潜水デビュー2人目
9月28日(木)のブログで新人飼育スタッフ1号の川野くんが潜水作業デビューをしていましたが、2号の僕もその少し後に潜水作業デビューしました。
最初に潜ったときは水槽アクリル面のコケ掃除を行い、2回目は水槽の底のバキューム掃除を行いました。
1回目は30分ほど、2回目は2時間くらい潜水作業を行っていました。
さすがに2時間くらい潜水作業をするとどっと疲れ、翌日は慣れない動きだったこともあり筋肉痛でした。
大変な作業でしたが、魚を近くで観察することができて、勉強になりました。
飼育スタッフ 伊藤
ネーミングセンス展の日常 その①
ネーミングセンス展が始まってから2週間ほどが経ち、展示している生き物たちも今の環境に慣れ始めたのか、たびたび水槽の前に出てきては面白い行動を見せるようになりました。
今回はその中から「スベスベマンジュウガニ」をご紹介します。
ダイナミックまんじゅう
美味しそうな名前とは裏腹に体内に猛毒を持つ危険なカニです。普段は石の下や水槽の隅に隠れている事が多いのですが、最近は前に出て歩きまわっている様子も見られる様になりました。
時おり石の上でたたずむ姿はどこか威厳を感じさせてくれます。
その他にも素敵な名前の生き物たちを展示しておりますので、また面白い姿を見かけましたらブログに上げていきたいと思います。
飼育スタッフ 川野
外池の落ち葉問題
10月も中旬に差し掛かり、朝晩が肌寒く感じるようになりました。
水族館の周りに生えている木々から落ち葉が降ってきているので開館前の掃き掃除が日課になっています。
掃き掃除と一緒に行う事がもう一つあります。
それは外池にある水門に溜まった落ち葉を流すことです。
大型水槽で使った水は水族館の地下に集められ、ポンプを使って外池に出てきます。
出てきた水はさかな公園に流れる川を通り桂川に流れる仕組みになっているのですが、
外池とさかな公園の境目にある水門に落ち葉が詰まって水が溢れそうになります。
水が溢れると魚たちが飛び出す原因になってしまうため、小まめに落ち葉を流す必要があります。
落ち葉が多いこの時期は、外池の落ち葉チェックが欠かせません。
飼育スタッフ 西中
新人飼育スタッフと企画展
1ヶ月強かけて準備してきた企画展ですが、ついに展示を開始しました。
今回の企画展は「ネーミングセンス展」ということで、少し変わった名前の生物を展示しています。
少しだけ展示している生物の紹介をすると
ハゼの仲間の「クレイジーフィッシュ」や
「サビトマトガエル」というカエルの仲間なども展示しています。
展示生物の収集や展示レイアウト、パネルなどの解説版の作製も新人飼育スタッフの2人が担当しています。
至らない点があるかもしれませんが、暖かい目で見ていただけたら幸いです。
アンケートなどでも感想、ご意見お待ちしております。
※生物の状態により展示変更する場合もありますのでご了承ください。
飼育スタッフ 伊藤
爬虫類展🦎
10月11日(水)から水族館1階企画水槽で企画展「爬虫類展」が始まりました。
今回の企画展では、一時期ブームになった「エリマキトカゲ」を始めとしたトカゲの仲間に加えて、カメやヘビなど多種多様な爬虫類を展示しています。
種類によって行動パターンや好みの場所がまったく違うので、水槽内を隈なく探して観察してみましょう。
爬虫類展は、10月11日(水)~12月27日(木)まで開催しています。
是非この機会に爬虫類たちの魅力を存分に堪能してみてくださいね。
飼育スタッフ 一見
いざ、展示変更
10月9日(月)をもちまして、特別展「
「ネーミングセンス展」
その前に、
最後まで気を抜かず、
飼育スタッフ 川野
今年もニジマスの人工採卵を行いました
今年は例年より少し早く「ニジマス」の人工採卵を行いました。
当館の場合だと10月~12月頃までがニジマスの人工採卵期にあたりますが、
今年は成熟が早い個体だと8月末に人工採卵を行いました。
そして、先日その個体の全ての稚魚が水中を泳ぐようになりました。
孵化直後はお腹に栄養の詰まった袋があり、それを使って成長します。
また、体も未発達なので上手く泳げずにしばらくは水底に沈んでいます。
稚魚が自力で泳げるようになる頃には袋の中の栄養は吸収しきって無くなり、
自力で餌を食べるようになります。
ここからの成長はとても早く、
餌をあげた分だけ大きくなります。
しっかりと餌を与えて大きくしていき、展示の控えとして引き続きバックヤードで管理していきます。
飼育スタッフ 山﨑
土曜日のはなし
当館では入館料として大人は420円、小人(小・中学生)は200円、未就学児は無料としています。
ですが毎週土曜日は未就学児だけでなく、なんと高校生までの学生は無料で入館することができます。
更に毎週土曜日はイベントをたくさん実施しており、
現在は「外池の餌やり体験」や「バックヤードツアー」、飼育スタッフが生きものの解説を行う「飼育トーク」などを行っています。
これらイベントは先着順で定員制であることや、生きものの状態などによって中止すること、実施日が変更になることもあるのであらかじめご了承ください。
土曜日はお得なことが多くあるのでおススメの来館日です。
飼育スタッフ 伊藤
富士山初冠雪!
水族館の周辺には富士山が綺麗に見えるスポットが沢山あります。
昨日その富士山の頂上付近に雪が積もっていました。
生き物と
水族館の水槽で使っている飼育水は、富士山の湧水を地下約30
富士山の湧水は透明度が高く綺麗
水族館で飼育しているニジマスやチョウザメは
駐車場や近くの橋から見る事が出来るので、お越しの際は雪が
飼育スタッフ 西中
やじるしに黒い点が2つ
以前のブログにて2階マイクロアクアリウムコーナーで展示している「ヒメアナンデールヨコエビ」をご紹介しました。
先日、そのヨコエビ水槽の底を這うように動いているものを発見しました。
「矢印マーク」のような形をしていて、よく見ると三角形の部分に目のような黒点が2つあります。
この生き物の正体は「ナミウズムシ」で、英名の「プラナリア」という名前でも知られています。
体を切っても切っても再生するので、理科の授業でもよく使われています。
このナミウズムシもヨコエビ同様に綺麗な冷たい水に生息しているので、
ヨコエビを採集した時に一緒に紛れてきたのだと思います。
教科書でしか見た事ない人も多いかと思うので、毎週土曜日に行っている解説イベント「飼育トーク」で紹介しようと思います。
飼育スタッフ西中