光り輝く生き物展
現在、水族館2階企画展示コーナーでは「光り輝く生き物展」を開催しています。
光る生き物と言えば昆虫のホタルを思い浮かぶかもしれませんが、
実は魚や両生類、甲殻類にも光る種類がたくさんいます。
目の上が青く光る「アフリカンランプアイ」や
体にメタリックな鱗を持つ「ゴールデン・デルモゲニー」、
そして特殊な光(ブラックライト)を当てると発光する「ミナミオカガニ」など、
生き物によって光り方は多様です。
なぜ彼らの体が光るのか、この機会にその光る理由についても学んでみませんか。
光り輝く生き物展は、1月2日(火)~4月1日(月)まで開催しています。
神秘的に光る生き物たちを是非ご覧ください。
飼育スタッフ 一見
もうすぐ泳ぎ始めます
昨年11月末に「ヤマトイワナ」の人工採卵を行いましたが、
12
栄養
もう少し経過すると自力で泳ぎ始
今回の個体は将来「
展示に出るのはおおよそ2年後にな
初期餌料を食べてくれるかなど心配な点は多々あ
一匹でも多く残せるように管理していきます。
ウナギみたいな両生類
先日、1階企画水槽の前で「魚が逆さまになっている!」という声を聞きました。
魚が逆さまになっているという事は病気だったり、死んでしまっている可能性が考えられます。
すぐさま駆けつけると「フタユビアンヒューマ」がひっくり返っていました。
お腹を上に向けて休んでいる正常で問題ない行動ですが、見慣れていても水槽の前を通るたびにヒヤヒヤします。
見た目がウナギにそっくりなので魚と間違えられますが、アンヒューマ科に属する両生類の仲間です。
体に小さな手足が生えているのが特徴で、さらによく見ると指趾の数が2本あるのが分かります。
アンヒューマ科は「フタユビアンヒューマ」以外に2種類いて、
指趾の数が1本なのが「ヒトユビアンヒューマ」、3本なのが「ミツユビアンヒューマ」です。
数で見分ける事が出来るので、よく観察してみて下さい。
意外と気性が荒く目の前にあるものは何でも噛みつきます。
先日は水槽の中に入れた網に噛みつき、ぽっかりと穴が開いてしまいました。
つぶらな瞳の可愛らしい生き物ですが、餌を前にするとガッと噛みつくので、そのギャップにいつも驚かされます。
飼育スタッフ 西中
カニの意外な餌
1月2日(火)より水族館2Fで好評開催中の「光り輝く生き物展」では「ミナミオカガニ」という大きなカニの仲間を展示しています。
沖縄などの温暖な地域に生息しており、主に陸上で生活していて何でも食べる雑食性のカニです。
そんな雑食のカニに与えている餌は、「ミックスベジタブル」です。
なんでも人参が好きらしくお手軽なこともあり、ミックスベジタブルを餌のひとつとして使用しています。
ただ野菜だけだと栄養が偏りかねないので、魚用の配合餌料やトカゲ用の餌など様々なものを与えてみています。
このカニの凄いところは今のところなんでも食べて好き嫌いのないところです。ミナミオカガニの飼育に関する情報が少なかったこともあり様々な餌を与えてみましたが、何でも食べてくれるとってもいいカニなので、飼育スタッフ的にもありがたいです。
ただ最近はミックスベジタブルの緑色を残すことが増えてきた気がします。
緑色が苦手なヒトも多いですが、どうやらカニも同じようです。
飼育スタッフ 伊藤
泳ぐ龍
1月12日のブログにて企画展「怪物な生き物展」の泳ぐ宝石「チャンナ・バルカ」を紹介しました。
今回も同じ企画展の中から「アジアアロワナ」を紹介します。
かっこいい見た目と優雅に泳ぐ姿から観賞魚として人気のある古代魚の仲間です。
また、中国では龍に似ている事から「龍魚」と呼ばれ縁起物として愛好されています。
餌を丸のみにする大きな口や大きなヒレ、スポーンヘッドと呼ばれる頭部から背中にかけての盛り上がりが特徴です。
アロワナの仲間はジャンプ力が凄く、水槽の蓋を開けっ放しにしておくとすぐに飛び出してしまいます。
また、力も強いため、水槽の蓋には重しを何個も乗せて飛び出しの対策をしています。
今は全長が30㎝ほどですが、成長すると60㎝以上になります。
大きく、そして綺麗な体色を目指してこれからも飼育を頑張ります。
飼育スタッフ 西中
お寿司屋さんづくりの工夫①「水槽の木札」
1月2日(火)から2階「おいしい水族館」を一部リニューアルして展示開始しています。
今回のリニューアルで一番の目玉となる「すし処 湧水」では本物のお寿司屋さんの雰囲気を出すための工夫がたくさんあります。
一度では紹介しきれないので、私のブログで数回に分けてご紹介していきます。
まず1つ目は展示水槽に生き物の名前やおすすめの調理法を書いた木札を貼って、お寿司屋さんの生け簀のような魚名板を作りました。
雰囲気作りで水槽に木札を貼っています。
二ホンウナギの木札。※販売はしていません!
この木札を貼ったおかげでよりリアルな雰囲気が出るようになったのかなと思います。
お客様にもよく読んでいただいてるようでとても嬉しいです。
今後もブログでお寿司屋さんに見える工夫を紹介していきますのでお楽しみに。
飼育スタッフ 鷲雄
1月のマンスリー水槽
年が明けてから早くも2週間が経とうとしています。
水族館周辺は冬が深まったのか年末よりもさらに寒くなりました。
さて、水族館のエントランスにはマンスリー水槽という展示があります。
1カ月に1回その月に合わせた展示をしている水槽です。
今月は新年ということもあり、紅白カラーの生きものを展示に出してみました。
「丹頂」という頭の赤色が目立つ品種の金魚です。
「タンチョウ」という鶴の仲間に特徴が似ていることが名前の由来だと言われています。
紅白で鶴なんて縁起が良いですね。
頭部の赤色の部分は「肉瘤」というもので皮膚の一部です。大きく発達したものもあればまだ小さい肉瘤など個体や品種により様々です。
2月のマンスリー水槽も私が担当なのでどんなテーマになるのかお楽しみに。
飼育スタッフ 伊藤
泳ぐ宝石
皆さんは「怪物」と聞くとどんなイメージがありますか?
自分よりもはるかに大きい生き物、爪や牙が鋭い、怖そうなど様々だと思います。
水族館1階企画水槽ではそんなイメージにぴったりの生き物を集めた企画展「怪物な生き物展」を開催しています。
今日は企画展の中からスネークヘッドの仲間「チャンナ・バルカ」を紹介します。
この生き物は過去展示した中で特にまた見たいと要望があった魚です。
大きな鰭と鮮やかな体色を持ち、スネークヘッドのなかでも特に美しいことから「泳ぐ宝石」とも言われています。
水槽の前を通るとこっちをじっと見てきたり、泳ぎながら付いてくる様子も見られかなり人気があります。
見た目の美しさと人懐っこさから一回見たら忘れられない生き物になる事間違いなしの魚だと思うので、是非ご覧ください。
飼育スタッフ 西中
どんこどん!
当館の「川の魚水槽 中流」には「オイカワ」
しかし
どう
撮ってくれと言
本当のところは、
とはいえまだまだ一匹目ですので、
おいしい水族館がリニューアルしました!
1月2日(火)から水族館2階の「おいしい水族館」がリニューアルしました!
リニューアルした「おいしい水族館」はお寿司屋さんをイメージした展示です。
まるで本物のお寿司屋さん!
お寿司屋さんにある生け簀風の展示水槽があり、
お店の外観もかなりこだわって作製しました。
看板やのれんなどのデザインも飼育スタッフが意見を出し合いました。
山梨県の魚食文化を紹介したパネルを店内に掲載していて、学ぶことが出来ます。
山梨県の魚食文化の解説パネル
リニューアル後、お客様の様子を見ていると本物のお寿司屋さんと勘違いするお客様もいらっしゃいました。
お寿司屋さんの名前は「すし処 湧水」と言います。
ご来館の際はぜひご覧ください。
飼育スタッフ 鷲雄