天気の良い日には
最近の忍野村の天気は
快晴の日もあれば、雲が多かったり、雨が突
毎日の気温差が激しく、健康管理がむずかしいです
晴れた日の休憩時間には水族館二階のウッドデッキに出て空を眺
しかし、ただ眺めているのではありません。
大きなレ
野鳥を探しています。
晴れていれば
羽の模様、胴体の色、尾翼
時々形が変わった鳥も飛んでいます。
この前
珍しい種類ではない
観察や写真を撮っている時は大型の鳥好きの私にはたまら
飼育スタッフ 山﨑
謎の容器
突然ですが、これはいったい何だと思いますか?
市販のタッパーを加工して作っているのですが、
実はこれ「ホトケドジョウの採卵容器」なんです。
ホトケドジョウは水草に卵を産み付けるのですが、
メダカの卵のような粘着力はなく、底に落ちてしまいます。
また、落ちた卵を親が食べてしまうこともあるので、
それを防ぐためにこのような容器を使います。
使い方はとても簡単で、まずネットとネットの間に水草を詰め、水に沈めます。
あとは、卵を産んでくれるのを待つだけです。
産まれた卵はネットの間を通って容器に落ちていきます。
果たしてホトケドジョウ達はこの手作り容器に卵を産んでくれるのでしょうか。
今後が楽しみです。
飼育スタッフ 古根川
エサの時間
水族館のある忍野村では、30度を超えるような暑い日が続いてい
今日は昨日と打って変わって最高気温が20度以下と少
水族館では「エサの時間」を毎日行っています。
時
魚に
*
飼育スタッ
漢字の勉強
現在水族館では「漢字で見る生き物展」を好評開催中です。
今回はその中でもヒトデとナマコをご紹介します。
ヒトデとナマコは棘皮動物と呼ばれる仲間で、姿かたちが他の生き物とは大きく違っています。
ヒトデは星の形をしていることから漢字で「海星」と書きます。

また、ナマコは形がネズミに似ていることから「海鼠」と書きます。

こちらは水槽の様子を写した写真ですが、お互い自分の漢字を知らないので、逆の漢字にへばりついています。
漢字を知っている私たちからすると少しおかしな光景でした。
飼育スタッフ 鷲雄
小さな幸せ
5月半ばに入って、水族館の周りも大分緑が生い茂ってきました。
そんな中、飼育スタッフは毎日水族館の周りに生えている野草を摘みに行っています。
なぜかと言いますと、2階に展示しているギリシャリクガメとフトアゴヒゲトカゲのごはんになるからです。
爬虫類たちに与えている野草は、タンポポの葉やシロツメグサ(クローバー)などです。

今日もいつもと変わらず野草を摘みに行くと、なんとシロツメグサの中に四葉のクローバーを発見しました。

早速、この小さな幸せを爬虫類たちにおすそ分けしましたが、彼らはおそらく気付いていないでしょう。
今日も元気にモリモリごはんを食べるだけでした。

ごはんが食べられることが彼らにとっての幸せのようです。
カエルの大変身 2
以前、変態途中の姿をご紹介したナガレタゴガエル達が、無事に変態を終えました。

若干、顔つきがまだ幼いですが、体はしっかり大人のカエルに育っています。

ちなみに、1年前にオタマジャクシからカエルに変態した個体と比べてみました。1年でここまで大きく育ちます。

この先、この子たちが元気に育っていくには、自分の力でエサを捕まえなくてはいけません。
口に入るとても小さなサイズでないと食べられないので、現在はエサ用のショウジョウバエを与えています。
それでは、続報をお楽しみに。
飼育スタッフ 古根川
ビオトープの変化 Part2
毎朝、ビオトープの観察をすることが日課になりました。
以前あげたキショウブは
その後いくつか咲き、
今はしぼんでしまいました。
しかし、ビオトープに新しい生き物が
遊びに来てくれるようになりました。
先日は水面を忍者のように歩く「アメンボ」を確認しました。
実はアメンボには羽があるので、
水溜りや池、ビオトープなど様々な水場を飛び回っています。
他にも鳥の休憩小屋に用意した餌皿が下に落とされていたりなど、
まだ確認できていない生き物がたくさんいます。
今後も、ビオトープに変化があったら
ブログにて発表をしていきます。
飼育スタッフ 山﨑
私の推し生物
現在開催中の企画展「漢字で見る生き物展」では、魚へんの漢字で
飼育スタッフ考案の創作漢字をあてた生き物を
今回は、その中で私個人のお気に入りの種類「オ
オーストラリアハイギョ
肺魚の仲間は祖先が約4億年前に出現して、そこから大きく形

正面から見た時の笑っているような口元や、短い胸鰭を使って水中

また元々胃が無い種類なので、食
エサをモグ
本当は私の肺魚愛をもっと語りたいところですが、
この続きは是非水族館で本物を見て確かめてくだ
館内で私を呼んでもらえればいつでも魅力を語らせてもらい

飼育スタッフ 羽生
マミズクラゲ展示記録(続報)
マミズクラゲの連続展示記録日本一になってからもうすぐで3ヶ月
今回はそんなマミズクラゲ
マミズ
餌が大きいものや殻の硬い
スカシタマミジンコは他のミジンコの仲間に比べて小さく、殻が

これからも日
展示記録を伸ばせるように頑張ります。
ニホンスッポン始めました
今年の春から、常設展示に新しい仲間の“ニホンスッポン”が加わりました。
スッポンは、硬い甲羅を持っているカメとは違って甲羅が皮膚に覆われていて柔らかいのが特徴です。
また、鼻がイノシシのように長く出張った形をしています。
今回は、そんなニホンスッポンの給餌風景を紹介したいと思います。
水族館では、スッポンを人に馴らす練習をしていて、普段からピンセットを使って直接スッポンにエサをあげています。

初めの頃は、スッポンが驚いてなかなかピンセットから食べてくれませんでした。
しかし今では、エサの時間に水槽を覗くと、顔を水面から出してこちらを見てエサを待つようにまで人に馴れました。

エサをおねだりするその様子に毎回ほっこりしています。
ニホンスッポンは、水族館1階の熱帯魚水槽横にて展示しています。

給餌をしているのを見かけた方は、是非食べる姿に癒されてください。
飼育スタッフ 一見