大好きな水生昆虫の飼育④
6月末に生まれたタガメの幼虫は
順調に成長し、既に100匹を超える全ての幼虫が2令になりました。
脱皮直後の体色はきれいな黄色をしていて、
時間が経つと徐々に黒色へ変化していきます。
脱ぎ捨てられた脱皮殻は、
まさに言葉通りの「もぬけの殻」です。
飼育スタッフ 山﨑
マミズクラゲ飼育話③
飼育スタッフの好きすぎる生き物展(ミニ)
現在開催している特別展示「飼育スタッフの好きすぎる生き物展」では、飼育スタッフそれぞれが選んだ推し生物を展示しています。
しかし、飼育スタッフが推す生き物はこれだけではありません。
皆様にご紹介したい好きすぎる生き物がまだまだ沢山ある為、今回のマンスリー水槽は「好きすぎる生き物展ミニ」にしてみました。
今月の生き物は、飼育スタッフ一見の推し生き物である「シリケンイモリ」です。
アカハライモリと同じようにお腹が派手な色をしていますが、
背中にも細かい金箔のような模様が散りばめられているのが特徴的な日本固有種のイモリです。
動きはゆっくりしていますが、陸地や水辺をのんびり動き回る姿は見ごたえ抜群です。
水族館のエントランスにて7月いっぱいまで展示していますので、ぜひ時間をかけて観察してみてください。
飼育スタッフ 一見
キャビアじゃなくて私を見て
現在開催中の「おいしい水族館展」から、今回は「シベリアチョウザメ」をご紹介します。
シベリアチョウザメは大きさが1m程までしか成長しない、
他のチョウザメ類と比べると小さいサイズのチョウザメです。
水族館で展示しているシロチョウザメやベステルチョウザメと比べると、子どもと思われるほど小さく、とても可愛らしいです。
また、高級食材のキャビアとして有名な卵を取るために国内でも養殖されています。
見てかわいい、食べておいしい一石二鳥のお魚です。
飼育スタッフ鷲雄
田んぼの季節③
最近は、週に2,3回近所の田んぼを覗きに行っています。
そんな中、
ここ一週間の田んぼの様子は今までとは少し違いました。
4,5月は冬眠から目覚めた水生昆虫の成虫をよく見かけましたが、
現在では多くの幼虫が見られるようになりました。
6月の上旬にはゲンゴロウの仲間の交尾が見られたので,
きっとその時期に生まれた幼虫たちが現在姿を見せています。
世代交代が起きている現在の田んぼですが、
これも自然豊かな証拠だと思います。
飼育スタッフ 山﨑
マミズクラゲ飼育話②
6月24日のブログでマミズクラゲのポリプの給餌を紹介しましたが、
今日はポリプの給餌の前に行う「フラスチュールの分離」について紹介します。
ポリプはフラスチュールという自分の分身を排出し、無性生殖で増えていきます。
ポリプは飼育しているシャーレやプラスチックケースの底に固着しているのですが、
フラスチュールは固着していないので、給餌や換水をすると水で流されてしまいます。
そこで、給餌を行う前に違うシャーレにスポイトを使ってフラスチュールを分離させます。
分離させたフラスチュールは約1~2週間でポリプになり、
前回紹介した「アルテミア」を食べて成長します。
地味な作業に見えますが、マミズクラゲを長期で飼育・展示する上で重要な作業のひとつです。
飼育スタッフ 西中
オタマジャクシ、○○が生えておったまげ~ part.3
6月2日(火)のブログで紹介したヤマアカガエルのオタマジャクシですが、
ついに前脚が生え、顔もかなり変化してきました。
ここまで成長すると徐々に上陸の準備が始まります。
カエルになるまであともう少しです。
飼育スタッフ 古根川
ニシキテッポウエビの楽しい貝殻建築
2階の企画展コーナーで展示されているニシキテッポウエビは、優れた建築家です。
水槽の中に散りばめられたサンゴの欠片や貝殻を巧みに積み重ねて、自分の住処をものの数時間で作ってしまいます。
そんなテッポウエビの最近の建造物は、サンゴの隙間に大きな貝殻がねじ込んである斬新なデザインをしています。
体よりも大きい貝殻をいったいどうやって組み込ませているのでしょうか。
ニシキテッポウエビの建築技術には毎回驚かされます。
次はどんな建造物が生み出されるのか楽しみです。
飼育スタッフ 一見
ホトケドジョウの成長 2020年 Prat.2
6月11日(木)のブログで紹介したホトケドジョウの稚魚ですが、順調に成長しています。
顔つきがかなり変わり、少し大きめの餌も食べられるようになりました。
餌の色でお腹が黄色になっています。
それでは引き続き、稚魚の成長をお楽しみに。
飼育スタッフ 古根川
大好きな水生昆虫の飼育③
先日、タガメの孵化の瞬間に立ち会えました。
生き物が生まれてく
全部で90個の卵の塊で、最後
すべての卵がかえり
飼育スタッフ山﨑