2022年09月25日

エボシカメレオンの脱皮

先日のブログでカイカムリの脱皮について紹介をしましたが、今度はエボシカメレオンが脱皮をしたのでそちらもご紹介します。

カイカムリなどの甲殻類は殻を脱ぐようにして脱皮をしますが、カメレオンは皮が剥がれる様に脱皮をします。

皮は自然にポロポロと落ちるものですが、何日経っても取れないものは病気の原因にもなるのでピンセットを使って取ってあげます。

最初はピンセットを近づけるのも困難でしたが、最近はケージの中に手を入れても怖がったり威嚇することもなくなりました。

この調子でどんどん人慣れをしてほしいと思います。

 

飼育スタッフ 橋口

2022年09月23日

次のマンスリー水槽は…?

9月後半にさしかかると、水族館のある忍野村は朝晩が冷え込む日が増えて秋らしい気温になりました。

10月まであと1週間なので、次のマンスリー水槽を考える必要があります。

次のマンスリー水槽のテーマは“ハロウィン”です。

実は水族館のバックヤードには、既にハロウィンにぴったりの生き物が待機しています。

どんな生き物が展示されるのかお楽しみに!

ヒントは”トリック オア トリート!”

飼育スタッフ 一見

2022年09月22日

モクズガニの定位置

9月17日から展示を始めたモクズガニは、

初日こそは水槽内を動き回りせわしない様子が見られましたが、

展示開始から数日で自分の定位置を見つけたようです。

 

自然界では草木の陰や、岩や木の隙などを定位置にして生活しているので、

今回の水槽のレイアウトでも流木を入れたところ、

そこに定着しました。

 

レイアウトを作っていて、

狙い通りに生き物が通ったり使ったりしてくれるととてもうれしいです。

 

水槽左側の流木の陰に隠れているので、ぜひ探してみて下さい。

 

飼育スタッフ山﨑

2022年09月20日

魚釣り体験のイベントたち

先日、館内で「今日釣った魚が泳いでいる!」という声が聞こえてきました。

山梨県は釣り堀や渓流釣り・フライフィッシング・アユの友釣り・

ワカサギ釣りなど様々な釣りを楽しむことが出来るスポットが沢山あります。

水族館の傍を流れる桂川もフライフィッシングを楽しめるスポットの一つです。

フライ(毛ばり)の投げ方や作り方を講師の方から直接教えてもらう事が出来る体験イベント

「フライフィッシング講習会」は毎年5月頃に開催しています。

フライフィッシング講習会

また、来月10月16日(日)に体験イベント「魚釣り体験~行こうぜ魚釣り~」を開催予定です。

行こうぜ魚釣り!

このイベントは富士五湖の一つ「西湖」に行って実際に魚釣りを体験できるイベントです。

魚の釣り方や餌、釣った魚の扱い方などを学ぶ事が出来るので、

魚釣りをした事がある方はもちろん、魚釣り自体初めての方も楽しめるイベントです。

参加ご希望の方は水族館まで!

それ以外にも、山梨県では実際に釣りを体験できるイベントなどを各地で開催しています。

こちらのお問い合わせは山梨県漁連のHPまで!

私は釣りをした事がほとんどないのですが、

これを機にやってみようかなと思っています。

飼育スタッフ 西中

2022年09月19日

連休中のイベント

17日(土)からシルバーウィークに入り、水族館は本日もたくさんのお客様で賑わっております。

また17日(土)~19日(月)までは、体験イベント「オリジナルエコバッグ作り」を開催中です。

水族館オリジナルのスタンプやペンを使って自分だけのオリジナルエコバッグを作ることが出来ます。

バッグの形もミニトートバッグや色々な物が入る大きめの物まで様々なので、好きな大きさのバッグを選んで作れます。

皆様もぜひ来館された際にはご参加してみて下さい。

そして23日(土)~25日(日)の3日間は体験イベント「ジェルキャンドル作り」を開催予定となっていますので、そちらもどうぞお楽しみに。

 

飼育スタッフ 橋口

2022年09月17日

世界遺産を背負う。

7月21日(木)のブログで紹介した富士山の模型を背負うカイカムリですが、富士山を気に入ってくれたのかその後も毎日背負っています。

そのせいか模型の形が崩れかけていて、コケも生えて汚れてしまいました。

数日前に脱皮をして体が綺麗になったので、この機会に富士山の模型も新しく作り直しました。

今回は大小さまざまな大きさの富士山を水槽に沈めています。

そして選ばれたのは、なんと特大富士山でした!

脱皮で体が大きくなった分、背負う物も大きいほうがいいのでしょうか?

世界遺産を背負うカイカムリ

飼育スタッフ 一見

2022年09月16日

モクズガニの展示をはじめます

9月8日(木)のブログで紹介した「モクズガニ」の水槽ですが、

レイアウトが完成したので、

9月17日(土)から展示を始めます

 

残す準備は飼育水が通る配管の設置と水槽の蓋の固定です。

 

モクズガニは「脱走の名人」といっても過言ではないほど、

力も強く簡単に蓋を開けて水槽から逃げてしまいます。

 

蓋を固定することも重要ですが、

蓋の頑丈さにも注意して今回は作製しました。

 

この水槽にモクズガニを入れてどの様に動き回るかはまだ分かりませんが、

水槽のレイアウトを気に入ってくれると嬉しいです。

 

飼育スタッフ山﨑

2022年09月15日

【眼が無い魚】ブラインドケーブカラシン

現在好評開催中の「~君はどれだけ生き物のことを知っている?~ものしり百科展」から、

今回は「ブラインドケーブカラシン」をご紹介します。

 

生息地はメキシコで、洞窟内を流れる川に生息しています。

この魚、実は眼がありません。

ブラインドケーブカラシン。眼がありません。

 

光の届かない暗い洞窟の中に住んでいるため、眼が鱗に覆われて完全に退化してしまったのです。

まるでのっぺらぼうのよう。

 

眼が無いのでエサをあげると水槽内を所構わず動き回り、嗅覚や側線を頼りにエサを探します。

穏やかな性格で、エサも市販のものをよく食べてくれるので、実はとても飼育しやすい魚です。

機会があればぜひ飼育にもチャレンジしてみてください。

飼育スタッフ 鷲雄

2022年09月14日

ブログとインスタグラム

最近、「SNSで見たので来てみました。」というお客様の声をよく聞きます。

友達からもSNSで話題になっていたよ!と連絡が来て、なんだか嬉しい気持ちになりました。

これからも、沢山の方に知ってもらえるように頑張ります。

たびたび話題になる二重回遊水槽

こちらのブログでは、飼育スタッフしか見る事が出来ないような生き物の姿や変化、

館内やバックヤードでの出来事、特別展やイベント情報などを週5回のペースで発信しています。

また、水族館のインスタグラム公式アカウント「森の中の水族館。」では、

飼育スタッフが撮影した生き物の写真を中心に投稿しています。

インスタグラムの写真は水族館のホームページから見る事が出来ます。

#森の中の水族館

#森と淡水魚と私たち

と検索してもご覧いただけますので、チェックしてみて下さい。

飼育スタッフ 西中

2022年09月12日

脱皮したカイカムリ

ある日の朝、展示の水槽のチェックをしていると、一匹しかいないはずのカイカムリが二匹になっていました!

というのは冗談で、もう一匹いるように見えているのは脱皮した後の殻です。

綺麗に脱皮した殻は、形を整えて乾かすと標本として使うことが出来ます。

然な形に整えるのは地味に難しいですが、頑張って綺麗な標本になるようにしていきます。

ちなみに脱皮直後のカイカムリは色が一段と鮮やかになっているのでとても綺麗です。

貝などの殻を背負うことから名前が付けられていますが、脱皮した直後もすぐに気に入ったものを背負う姿は可愛いらしいですね。

今は飼育スタッフがスポンジを使って手作りした富士山(ちょっとボロボロになっています)を背負っていますが、今後は違うものも背負うかもしれないので、そちらにも注目してみて下さい。

 

飼育スタッフ 橋口