見えているのはお腹の部分。

 

このコバンザメ、サメという名前が入っていますが実はスズキ目に属する硬骨魚類でサメの仲間ではありません。

サメに姿かたちが似ているので、サメという名前が付けられてしまいました。

 

水族館では水槽の壁に張り付いている姿をよく見かけます。

運良く展示面に張り付いてくれれば、吸盤部分も見ることが出来ますのでぜひ観察してみてください。

吸着力は意外と強い。

 

飼育スタッフ 鷲雄

2022年08月25日

おさかな缶バッジ作り

現在水族館では、新しいイベント“おさかな缶バッジ作り”を開催しています。

塗り絵式の缶バッジは、スタッフが描いたイラストを使っています。

ニジマス、キンギョ、カメの3種類のイラストの中から好きなものを選んで塗ってみてください。

もちろん無地の缶バッジもあるので、オリジナルイラストを描くこともできますよ。

おさかな缶バッチ作りは、8月25日(木)~8月27日(土)まで開催しています。

イラストを塗ったり自分で好きな生き物を描いたりしてオリジナルの缶バッジを作ってみましょう!

飼育スタッフ 一見

2022年08月23日

満を持して再登場!

現在、水族館1階企画水槽と2階企画展示コーナーにて「~君はどれだけ生き物のことを知っている?~ものしり百科展」を大好評開催中です。

計22種類の生き物たちについて、それぞれクイズに答えながら知る事が出来ます。

その中でも特に人気のある生き物が「フラワーホーン」です。

詳しくは2021年11月8日のブログを見てね!

実は、このフラワーホーンは去年(2021年7月14日~12月6日)行った特別展「~帰ってきた変わりものたち~変わりもの展2」で展示していたのですが、

展示が終わった後、「どこにいますか?」「また展示する予定ありますか?」と沢山の質問を受けたほど、

心待ちにしていたお客様が多くいらっしゃいました。

なので、今回満を持して再登場です。

水槽の前に立つと近くに寄ってくるのがとても可愛らしいので、是非観察してみて下さい。

見られて…る…?

飼育スタッフ 西中

2022年08月20日

2022年度 ホトケドジョウの産卵記録⑤

以前からご紹介している「ホトケドジョウの稚魚」ですが、

孵化から2ヶ月が経過して約3cmに成長しました。

 

現在は刻んだ赤虫をエサとして与えています。

 

親のホトケドジョウと変わらない体色になってきていて、顔つきも大人らしくなってきました。

赤虫を食べてお腹いっぱいのホトケドジョウ

 

立派なホトケドジョウになるようにこれからもしっかり飼育していきます。

 

飼育スタッフ 鷲雄

2022年08月19日

水族館写生大会2022🎨

早いもので今年の夏休みも残るところあと少しとなりました。

水族館では8月7日(日)~8月31(水)の夏休み期間中、写生大会を開催しています。

画用紙や色鉛筆などの画材は水族館1階の受付にて貸し出しているので、気軽にスタッフまでお声かけ下さい。

優秀作品に選ばれた方々には、素敵な記念品をご用意しています。

お絵描きも水族館も両方好きな方にはたまらないイベントですね。

実は私も毎年こっそり1枚描いています。

描いた作品は1年間館内に飾られるので、写生大会が終わったあとも作品を鑑賞する事ができます。

 

皆さんも水族館の思い出として1枚描いてみてはいかがですか。

飼育スタッフ 一見

2022年08月15日

マミズクラゲの連続展示記録1800日達成!

昨日(8/15)にマミズクラゲの連続展示記録が「1800日」を達成し、いよいよ2000日が見えてきました。

これからも記録を更新できるように飼育と研究を頑張ります。

野生下でもそろそろ見つかる時期です。

 

さて、そのマミズクラゲが展示しているマイクロアクアリウムコーナーですが、

新たな生き物を展示しようと模索しています。

その生き物は冷たい水に生息しているので、

この暑い時期にどのように展示しようかと迷っています。

水を冷たくするクーラーを付けるというのもありですが、

水槽の表面に結露が付いてしまって見づらくなるのが悩みどころです。

その生き物の展示を開始したらブログにてお知らせしますので、お楽しみに。

ヨコエビ好きな人はこの写真で分かるかも…?

生き物のヒントは「ヨコエビ」の仲間です。

飼育スタッフ西中

2022年08月14日

週替わりのイベント

本日8/14(日)から夏休みイベント「ジェルキャンドル作り」が始まりました。

ガラスカップに好きな色の砂やガラス細工を入れてオリジナルのジェルキャンドルを作れます。作ったジェルキャンドルは持ち帰ることができ、お家で飾ったり火をつけて楽しむことが出来ます。

また夏休み期間は毎日イベントを行っています。

週替わりで様々なイベントが行われるので、どの様なイベントが行われているかは水族館のホームページをご覧ください。

 

飼育スタッフ 橋口

2022年08月08日

飛び込みたくなる季節

最高気温が30℃近くになる日が増えたので、熱中症対策をしながら飼育作業を行っています。

暑い日といえば、水着を着てプールに飛び込みたくなると思います。

外気温が暑いので二重回遊水槽の潜水掃除の時はそのまま飛び込みたくなりますが、

水温が12℃しかないので、水着で水槽に飛び込むと冷たすぎて体が動かなくなってしまいます。

そこで、潜水掃除の時は「ドライスーツ」を着て入ります。

今日もシャチが泳いでいます。

ドライスーツは水を通さないので制服を着たまま水槽の中に入る事が出来ます。

しかし、制服は半袖なのでずっと水の中で作業をしていると、

寒さで徐々に体が動かなくなってしまいます。

なので、制服の上にさらに暖かい「つなぎ」を着るスタッフが多いです。

ダウンのつなぎはやっぱり暑い!

実は、夏場の潜水掃除の準備をしている時が一番暑くて大変かもしれません。

寒さに負けず笑顔で潜水掃除中

飼育スタッフ 西中

2022年08月07日

魚の見分け方②

先日ブログで魚の見分け方について書きましたが、今回は第二弾をお届けします。
まずこの写真の魚は「タモロコ」です。
タモロコは岸辺の魚水槽で撮ったのですが、これによく似た魚がいます。
それがこちら。
この魚は「モツゴ」です。
一瞬見ただけだとどっちがどっちか分かりにくいですが、特徴としてタモロコは体はずんぐりとしていて口先が丸くなっています。
これに対して、モツゴは体高がタモロコに比べて高くて口先が上向きになっています。
このことからモツゴは別名「クチボソ」と呼ばれています。
一見同じ魚に見えますが、よく見るとそれぞれ特徴が違っているので、その違いを探しながら魚を覚えています。
少しでも早く魚が確実に見分けられるようになりたいです。
飼育スタッフ 橋口
2022年08月04日

今日のアカハライモリ㉔

6月30日のブログ“今日のアカハライモリ㉓”で紹介した今年産まれのアカハライモリ幼生たちは、現在すくすく成長しています。

後ろ脚が生えてよく動くようになったため、餌を食べる量が増えてきました。

産まれたばかりの頃は生き餌の“アルテミア(小さな甲殻類)”を与えていましたが、最近は栄養価がより高い冷凍赤虫を刻んで与えています。

摂餌後は赤虫でお腹が真っ赤になるので、ちゃんと食べているかがよく分かります。

幼生の時期はまだアカハライモリ特有のお腹の赤い模様はありませんが、赤虫を食べた後の姿を見ると成体のような赤腹模様に見えて面白いですね。

飼育スタッフ 一見