オタマのおくち
3月26日のブログで紹介したヤマアカガエルのオタマジャクシですが、順調に成長しています。
外鰓がなくなり、口と眼がはっきり分かるようになりました。
ちなみにオタマジャクシの口は細かな歯が並んで鑢(やすり)のような構造になっており、
この歯を使って餌となる藻類などを削り取って食べています。
また成長したらブログにて紹介するのでお楽しみに。
飼育スタッフ 古根川
ホウネンエビ成長記録
日中の気温が15度を超え過ごしやすい日が続いています。
水族館
さて、3月2日のブログでホウネンエビの卵を乾燥さ
水の中に入れて
今の大きさは約3ミリととても小さい
エサとなるクロレラを食べて日々成長中です。
木々の芽吹き
4月に入り、ようやく忍野村でも春の訪れを感じるようになりました。
街中では桜が咲き始めていて、さかな公園内の木々も少しずつ芽吹き始めています。
新芽を眺めていると、なぜかホッとした気持ちになりました。
地面をよく見るとタンポポが一足早く花を咲かせていました。
これからたくさんの花が咲いてくれるのが楽しみです。
飼育スタッフ 鷲雄
水も滴るいい水槽
次の企画展へ向けて水槽のレイアウトを練っているのですが、今回は少し凝ったレイアウトに挑戦しています。
イメージとしては、川の水が流木から滴り落ちているような構図です。
色々なところから水が落ちるようにしたいので、ゴムチューブを使って水の出る場所を数か所に分散してみました。
少しはイメージしていた構図に近づきましたが、もう少し水が出る場所の位置を微調整したいと思います。
飼育スタッフ 一見
これぞ淡水魚の魅力 Part2
4月になり暖かい陽気が続いていますが、
中流水槽で泳ぐオイカワ
赤や青、緑、黄色とグラデーションのよ
また、地域によってこのグラデーションも
そして口元を見ると追星もよく分かります。
これからど
色や追星の数に注目していこうと思います
飼育スタッフ 山﨑
足元を見てみよう②
今日のアカハライモリ その③
最近、両生類コーナーのカハライモリを展示している水槽に大きな変化がありました。
なんと、メスのアカハライモリが水草に卵を産み付けました。
以前からイモリのお腹が大きくなっていると感じていましたが、
今回の件で卵を抱えているということが分かりました。
水草に付いている卵の数が少なので、まだまだこれからも産卵は続きそうです。
数少ない卵は、ほかの生き物に食べられてしまう前に水草ごと採取してバックヤードに避難させました。
受精卵であることを期待して成長を見守りたいと思います。
飼育スタッフ 一見
これぞ淡水魚の魅力 Part1
一般的に「淡水魚は地味だ」とよく言われ、
たしかにどれも同じような銀色をしています。
しかし、そんな淡水魚でも繁殖期になり「婚姻色」を身に纏うと、
別の魚と思うほど見違えます。
春に産卵する生き物で当館のタイリクバラタナゴも
きれいな赤とメタリックに輝く色になりました。
こういった婚姻色に惹かれて、
淡水魚を好きになる人も少なくありません。
そのうちの一人が、私でもあります。
また、婚姻色を身に纏った生き物が現れたら随時お知らせいたします。
飼育スタッフ 山﨑
淡水2枚貝のエサ
以前からお伝えしている淡水2枚貝の長期飼育についてですが、
飼育を始めてから約2ヶ月が経ちました。
数個体は残念ながら亡くなってしまいましたが、ほかの個体については今のところ問題なく育っています。
与えているエサについてですが、淡水2枚貝は「珪藻」と呼ばれる植物プランクトンを水と一緒に取り込み、
栄養にしていると言われています。
水族館では外池やビオトープの石に珪藻がたくさん付着しているため、それを濾したものを使用しています。
ただし、珪藻を入れすぎてしまうと水槽がすぐにコケだらけになってしまうので注意しながら入れています。
エサの量に気を付けつつ今後も飼育を続けていきます。
飼育スタッフ鷲雄
カエルのご訪問
今年もさかな公園内にあるじゃぶじゃぶ池でヤマアカガエルが産卵に来ていました。
水族館でもバックヤードで1卵塊育てており、順調に孵化が始まっています。
まだ孵化して間もないため外鰓があります。
外鰓は成長とともにすぐなくなってしまうので、小さい今の時期にしか観察できない特徴です。
今後も成長に合わせて紹介していくのでお楽しみに。
飼育スタッフ 古根川