2022年07月11日

顕微鏡の世界①

6月13日のブログにて水族館2階マイクロアクアリウムコーナーにあるオオミジンコの水槽で、

「マツモムシの仲間」がいたとお伝えしましたが、

今回もオオミジンコの水槽で新しい生き物を発見しました。

 

それは「ソコミジンコの仲間」で、その見た目から「ツツガタケンミジンコ」とも言われています。

顕微鏡じゃないと見えません

水槽内でよく見る「ケンミジンコの仲間」と姿が似ていますが、第1触覚が短いので見分けがつきます。

小さな粒状の生き物が動いているとは思っていましたが、大きさが0.5~1㎜ほどなので、

顕微鏡でようやく姿を確認する事が出来ました。

さらにズーム

ソコミジンコの仲間は湖や沼の底を這うように動くことからこの名前が付けられているそうですが、

調べると湿った苔や落ち葉の下などの僅かな水の中でも生活する事が出来ると書かれていたので驚きました。

マイクロアクアリウムコーナーでは顕微鏡の映像がモニターでリアルタイムに映し出されています。

たまにソコミジンコの仲間が泳いでいたりするので観察してみて下さい。

飼育スタッフ 西中