2020年01月21日
日本と入っている生き物は??
現在、水族館では企画展「いろんな国大集合!アクアリウムスポーツフェスティバル」が開催中で、
1階企画水槽では様々な国の名前がつく生き物を展示しています。
今回は「日本」の名前がつく生き物を2種類紹介します。
1種類目は「ニッポンバラタナゴ」です。
昔は用水路などで幅広く見られた日本の固有種ですが、
開発や外来種の影響で数が少なくなってしまい、今では絶滅危惧種に指定されています。
オスの婚姻色の青や赤色がとてもキレイな薔薇色に見えることから名前が付けられています。
2種類目は「ヤマトヌマエビ」です。ヤマト(大和)は日本の古称のことです。
普段は水槽に生えたコケや、魚などの食べ残しを食べてくれるお掃除役として様々な水槽に入っていますが、
今回は主役として水槽の中に入っています。
ヤマトと名前に入っていますが、実は日本以外のマダガスカルなどにも生息しています。
他にも様々な国の名前がつく生き物を展示しているので、
生き物だけではなく、その国について調べてみると、
また違う視線で生き物を見ることができるかもしれません。
飼育スタッフ 西中