今日のアカハライモリ㉓
6月9日のブログ“6月のベビーラッシュ!”でご紹介したアカハライモリの卵が先日ついに孵化しました。
産まれてから数日間餌を食べませんでしたが、最近やっと食べるようになりました。
ここから少しずつ餌の種類と量を変えて、最終的には人工飼料に慣れさせる予定です。
展示に出すことを目標に、今年も幼生たちの飼育を頑張ります。
彼らの展示デビューをお楽しみに!
飼育スタッフ 一見
平日限定「お魚のごはん」
水族館では平日限定で「お魚のごはん」という餌やりイベントを1日先着20組限定で開催しています。
専用のエサがカップに入っているので、
外池に泳いでいる魚たちに餌やりをする事が出来ます。
最近は、餌やりの場所からカップを持って覗いていると、
まだ撒いてないのにニジマスやニシキゴイが近寄ってきます。
特に目立つニシキゴイですが、実は鱗が一部にしかない個体や、
色や模様が違う個体、顔が大きい個体など様々な品種が20匹ほど泳いでいます。
是非、餌やりをしながらお気に入りのニシキゴイを見つけてみて下さい。
*天候や魚の体調により、中止する場合があります。
飼育スタッフ 西中
はじめまして
はじめまして。
6月から入社しました、橋口と申します。
私は以前別の水族館と動物園で働いていました。
今までは海水魚,・哺乳類・鳥類を主に飼育していましたが、淡水魚・両生類・爬虫類は今回が初めてです。
飼育を通して色々と学びながら働いていきます。
早いもので働き出してからもう少しで一カ月が経ちます。
今は給餌をしながら、館内の生き物たちの種類を覚えている最中です。
その中で、私が特に気になっている生き物が「エボシカメレオン」です。
今は展示に出しておらず、バックヤードで飼育をしています。
人にあまり慣れていないので水槽内に手を入れるとすぐ威嚇してきます。
しかし、健康管理のために触って異常がないか確認することも大切な事なので、まずは人に慣れてもらう様に毎日ピンセットから直接給餌しています。
少しずつでも人に慣れていってくれる様にこれからも色々と工夫していきます。
飼育スタッフ 橋口
2022年度 ホトケドジョウの産卵記録③
6月11日に紹介したホトケドジョウの仔魚ですが、
その後すくすくと成長し、しっかり水中を泳ぎ始めるようになりました。
ホトケドジョウの稚魚たち。水面を元気に泳いでいます。
体色も少しずつ濃くなってきていて、大人のホトケドジョウに近づいてきているなと実感します。
エサもよく食べてくれていて、ワムシから栄養強化したアルテミア幼生に変更しています。
稚魚はお腹が透明で、食べたエサの色がしっかり見えます。
今後もエサやりの量やタイミング、換水頻度などを気にしながらこまめに様子をみていきます。
飼育スタッフ 鷲雄
タイコウチが生まれた
先日、展示に出ているタイコウチ水槽で
タイコウチの幼虫を発見し
交尾の様子や卵塊を見ていなかったので、
幼虫を発見した
全ての生き物で言えることですが、
交尾や
「その生き物の状
昨年自分でレイアウトした水槽で、
このように次世代
産まれた幼虫の半分はバッ
もう半分は展示でそのまま飼育を続けます
飼育スタッフ 山﨑
水族館にシャチ出現!?
夕暮れ時、水族館中央の二重回遊水槽に突如シャチが現れました!
というのは冗談です。
水族館では、毎週末に二重回遊水槽の潜水清掃を行っています。
今回の潜水清掃では、シャチの帽子を被ったスタッフが掃除をしていました。
帽子に付いているヒレが水中でパタパタ動いていて可愛らしかったです。
水が冷たい二重回遊水槽の清掃は大変ですが、飼育スタッフ達は気分の上がる帽子などを身に付けて楽しみながら作業をしています。
潜水清掃をしているスタッフを見かけたら、元気よく手を振って応援してくださいね。
飼育スタッフ 一見
下を向いてひたすらコロコロ…
最近、水族館2階ウッドデッキではカラーコーンで一部区切っている部分があります。
その中でなにを行っているかというと、床板の防腐処理を行っています。
水族館の外観やウッドデッキは木板で囲うようなデザインとなっているので、
定期的に防腐処理を行わないと、板が腐ってダメになってしまいます。
手が届かない所や危険な場所は業者さんに行ってもらいますが、
自分たちで出来そうな部分はスタッフが行っています。
雨の日は作業が出来ませんが、今日は朝から晴れていたので作業を進めるチャンスと思って防腐剤を板一枚ずつ塗っています。
直射日光が当たるので、帽子をかぶったり、小まめに水分補給を行いながら頑張ります。
飼育スタッフ 西中
なぜこんな所にマツモムシ(の仲間)??
先日、水族館2階マイクロアクアリウムコーナーに展示している「オオミジンコ」の水槽で、
オオミジンコではない何かが泳いでいるのを発見しました。
水槽から取り出して観察してみると「マツモムシの仲間」の幼生である事が分かりました。
マツモムシの仲間は池や沼などの止水域の水中に生息する水生昆虫で、
主に水中の小さな昆虫やタマミジンコなどを捕食します。
水槽内で発見した時はかなり驚きましたが、オオミジンコと一緒に入って来てしまったのではないかと思います。
脱皮殻も見つかり少しずつ成長しているみたいなので、
ある程度大きくなるまではオオミジンコと同居させようと思っています。
興味がある方は水槽を覗いてみて下さい。
飼育スタッフ 西中
2022年度 ホトケドジョウの産卵記録②
6月4日にご紹介したホトケドジョウの卵ですが、続々と孵化して仔魚が生まれてきました。
孵化してすぐの仔魚はまだ体色が薄く、ヒレや口などがありません。
孵化して1日目の仔魚。ぱっちりおめめでかわいい。
仔魚のお腹には臍嚢(さいのう)と呼ばれる栄養が入った袋があり、ここから栄養を吸収して成長します。
約1週間で栄養を吸収し終わりますが、ヒレや口が発達してエサを食べ始めます。
孵化して6日目の仔魚。ヒレができて少し大人っぽい。
現在は孵化してから1週間が経っていて、臍嚢を吸収し終えた段階なので、ここから給餌を開始していきます。
ホトケドジョウたちが元気に成長できるように頑張ってお世話を続けていきます。
飼育スタッフ 鷲雄
6月のベビーラッシュ!
6月に入り、水族館ではベビーラッシュが起こっています。
まずは展示のアカハライモリ、今月の初めに11粒の卵を産みました。
今年の卵の状態はどれも良く、早い個体はすでにオタマジャクシの状態まで育っています。
あと数日で孵化しそうなので、今後が楽しみです。
次に展示のカヤネズミ達、今月もまた子ネズミ達が産まれているのを確認できました。
体に毛が生えかけていたので、こちらも順調に育てばあと数日で巣から出てきそうです。
また変化があり次第ブログで紹介します。
今後の彼らの成長をお楽しみに!
飼育スタッフ 一見