2021年06月01日
象に似た虫??
今日、開館作業のために外池の周りを歩いていると、足元に動くものを見つけました。
それは昆虫好きの私が特に好きな「オオゾウムシ」です。
オオゾウムシはカブトムシやクワガタなどが属する「コウチュウ目」の仲間です。
口吻(こうふん)と呼ばれる口が象の鼻のように長いので名前が付けられています。
この特徴的な口を使って朽ち木や植物の種を食べたり、穴を掘ったりしています。
ゾウムシの仲間はなんと死んだふりが得意で、
触ろうとすると足を丸めて動かなくなったり、自ら葉っぱの上から落ちたりします。
今回見つけたオオゾウムシは森林に生息しており、
水族館の周りでもよく見つかるので気になる方は探してみてください。
飼育スタッフ 西中