展示変更の準備
昨日で「品種改良展」と「飼育員が選ぶ○○がすごい生き物展」が
1月2日(月)から開催される新しい企画展「そこそこ!
何
他にはどんな生き物が企画展に出ているのかお楽しみに。
飼育スタッフ 橋口
バックヤードのハイギョ
水族館2階にはアンケートBOXを設置しています。
先日、そのアンケートに「肺魚(ハイギョ)が見たい」という感想が書いてありました。
当館は山梨県に生息する淡水の生き物と県内の養殖魚をメインとしているので、
海外の熱帯魚や海水魚は企画展や特別展でテーマに沿った時にしか見る事が出来ません。
今回は肺魚が見たいという思いにお応えして、水族館のバックヤードで飼育している肺魚を2種類紹介します。
1種類目はアフリカに生息している「プロトプテルス・エチオピクス」です。
野生下では全長が1.5メートル以上の個体も見つかっており、肺魚の中で最も大きくなる種類の一つです。
とても人慣れする魚で、水槽の前に立つと餌が貰えると思ってじっと見つめてくるのがとても可愛らしいです。
2種類目はオーストラリアに生息している「ネオケラトドゥス・フォルステリ」です。
野生下では大きさ1メートル以上になるそうですが、水族館には15センチほどの小さな個体を飼育しています。
正面顔が笑っているように見えるのでこちらもとても可愛らしいです。
企画展や特別展で肺魚を展示したらブログで紹介するので、チェックして下さいね。
他にも、この生き物が見たい!というものがありましたら、ブログで紹介しますのでアンケ―トなどお待ちしています。
飼育スタッフ 西中
年末年始も大忙し!
水族館は、年末の12月27日(火)~1月1日(日)まで休館とさせていただきます。
休館日と言っても飼育スタッフは普段と変わらず生き物たちのお世話をします。
また、今年度の休館日は企画展の展示変更も行うので、例年以上に忙しくなりそうです。
現在バックヤードでは、次の2階企画展で展示する水槽を少しずつ作製しています。
次の企画展では、水草を沢山使った華やかな水槽にする予定です。
アクアリウムを始めてみたいと思っている方にとって興味深い内容の展示になるのではないでしょうか。
新しい企画展示は、休館日開けの1月2日(月)から始まるのでお楽しみに!
飼育スタッフ 一見
飼育スタッフの細かい工夫⑤「飼育スタッフの必需品」
飼育スタッフが飼育作業をするときによく使うものがあります。
それは「塩ビパイプ」です。
ホームセンターなどでよく売っていて、家庭の水回りなどで使用するパイプなのですが、これがとっても便利。
水槽の配管や、フタを作るのに使っています。
時には生き物の隠れ家として使うこともあります。
水槽の配管に使ったり。
水槽のフタに使ったり。
ウナギの隠れ家にもなります!とっても便利!
塩ビパイプは飼育スタッフにはなくてはならない必需品です。
飼育スタッフ 鷲雄
ネーミングセンスが凄い「スベスベマンジュウガニ」
水族館2階企画展コーナーで開催中の「飼育スタッフが選ぶ〇〇が凄い生き物展」は残すところあと1週間になりました。
今回はその中から「ネーミングセンス」が凄いと感心した生き物「スベスベマンジュウガニ」を紹介します。
日本では千葉県より南の海に生息する小型のカニです。
名前の通り体がすべすべしていて、見た目が饅頭のように丸く見える事から名前が付けられたと言われています。
しかし、脚の筋肉や殻、内臓などにかなり強い毒を持っているので饅頭みたいに食べる事は出来ません。
石の下に隠れていることが多いのですが、よく見ると目やハサミが動いていたりするので覗き込むようにご覧ください。
飼育スタッフ 西中
積もりました!
飼育スタッフの細かい工夫④「魚類飼育で活躍する意外なもの」
魚の飼育をするときに、“ある日用品”が活躍する時があります。
それは“玉ねぎネット”です。
玉ねぎネット
玉ねぎネットは通気性が良く使い勝手が良いので、魚類飼育用の濾材を入れたり、水質調整用のサンゴ礫を入れたりして使っています。
濾材をネットに入れておけばネットごと取り出して洗えるので、濾過清掃にかかる手間が省けてとても便利です。
このまま濾材を取り出せるので洗う時にとっても便利!
自宅で魚類飼育をしている方はぜひ参考にしてみてください。
飼育スタッフ 鷲雄
日本の美しい水族館
9月2日(金)に発行された「日本の美しい水族館」では
全国から
そのうちの一つとして当館が紹介
当館では透明度抜群である富士山の地下水をくみ上げ
それぞれの水槽へかけ流しで使用しています。
その透明度抜群の
木とガラスを基調とした建物が織りなす景色は、
まる
来館された際には水槽内
館内の景色やきれいな水にも注目してみて
飼育スタッフ 山﨑
ハサミの威力が凄い「アミメノコギリガザミ」
水族館2階企画展コーナーでは「飼育スタッフが選ぶ〇〇が凄い生き物展」を開催しています。
今回はその中から飼育スタッフが「ハサミの威力」が凄いと感心した生き物「アミメノコギリガザミ」を紹介します。
ガザミの仲間は寒い冬に食べたいお鍋の具材「ワタリガニ」としても知られており、
日本の南からインド洋などの暖かい海に生息しています。
オスの握力は1トン以上あると言われていて、具体的には乾電池を潰してしまうほどの力です。
水族館に来た当初はハサミがそこまで大きくなかったのですが、
餌をもりもり食べて脱皮を繰り返すうちにこのように大きくなりました。
大きなハサミとリーゼントヘアのように見える甲羅の苔がより厳つさを感じさせます。
実際に見ると写真よりも厳つさと迫力があるので是非ご覧ください。
飼育スタッフ 西中
イタズラっ子
朝の見回り中、水草水槽の陸場で土がモゾモゾ動いているのを見かけました。
何かと思って近づいてみると、土まみれになった“ニホンイシガメ”がひょっこり出てきました。
泥だらけのイシガメにも驚きましたが、何より陸場の土と植物を掘り起こされてしまった事に驚きです。
体が大きくなったせいか、水草や他の生き物たちにイタズラをすることが増えてきました。
もしかすると彼らにとって水草水槽はもう狭いのかもしれません。
そろそろ広い展示水槽にお引越しする必要がありますね。
飼育スタッフ 一見