神秘!白いオタマジャクシ
先日一般の方から、白いオタマジャクシを捕まえたとの情報をいただきました。
確認したところ、なんと珍しいアルビノのオタマジャクシでした。
アルビノというのは生まれつき黒い色素(メラニン色素)を持たない突然変異個体のことで、
カエルに限らず魚や爬虫類、私たち哺乳類でも見られます。
オタマジャクシの姿だけで種類の同定は難しいのですが、
眼の間が離れているという特徴から「ニホンアマガエル」ではないかと推測しています。
今回は8匹のアルビノオタマジャクシを譲っていただいたので水族館のバックヤードで飼育します。
いったいどの種類のカエルに育つか今から楽しみです。
飼育スタッフ 古根川
マミズクラゲ飼育話①
水族館がある忍野村では連日雨予報が出ています。
朝夕と昼間の気
さて、今日は1週間に1回の「
餌は「
ただ、この餌は海水で育つ為、
そこで
また、アルテミア幼生は紅い色をしてい
今日餌を与えたポリプは2階のマイクロアクアリウムコーナー
来館した際は観察してみてください。
飼
田んぼの季節②
水族館の周りの田んぼは五月に田植が終り、
日に日に稲の背丈が大
稲があるのと無いのでは、
田ん
当然稲があるほう
その稲の隙間に生き物が隠れたり、
稲があることにより
ですが、そういった稲などがある
隠れ家になったり、たくさんの生き物が集まることがで
田植えの前には見れなかった生き物も
これからの季節もまだまだ田んぼから目が
飼育ス タッフ 山﨑
6月マンスリー水槽「ツチガエル」
忍野村も梅雨に入り、あちらこちらでカエルの鳴き声が聞こえるようになりました。
そんな梅雨の時期に合わせて、6月のマンスリー水槽では「ツチガエル」を展示しています。
ツチガエルは水田や湿地、渓流などの淡水域に広く生息しているカエルで、背中のイボイボが特徴です。
このイボイボがあることから、通称「イボガエル」とも呼ばれています。
水槽内にはツチガエルのオタマジャクシも同時に展示しているので、
親のツチガエルとよく見比べてみると成長の仕方にきっと驚くこと間違いなしです。
飼育スタッフ 鷲雄
海老フライ、海老天、海老焼き・・・
現在開催中の「おいしい水族館展」から、今回はオニテナガエビをご紹介します。
オニテナガエビは成長すると20cmを超える大型のテナガエビで、
もともとはタイなどの東南アジアで広く養殖されていて食べられているそうですが、
近年山梨県内でも養殖が開始されて注目を集めています。
これだけ大きいとフライ、天ぷら、串焼きなど想像するだけでよだれが垂れてきます。
水槽の横にはレシピも掲載しているので、興味のある方は手に取ってみてください。
飼育スタッフ 鷲雄
横見水槽を覗くと
日中の気温が少しずつ上がり、長袖の制服を着ていた飼育スタッフも半袖を着るようになりました。
今日の朝いつも通り魚の状態を確認するために横見水槽見ていると、
目の前をアユの群れが横切り、あまりの迫力に思わず見入ってしまいました。
搬入したてのアユは水族館の入り口の橋の周りや噴水付近にいることが多かったのですが、
最近は横見水槽のガラス付近にいることが多くなりました。
群れているアユの姿は迫力満点なので横見水槽で観察してみてください。
飼育スタッフ 西中
樹の上にあわあわ
6月の生き物といえば、カエルが思い浮かぶと思います。
現在のマ
ツチガエルとオタマジャクシを一緒に展示したり
両生類コーナーではシュレーゲルアオガエルの鳴き声が館内に響
当然自然界でもカエルの仲間は活発に動きます。
中で
このカ
この
飼育スタッフ 山﨑
リニューアルのお手伝い
マミズクラゲの連続展示記録1000日を達成した記念に、水族館2階のマイクロアクアリウムコーナーをリニューアルしています。
私はマミズクラゲの担当こそしていませんが、そのリニューアルブースの作成をお手伝いしました。
私がお手伝いをしたところは、ブースの側面に設置してある、お客様が体験して学べるハンズオンです。
どのようなものにするのか考えたり、他の水族館を参考にしたりしながら製作チームと何回も話し合いをして作り上げました。
ハンズオンだけではなく、ブース全体のポップ(イラスト)も描いています。
展示内容だけでなくポップ等のデザインも作り込まれているので、リニューアルしたブースを楽しむ際には隅々まで見ていただけると嬉しいです。
飼育スタッフ 一見
飼育スタッフオススメの生き物「オヤニラミ」
水族館では現在特別展「飼育スタッフの好きすぎる生き物展」を好評開催中ですが、
今回は私のイチオシの生き物「オヤニラミ」をご紹介します。
オヤニラミは日本固有種の淡水魚で、オスが卵を見守り、子育てをすることでも知られています。
こうした習性からオヤニラミという名前の由来の一説として「親がにらみをきかす」というところからきていると言われています。
実は、オヤニラミは飼育をしているとよく人に懐きます。
給餌をするために水槽に近づくと水面に寄ってきて、早くエサをくれと言わんばかりにこちらを見つめてきます。
じっと見つめられるとどうしてもたくさんエサをあげたくなってしまいます。
エサを狙うオヤニラミ
そんな育メンで人懐っこいオヤニラミをぜひ観察してみてください。
飼育スタッフ 鷲雄
大好きな水生昆虫の飼育①
昨年はブログでタガメの繁殖紹介を行っていましたが、
今年は他の
まずは昨年に引き続きタ
それに加えて山梨県レッドリストに記載されているゲンゴ
3月から温度変化や日照時間を調節し、
ゲンゴロウの交
オスが卵を守るとして有名な
何かの衝撃でオスが育児放棄をしてしまうことも
今回はどうやら放棄してしまったようです。
なので、これか
飼育スタッフ山﨑