石の下には何がいる Part7
水族館の周りにある富士五湖は
湖の周りや湖底に溶岩や岩がよく目
ごつごつとした溶岩や岩は複雑な形をして
生き物の住処として重要な役割を果たします。
富士五湖の1
ナマズの仲間であるギギが多く生息しています。
夜
夜になると湖のあ
水族館で飼育しているギギは少
物陰にかくれた隙間から見れる顔がとても可愛ら
飼育スタッフ 山﨑
カエルのお目覚め?
今年は暖冬と言われていますが、忍野村も気温が10度を超える日が増えてきました。
生き物たちも少なからず暖かさを感じているようで、
特に今までじっとしていたカエル達がモゾモゾと動き始めています。
ヤマアカガエルは水槽内を動き回ったようで、草が踏みつぶされていました。
アズマヒキガエルは木登りを始めた様です。
ただ、まだまだ眠い子もいるようで、カジカガエルはいつもの場所でお休み中です。
カエルなどの両生類はもちろん、魚類、爬虫類は変温動物です。
環境の温度によって体温が左右されてしまい、姿や仕草が違ってくるので、それらを観察するのも面白いものです。
飼育スタッフ 古根川
マミズクラゲ展示記録900日達成!!
先日、マミズクラゲの連続展示記録が900日となりました。
目標
実は900日を迎えるにあたり、ある問題が発生していました
それは「クラゲ芽や稚クラゲが思うように出ない」
クラゲ芽がポリプから離れずに、ポリプと一緒に
何回もこの状況が続くので、偶然
水質や水温、餌やりの頻度な
水換えの時の水温に少し差があることに気がつき
水換えや餌やりの時の水温に気をつけて飼育を行ったとこ
稚クラゲが出るようになり無事に900日を迎える事ができま
改めてマミズクラゲは繊細な生き物だと思ったと同時に、
1
飼
今日のアカハライモリ その②
2月から水族館のアカハライモリに繁殖期が訪れているのですが、
先日からイモリのオスが求愛行動をとっているのが確認できました。
メスに顔をくっつけて、尻尾をひらひらしている姿がとても可愛らしいです。
このまま上手く行けば、もしかしたらメスが水草に卵を産み付けるかもしれません。
これからもアカハライモリ達から目が離せません!
飼育スタッフ 一見
淡水2枚貝のグロキディウム幼生
淡水2枚貝の飼育を始めて約1ヵ月が経ちました。
エサの種類を変えてみたり、回数を変えてみたりと試行錯誤しながら飼育を続け、
今のところは大きな問題もなく、飼育を続けられています。
飼育を始めてから2週間程経った頃、水槽内である変化が起きました。
それは一緒に飼育しているメダカやドジョウのヒレに白い点が見られるようになったことです。
実はこれは貝の幼生(赤ちゃん)のグロキディウム幼生と呼ばれるものです。
グロキディウム幼生は貝から生まれた後、一度魚のヒレに寄生し、
魚の栄養を吸って大きくなったら魚から外れて底生生活を送るという生活史を持っています。
現在魚には白い点は見られないので恐らく砂の中で底生生活を始めていると思われます。
今後は大人の貝の飼育とは別に幼生の様子も見ていきたいと思います。
飼育スタッフ 鷲雄
ホウネンエビ?オバケエビ?
水族館2階にあるマイクロアクアリウムコーナーでは、マミズクラ
オバケエビという名前で飼育セットが流行ったので、知
私も小学生のとき夏休みの自由研究
ホウネンエビは
普段はゆっくり泳いでいるのですが
捕まえるのが意外と難しい種類です。
名前の由来は、
ゆっくり泳ぐ姿を見
飼育スタッフ 西中
ミヤイリガイとカワニナ
「ミヤイリガイと地方病~7ミリの小さな巻貝と115年の長い歴史~」ではミヤイリガイの横に「カワニナ」という巻貝も展示しています。
ホタルの幼虫の餌として有名なので知っている方も多いのではないでしょうか。
このカワニナですが、実はミヤイリガイ撲滅活動の中で数を減らした生き物でもあります。
また、カワニナの数が減った影響でホタルの幼虫が育たず、ホタルの光が見られなくなった地域もあります。
ミヤイリガイと姿が似ているカワニナですが、生息環境や成貝の大きさ、巻き数などが違います。
カワニナの水槽をよく見ると生まれたての小さな稚貝も沢山いるので、そこにも注目しながら観察していただけたらと思います。
飼育スタッフ 西中
美しき格闘家「ベタ」
現在好評開催中の企画展「いろんな国大集合!アクアリウムスポーツフェスティバル」から今回は「ベタ」をご紹介します。
ベタは優雅なヒレときれいな色彩を持つ熱帯魚です。
魚の飼育に慣れていない方でも飼いやすい種類なのでこれから魚を飼おうと考えている方にはとてもオススメです。
また、ベタは別名「闘魚」とも呼ばれています。
激しい闘争心を持っていて、原産国のタイではベタ同士を戦わせて競わせるようなことも伝統的に行われています。
その特性にちなんで今回の企画展では「格闘技」担当として展示しています。
美しさと力強さを併せ持つベタをぜひご覧ください。
飼育スタッフ 鷲雄
最近流行のインスタグラム
最近流行りのインスタグラムのご紹介をします。
公式アカウント「森の中の水族館。」では
館内の生き物や飼育スタッフだけが見れる光景、
生き物の観察ポイントなどを投稿しています。
#森の中の水族館。
#森と淡水魚と私たち
で検索して、ご覧ください。
また、是非お客様自身が撮った写真も、
上記のタグをつけ投稿してみて下さい。
2月のマンスリー水槽
2月9日は「ふくの日」ということで、今月のマンスリー水槽は「インドシナレオパードパッファー」です。
インドネシア、マレーシアに分布しているヒョウ柄模様が特徴のフグです。
恥ずかしがり屋さんであまり泳ぎ回らないですが、水槽を覗き込むとたまに目だけこっちを向いてくれます。
ちなみに、フグの本場下関では河豚(ふぐ)を「福」と同じ発音で縁起が良いことから「ふく」と呼んでいるそうです。
みなさんも「ふぐ」を見て「ふく」を招いてみてはいかがでしょうか
飼育スタッフ 古根川