特別展 ものしり百科展
昨日7月13日(水)から新しい特別展“ものしり百科展”が始まりました。
今回の特別展では、生き物の生態やあまり知られていないことなど、思わず“へー!”と言ってしまう生き物の豆知識についてクイズに答えながら知ってもらう展示となっています。
水槽の前にそれぞれクイズのPOPが設置してあるので、気軽に参加してみてください。
この特別展は、7月13日(水)~10月31日(月)まで開催しています。
生き物のあまり知られていない面白い特徴をこの機会にたくさん学んでみましょう!
飼育スタッフ 一見
顕微鏡の世界①
6月13日のブログにて水族館2階マイクロアクアリウムコーナーにあるオオミジンコの水槽で、
「マツモムシの仲間」がいたとお伝えしましたが、
今回もオオミジンコの水槽で新しい生き物を発見しました。
それは「ソコミジンコの仲間」で、その見た目から「ツツガタケンミジンコ」とも言われています。
水槽内でよく見る「ケンミジンコの仲間」と姿が似ていますが、第1触覚が短いので見分けがつきます。
小さな粒状の生き物が動いているとは思っていましたが、大きさが0.5~1㎜ほどなので、
顕微鏡でようやく姿を確認する事が出来ました。
ソコミジンコの仲間は湖や沼の底を這うように動くことからこの名前が付けられているそうですが、
調べると湿った苔や落ち葉の下などの僅かな水の中でも生活する事が出来ると書かれていたので驚きました。
マイクロアクアリウムコーナーでは顕微鏡の映像がモニターでリアルタイムに映し出されています。
たまにソコミジンコの仲間が泳いでいたりするので観察してみて下さい。
飼育スタッフ 西中
カメ池の真ん中には・・・
水族館の二階のウッドデッキにはカメ池がある事を皆様ご存じでし
カメ池の真ん中にはバードフィーダーという野鳥の為の餌
水族館がある忍野村は自然豊かな場所で野
餌はインコなどによく使われる餌を使ってみまし
どの様な野鳥が来てくれるか、楽しみです。
皆様もカメ池で野
飼育スタッフ 橋口
水族館の図書コーナー
水族館2階には図書コーナーがあり、自由に本を閲覧することが出来ます。
図書コーナーには生き物の絵本や図鑑などが置いてあり、
小さい子どもから大人までご利用いただいています。
水族館の図書コーナー。生き物の絵本や図鑑がたくさん読めます。
また、淡水魚や両生類、川や湖など「淡水」に関連する本もたくさん置いてあるので、
水族館を見ていて気になったことや興味を持ったことがあれば図書コーナーで調べてみてください。
飼育スタッフ 鷲雄
ただいま準備中!
現在開催している特別展“危険な生き物展”も残るところあと数日となりました。
ということは、そろそろ展示変更の準備をしなくてはいけません。
水族館では、展示変更が近づくとパネルやPOPの作成をしたり、展示で使う砂利や流木などのレイアウト品を洗ったりします。
また、2階企画展コーナーでは事前に新しい水槽を立ち上げます。
展示変更は企画展最終日の閉館後と休館日の2日間だけで行うので、事前準備がとても大事です。
スムーズな展示変更ができるようこれから事前準備を頑張ります。
飼育スタッフ 一見
2022年度 ホトケドジョウの産卵記録④
以前から紹介しているホトケドジョウの稚魚ですが、
エサとしてアルテミア幼生と稚魚用のエサをあげています。
稚魚用のエサ
稚魚用のエサには成長に必要な成分が多く含まれているので、
数回に分けてこまめに給餌することで成長に必要な成分をまかなっています。
稚魚の段階でたくさん栄養をつけておけば健康的な成体のホトケドジョウに成長するので、
頑張って飼育を続けていきます。
ホトケドジョウの稚魚たち
飼育スタッフ 鷲雄
天の川銀河にちなんで…?
今月のマンスリー水槽ですが、7月7日は七夕ということで、
「天の川銀河」にちなんだ「ギンガハゼ」です。
青い模様が夜空の星のように見える事から、名前が付けられたと言われています。
また、ギンガハゼは「ニシキテッポウエビ」と共生する魚ということで知られています。
黄色い体色に青や白の模様がとても可愛らしい魚なので、是非ご覧ください。
ちなみに、天の川は一年中見られるそうですが、
特に7、8月の20時から24時が観測に一番適しているそうです。
水族館がある忍野村は富士山をバックに星を観察する事も出来ます。
しばらく雨の日が続くそうですが、晴れた日は天体観測をしてみようと思います。
飼育スタッフ 西中
魚の見分け方
入社して初めてブログを書いてから一週間が経ち、さらに水族館で働き出してから丸一カ月が経ちました。
飼育スタッフの仕事は覚えることが沢山あります。
その中でも私が苦戦していることは、魚の種類を覚えることです。
淡水魚を飼育することが初めてなので、正直に言いますとかなり苦戦しています。
例えばこの写真の魚は「ヤマメ」です。
水族館では上流水槽にて展示していますが、この水槽内にはヤマメだけではなくもう一種類の魚が一緒に展示されています。
それがこの「アマゴ」という魚です。
釣りや淡水魚が好きな方にはすぐ見分けがつくかと思いますが、私は最初どう見分ければいいか分からずに困惑してしまいました。
この二種類を見分けるポイントとしては、アマゴは体表に赤い斑点模様があり、ヤマメにはそれがないことです。
それ以外にも生息地が違うなど、姿かたちは似ていても生態的に違うところがあります。
この様に見分け方や生態の違いなどを学んでいる最中です。
早く見分けがつけられるように日々観察しながら飼育作業を行っていきます。
飼育スタッフ 橋口
2令のタイコウチ
先週ブログであげたタイコウチは
順調に餌を食べ成長しています。
餌はそれよりも小さ
成虫のタイコウチにも劣らない前脚で、
し
生き物のたくましさを感じます
梅雨明けから水族館のある忍野村もかなり気温が高いので、
タイ
飼育スタッフ山