オリジナルグッズ~アクリルキーホルダー~
今年の4月25日に森の中の水族館。が開館20周年となったことを記念して、多くのオリジナルグッズを発売していく予定です。
その中から今回は、私のイラストがプリントされたアクリルキーホルダーをご紹介します。
イラストの真ん中には水族館を代表するニジマスが描かれており、カラーバリエーションは白、水色、アンティークグリーンの3種類です。
どこに付けても馴染み、“おしゃれ”を重視したルームキーホルダーをイメージしてデザインしました。
このアクリルキーホルダーは水族館のお土産コーナーにて販売していて、私のイチオシグッズです。
飼育スタッフ 一見
アフリカンロックシュリンプ
前回のブログに引き続き、「~帰ってきた変わり者たち~変わり者展2」の生き物をご紹介します。
今回紹介するのは「アフリカンロックシュリンプ」です。
アフリカンロックシュリンプは西アフリカ原産で、体長8~15cmになる淡水性のエビです。
他の種類のエビとは大きく違った特徴を持っています。
通常ハサミのある部分に細かい毛が生えた扇状の足を持っていて、
その足でプランクトンを濾しとって食べます。
水族館では肉食魚用のエサを粉末にして与えています。
エサを濾しとって食べる姿がとてもかわいいのでぜひ観察してみてください。
飼育スタッフ 鷲雄
絶対に触らないで
水族館のあるさかな公園ではたくさんの生き物と出会えます。
しか
そのう
とてもおとなしいヘビです
絶対に触ろうと手を出してはいけません。
毒を持つヘビの中で
私はヤマカガシの方が危険だと思います。
全国で3カ所ほどしかありません。
なので処置までに
死亡例もある種類です。
ヤマカガシは基本
見つけたら近づかず、
飼育スタッフ山﨑
肺呼吸をする魚
9月のマンスリー水槽は、現在開催中の特別展「~帰ってきた変わりもの達~変わりもの展2」の番外編として選ばれた
「プロトプテルス・エチオピクス」です。
この生き物は肺魚(ハイギョ)の仲間で、名前の通り肺呼吸をする魚です。
浮き袋が進化した原始的な肺を持っています。
呼吸の多くを肺呼吸に依存しているので、空気を吸えなくなると溺れてしまいます。
また、生息地のアフリカでは乾季になると川の水が完全に干上がってしまいます。
そこで体表から分泌する物質と周囲の泥を使って全身を覆う繭(まゆ)を作り、
水が全く無い状態でも身を守ることができます。
数十分に1回息継ぎをしに水面に上がってくる姿が見れるので、
興味のある方は観察してみて下さい。
飼育スタッフ 西中
エボシカメレオン
現在好評開催中の「~帰ってきた変わり者たち~変わり者展2」から今回は「エボシカメレオン」をご紹介します。
エボシカメレオンはアラビア半島南西部が原産のカメレオンで、頭の突起が烏帽子(えぼし)に似ていることが名前の由来です。
飼育が難しいと言われているカメレオンの中でも、
エボシカメレオンは比較的飼育しやすい種類で人にもよく慣れます。
体色を変化させたり、左右の眼球を別々に動かせたり、長く伸びる舌で餌をすばやく獲らえたりといろんな能力を持っていて、
ずっと見ていても飽きないぐらい魅力満点の生き物です。
ぜひ水族館で観察してみてください。
飼育スタッフ 鷲雄
営業再開のお知らせ
8月12日から続いた臨時休館ですが、山梨県のまん延防止重点措置が解除されたことに合わせて、
昨日(9月13日)から営業再開しています。(毎週火曜日は休館日です)
休館中に水槽の新設やリニューアルなどを沢山行ってきたので、
新しい水槽たちを皆様に見て頂ける事を嬉しく思います。
また、新型コロナウィルス感染拡大防止対策として閉館前から引き続き、
館内のアルコールの設置、換気、入館時のアルコール消毒、検温などを行っています。
皆様に安心して水族館をご覧いただける環境作りをこれからも続けていきます。
飼育スタッフ 西中
パルダリウム水槽
臨時休館が9月12日(日)で終わり、水族館は本日9月13日(月)から営業を再開しています。
休館中のリニューアル作業の1つで、9月6日(日)のブログ“答えのない石パズル”で苦戦していた石の貼り付け作業がついに終わりました。
レイアウトを1週間練りに練った結果、2ケ所から流れ落ちる滝と多方向に流れる小川、大きな凹凸のある壁が特徴のパルダリウム水槽になりました。
石組だけでは物足りないので、ここから植物や小物を足して仕上げていきます。
完成したパルダリウム水槽をお楽しみに!
飼育スタッフ 一見
二重回遊水槽の換水
水族館の二重回遊水槽では定期的に水を減らして、換水をしています。
普段は水をかけ流しにしているのですが、水を減らすことで換水の効率が上がり水がよりきれいになります。
水槽内をきれいな状態で保つことで、魚が病気になりにくく健康的に過ごせるので落水はとても大事な作業です。
主に休館日にこの作業を行っているので、二重回遊水槽の水が減っているのはお客様がみることができない貴重な光景です。
飼育スタッフ 鷲雄
新・水生昆虫コーナー3
新・水生昆虫コーナーの3種類目の紹介です。
3種類目はタガメで
ひと昔前はタガメを見つけることも難しくなかったと聞きます
田んぼでの農薬使用や水路のコンクリート化、餌となる小型魚
日本各地でタガメの生息数は激減してい
ここ山梨県でも絶滅危惧1Aに分類され、
その姿を見ること
この水槽は「一年を通して水が枯
現在は二匹のタガメが展示
これから水温が下がっていき
来年の春以降にこの水槽で繁殖が行える
水槽内の環境を整えていこうと思います。
また、
飼育
マミズクラゲについて知ろう②
8月31日(火)のブログにてマミズクラゲの「ポリプ」について詳しく紹介しました。
そこで今回はマミズクラゲの「生活史」について紹介していきます。
マミズクラゲは「有性生殖」と「無性生殖」の生活史があります。
有性生殖はメスの卵子とオスの精子が受精して受精卵となり、
「プラヌラ幼生」という形を経てポリプに変態する事を言います。
それに対して無性生殖は、ポリプから「フラスチュール」と呼ばれる自分のクローンを分離し、
それが成長することで元と同じようなポリプになることを言います。
無性生殖で増えたポリプはクローンと同じなので性別が変わらないと言われており、
1つの場所にオスもしくはメスのどちらかしか出現しない事が殆どです。
そのため、自然界で有性生殖から増えるのは珍しいと言われています。
無性生殖は条件さえ合えば増え続けるというメリットがありますが、
条件が悪くなると一気に全滅する可能性があるというデメリットもあるので、
水族館では様々な場所からポリプを採集し、
有性生殖をできるような環境を整えています。
飼育スタッフ 西中