さかな公園の紅葉が始まりました
10月も終わりを迎え朝晩はかなり冷え込むようになってきました。
寒さにつられて水族館のあるさかな公園内の木々も徐々に色づき始めてきて季節の移り変わりを感じさせます。
葉が黄色くなってきました。もっと色づいてくるのが楽しみです。
気温が下がっていくのは大変なことが多いですが、
紅葉が進んでいくのを見るのはこの時期の楽しみの一つです。
水族館にお越しの際は紅葉も楽しんでみてください。
水族館 鷲雄
ホトケドジョウの調査
昨日、ホトケドジョウの調査と採集に行ってきました。
一昨年の河
昨年
また、ホトケドジョウ以外の生き物もあまり見られず、
しかし、今年は水の流れも安定し、
植物や底
魚の様子も多く見られました。
もちろんホトケドジ
体の小さい個体から大きい個体まで確認し、
危ない状況か
ホトケドジョウだけでなく植物や他の魚の復活
自然の力強さを再確認しました。
※ホトケドジョウは山梨
飼育スタッフ 山﨑
寒そうなカエルたち
ここ最近、忍野村の朝はかなり冷え込むようになり、両生類水槽のカエルたちもかなり寒さを感じているようです。
変温動物である両生類は、体温が外気温の影響を大きく受けます。
寒くなるとカエルたちの動きが鈍くなり、地面に伏したり隙間に隠れたりして寒さをしのぎます。
あまりにも動かないので人形と疑われることもしばしば。
お昼を過ぎたころになると少しだけ動き出しますので、これからの寒い季節に観察するにはお昼以降が狙い目です。
飼育スタッフ 古根川
新水槽レイアウト ~石の貼り付け~
以前のブログでも紹介した新展示の水槽レイアウトですが、着々と作製が進んでいます。
今回の作業では陸場の土台前面に石を貼り付け、
粒の細かい砂で木材が見えないように石の隙間に敷き詰めています。


完成した際にはこの土台の上に川が流れるような構造になる予定です。
細かい作業が多くて大変ですが、良いレイアウトになるように焦らず丁寧に仕上げていきます。
時間帯によって変わる水槽
最近は水族館がある忍野村も気温がグッと下がり、肌寒い日が続いたため飼育スタッフも冬用の制服に衣替えしました。
そんな冬も少し感じられる様になってきたこの時期は、一部の水槽の見え方が夏までとは変わってきます。
水族館の真ん中にある「二重回遊水槽」は時間帯によって、
水族館2階の大きな窓ガラスから日の光が入り、
水中に光の帯ができて幻想的な雰囲気になります。


この時期は10時~12時頃に日の光が水槽に差し込み、撮影するのにピッタリの時間帯です。
季節や時間帯によって変わる水槽の雰囲気をお楽しみください。

飼育スタッフ 西中
小さなカヤネズミ
最近、今年の6月から展示を開始した“カヤネズミ”の水槽に大きな変化がありました。
水族館では現在5匹のカヤネズミを展示しているのですが、ある日ふと水槽をのぞいてみたところ5匹のカヤネズミに加えて一回り小さめのカヤネズミが2匹歩いていました。

どうやら少し前に子どもを産んでいたようです。
カヤネズミはカヤを割いて作った巣の中で繁殖をします。
巣の入り口はネズミ1匹分の穴しか開いていないので中が見づらく、子どもを産んでいるのか判断するのがとても難しいです。

繁殖の兆候に気づけなかったのは残念ですが、新しいカヤネズミが2匹も増えてとても嬉しいです。
飼育スタッフ 一見
サワガニも脱皮
先週のモクズガニに続いて、
昨日はサワガニが脱皮していました。
ちゃんと脱皮が終わる
しかし、朝には殻だけになっていて、
脱皮をしたサ
飼育スタッ
マミズクラゲの連続展示記録1500日達成!
2017年9月9日から展示が始まり、2019年2月25日に連続展示記録が国内1位(534日)になったマミズクラゲですが、
本日(2021年10月18日)連続展示記録が1500日を迎えました。

1000日を迎えた時に「次の目標は1500日です」とお伝えしたのがつい先日のように感じます。
今年の夏は一般の方から「マミズクラゲを見つけました」というご連絡を沢山いただき、
知名度が上がってきたことを実感しています。
また、マミズクラゲの有性生殖にも力を入れたいとブログや新聞などでお伝えしてきましたが、
野生から採集したマミズクラゲで有性生殖を行ったりと、着実に進んでいます。
今後も皆様に良い報告が出来るように頑張ります。
飼育スタッフ 西中
モクズの白い手
朝、開館前の見回りをしていたらモクズガニの脱皮殻を発見しまし
どの甲殻類も脱皮する前は餌をほとんど食べなくなります。
し
気温の
脱皮という作業は甲殻類たちにとってかなり
なので、
餌を多めに与えていきます。
また、それによる水質
換水もこまめにやりたいと思います。
脱皮
じきに茶色に戻
この姿を見られるのは短くて明日までです。
飼育スタッフ 山﨑
絵を描く飼育スタッフ その6
水族館1階にある日本淡水魚コーナーは、来年初めのお披露目に向けてリニューアルの準備を進めています。
その中で私はパネル作りの担当となりました。

展示予定の1階は落ち着いた雰囲気なので、そこに合うようにパネルの背景はダークブラウンの木目調にしました。
実はこの木目調の背景は、1つ1つ手描きで作っています。
線の種類や太さを変えたり色を変えたりと、木目を1から作る作業は思った以上に大変でした。

背景が完成した後は、印刷できる大きさにパーツ分けをする必要があります。
この工程もなかなかに時間がかかる作業なので、飼育作業の合間を縫って少しずつ進めていきます。
飼育スタッフ 一見