マミズクラゲ飼育話⑥
7月21日(火)のブログにて「ポリプの刺胞」について紹介しま
ポリプだけではなく、マミズクラゲの触手にも刺胞があり
刺胞の内部には管状の毒針と毒液が入っており、
外部からの
海で見られるアンドンクラゲやカツオノエボシ、ハブクラ
人間の死亡例があるほどなので知っ
マミズクラゲの刺胞毒は人間に対して
万が一の事があるため、野生の池や湖な
プラスチックケースなどに入れて
飼育スタッフ 西中
大好きな水生昆虫の飼育⑤
前回まではタガメばかりの紹介でしたが、
今回は「コオイムシ」を紹介します。
タガメと同じカメムシの仲間であり、
メスがオスの背中に卵を産みつけ、孵化するまでオスがお世話をすることが特徴です。
現在展示には出ていませんが、バックヤードで飼育しています。
オスの背中に産み付ける瞬間を見たいと毎日観察を続けていますが、
なかなか見ることが出来ません。
そろそろ産卵するかな?と思っていると、
気がついたら既に産卵が終わってしまったということもあります。
その瞬間が見れるように、今後も観察を続けていきます。
飼育スタッフ 山﨑
マミズクラゲ飼育話⑤
好きすぎるんです②
現在水族館では、特別展「飼育スタッフの好きすぎる生き物展」を開催しています。
5月25日のブログ「好きすぎるんです①」に引き続き今回も、私の選んだ好きすぎる生き物を紹介します。
私の推し生き物は、ずばりツチノコです。
というのは冗談で、まるでツチノコのような見ためをしている「アオジタトカゲ」です。
体に比べて頭が大きく、手足がとても小さいため、移動する際は歩くというより泳ぐように地面を進みます。(好きすぎるポイントその1)
また、名前の由来となる青い舌は、エサを食べているとき以外はなかなか見ることができません。(好きすぎるポイントその2)
もし飼育スタッフが給餌をしていたら、口の中まで観察してみてください。
エサを求めて寄ってくる姿も本当に可愛らしいです。(好きすぎるポイントその3)
飼育スタッフ 一見
季節外れのキノコ狩り?
今日の業務中、バックヤードで休憩しているフトアゴヒゲトカゲの鼻の孔からエノキタケ(きのこ)が生えているのを見かけたので、収穫してみました。
実はこれ、本物のきのこではなく脱皮ガラです。
フトアゴヒゲトカゲは、鼻の中まで脱皮をするのですが、よく鼻の皮が取り残されていることがあります。
それを取り除いた際に取れる脱皮ガラがエノキタケのように見えることから、飼育者の間では“鼻エノキ”と呼ばれています。
実際に収穫したのは今回がはじめてだったので、とても貴重な体験をすることが出来ました。
収穫した鼻エノキは、どこからどう見ても乾燥したエノキタケでした。
飼育スタッフ 一見
オタマジャクシ、カエルになっておったまげ~
6月30日(火)のブログで紹介したオタマジャクシから変態途中だった
ヤマアカガエルが、ついにカエルの姿になりました。
きれいに尾鰭がなくなり、姿は一般的なカエルと同じになりましたが、
成体と比べると若干顔つきが幼く見えます。
動き方もヨチヨチしていて、とても可愛らしいです。
今回でオタマジャクシの変態の紹介は終わりですが、
何か変化があればブログで紹介していくので、今後もカエルの成長をお楽しみに。
飼育スタッフ 古根川
マミズクラゲ飼育話④
飼育スタッフの思い出の魚
現在開催中の「飼育スタッフの好きすぎる生き物展」から、今回は「グッピー」をご紹介します。
グッピーは初心者向けの熱帯魚として広く知られていて、オスの色がとてもキレイになることで有名です。
きれいになるのは男の子
また、繁殖もさせ易く水槽内で次々と稚魚が生まれてきています。
自宅でも繁殖させたことがある思い出の魚。
見慣れた魚ですが、私が初めて飼育した熱帯魚としても思い出深い魚なので、
これを機にぜひ観察してみてください。
飼育スタッフ 鷲雄
今日のアカハライモリ その⑧
今年の5月に水族館で生まれたアカハライモリの幼生ですが、1か月前に比べて体色が黒っぽくなり成体と同じ色に近づきました。
名前の由来にもなっているお腹の赤い模様はまだ確認できませんが、順調に成長しています。
最近は、赤虫を与えるだけ食べてしまうせいでお腹がパンパンになっています。
アカハライモリの死因第一位は“食べ過ぎ”なので、エサを与える量には気を付けないといけません。
これからもアカハライモリの幼生飼育を頑張ります。
飼育スタッフ 一見
モンハナシャコの脱皮
水族館のバックヤードで飼育しているモンハナシャコが脱皮しました。
甲殻類の仲間は生きているそのままの姿で脱皮をするので、
どんな抜け殻になるか毎回楽しみにしているのですが、今回のモンハナシャコの脱皮殻は今まで自分が見てきた中で一番きれいでした。
安心してください。抜け殻です。
また、特徴的な尾扇(びせん)と呼ばれる部分もきれいな色と形を残したまま脱皮してくれました。
扇のような形の尾扇(びせん)
きれいな形で保存していつか皆さんにお見せできればいいなと思います。
飼育スタッフ 鷲雄