2020年01月04日

ニホンヤモリの凄技

水族館では1月2日から企画展「~いろんな国大集合~アクアリウムスポーツフェスティバル」を開催しています。

 

今回はその中から「ニホンヤモリ」をご紹介します。

 

ニホンヤモリは日本に生息する爬虫類で、人の家の壁などによく張り付いています。

 

家に出てくる害虫を食べてくれることから漢字では「家守」と書き、昔から人間との関わりが深い生き物です。

 

また、足の裏に「趾下薄板(しかはくばん)」と呼ばれる器官があります。

 

この趾下薄板の表面には1000分の1ミリサイズの毛がたくさん生えていて、

この細かい毛を壁にくっつけることでツルツルなガラス面でも登ることが出来ます。

ヤモリの足の裏。細かい毛がたくさん生えている。

 

水族館でも水槽内の壁やフタにくっついている姿を見ることができるので是非ご覧ください。

どこでも貼り付けます。

 

飼育スタッフ 鷲雄