ビオトープの変化 Part6
夏にキショウブなどが生い茂っていたビオトープですが、
冬は当然のように枯れてしまいます。
そんな中でも、ミナミメダカは悠々と泳いでいます。
たくさんの群れで泳ぐ姿や
水面付近をすいすいと泳ぐ姿にとても心癒されます。
勢いよくビオトープを覗いてしまうと驚いて石の下や植物の根に隠れてしまうので、
ミナミメダカを探す時はゆっくりと覗くようにしてください。
ビオトープの直ぐ近くにはベンチもあるので、
座ってゆっくりお楽しみいただけます。
飼育スタッフ 山﨑
キレイになってご満悦?
日本産両生類水槽のヤマアカガエルの水槽ですが、掃除と一緒に少しレイアウトを変更しました。
ヤマアカガエルなどの足腰の強いカエルたちは、足で砂利を押しのけて居心地がいいように空間を作ることがあります。
それが原因でレイアウトが崩れてしまうことがあるので、定期的にレイアウトを変更・修正するようにしています。
ぜひキレイになった水槽をご覧ください。
飼育スタッフ 古根川
大雪警報から一夜明けて・・・
昨日の夜から降り続いている雪ですが、積雪量がなんと30センチ
昨日ニュースで山梨県に大雪警報が発表されたと伝
実際に雪かきをすると確かに前回降ったときと比
明
来館
飼育スタッフ 西中
実は8匹いるんです
水槽を見てるお客さんが、「どこにいるの?わからない。」と言っているのを耳にすることがたまにあります。
生き物が見当たらない展示水槽なんてありえないと思われますが、実は一箇所だけあります。
それは、小型日本淡水魚コーナーで展示しているアカザの水槽です。
アカザは暗くて狭い所が大好きです。
入れそうに無い石の隙間にも必死で砂利をどかして完全に隠れてしまいます。
水槽の掃除をするたびに石組みを変えて見やすくしていますが、
気づいたらまた見えなくなっているなんてことがあります。
意地でも隠れようとするアカザと、見える展示を工夫する飼育スタッフの戦いはまだまだ続きそうです。
飼育スタッフ 一見
魚の睡眠事情
生き物なら必ずとる行動が「眠る」という行為です。
もちろん水族館にいる魚も寝ます。
泳ぎながら寝る魚や底の方でじっとしながら寝る魚がいますが、中には飼育スタッフが心配になるような寝方をする魚がいます。
それは、私たち人間と同じように横になって寝る魚です。
水族館で展示しているロイヤル・ローチは、よく横になって寝ている姿を見かけます。
死んでいるような寝方をするので、生きているのかどうか毎回不安になってしまいます。
寝ることは大切ですが、横になって寝る魚は飼育スタッフとしてはあまり見たくないものです。
飼育スタッフ 一見
雪だるま大量発生中!
先週、忍野村では大雪が降り、一面真っ白になりました。
次の日は天気が良かったので休憩時間に水族館の隣にあるさかな公園を散歩していたら、
公園のあちこちに雪だるまができていました。
あたまでっかちだったり、体が四角かったりと個性豊かな雪だるま達が並んでいました。
そこで私も雪だるまを作ってみました。
コケの髪の毛がチャームポイントです。
久しぶりに雪だるまを作ったので子どもの頃に戻れた気分になりました。
飼育スタッフ 鷲雄
イワナの二次性徴
川の魚水槽・源流には
ニッコウイワナとヤマトイワナの二種類のイ
どちらも三年目の個体で、
特に成熟したオ
下あごは上へ突き出る
また上あごの先端にはくぼみができ、口が閉じると
これがイワナの仲間
こういった経年の変化を見るのも飼
飼育スタッフ 山﨑
サンショウウオのお食事事情
今回はサンショウウオの餌についてです。
いままではコオロギのみを与えていましたが、それだけでは栄養が偏ってしまうので他の餌も与えることにしました。
今回与えるのはこのカメ用の配合飼料です。
本来、サンショウウオは動いているものにしかエサとして反応しないので、配合飼料のような動かない餌にはなかなか餌付きません。
しかし、繰り返しあげることでバックヤードのサンショウウオ達は飼育スタッフの顔が見えると、
「ん?餌?」といわんばかりの表情でこちらを見てくるほど慣れてきます。
ここまで慣れるとあとは簡単、水にふやかした配合飼料をピンセットで目の前に持っていくと・・・
パクッと食べてくれます。
この調子で、サンショウウオ達には大きく育ってもらいましょう。
飼育スタッフ 古根川
日本と入っている生き物は??
現在、水族館では企画展「いろんな国大集合!アクアリウムスポーツフェスティバル」が開催中で、
1階企画水槽では様々な国の名前がつく生き物を展示しています。
今回は「日本」の名前がつく生き物を2種類紹介します。
1種類目は「ニッポンバラタナゴ」です。
昔は用水路などで幅広く見られた日本の固有種ですが、
開発や外来種の影響で数が少なくなってしまい、今では絶滅危惧種に指定されています。
オスの婚姻色の青や赤色がとてもキレイな薔薇色に見えることから名前が付けられています。
2種類目は「ヤマトヌマエビ」です。ヤマト(大和)は日本の古称のことです。
普段は水槽に生えたコケや、魚などの食べ残しを食べてくれるお掃除役として様々な水槽に入っていますが、
今回は主役として水槽の中に入っています。
ヤマトと名前に入っていますが、実は日本以外のマダガスカルなどにも生息しています。
他にも様々な国の名前がつく生き物を展示しているので、
生き物だけではなく、その国について調べてみると、
また違う視線で生き物を見ることができるかもしれません。
飼育スタッフ 西中
かくれ○○パート2
水族館の展示水槽には、魚名版に載っていない魚がときどき紛れていることがあります。
今回は、熱帯魚水槽コーナーのエンゼルフィッシュと一緒に泳いでいる隠れた生き物を紹介します。
それは、オトシンネグロスという小さなナマズの仲間です。
熱帯魚を飼育している人達の間では、コケを食べてくれる“お掃除魚”として愛されています。
水族館にいるオトシンネグロスもお掃除魚として水槽のコケ掃除を手伝ってくれています。
体の色が流木とそっくりな為、なかなか見つけることができません。
一目見てみたい方は、じっくり時間をかけて探してみて下さい。
飼育スタッフ 一見