2021年09月06日

答えのない石パズル

リニューアル作業のため今日もあちこちで電動ドライバーやノコギリの音が聞こえてくる中、私は石とにらめっこをしています。

作製中の新しい展示に設置する滝と小川がある「パルダリウム水槽」を作っているのですが、そのレイアウトに苦戦しています。

パルダリウム水槽 立ち上げ中

土台に石を貼り付ける際、石の向きや大きさを選んで貼らなくてはいけません。

材料は頑張って拾った石たち

出来るだけ自然な配置になるよう何度も組み直すので、なかなか骨が折れる作業です。

理想のレイアウトを目指して、今日も石パズルに挑みます。

飼育スタッフ 一見

2021年09月03日

新・水生昆虫コーナー2

今回も先週に続き、

新・水生昆虫コーナーの紹介です。

 

2種類目はゲンゴロウです。

現在も山梨県に生息していますが、

生息場所も限られ生息数も少なく、

山梨県の絶滅危惧1Aに指定されています。

 

水槽は「一年を通して水が枯れず、水生植物がたくさん生えている湿地帯」を再現しており、

ここではヒシを植えています

 

ゲンゴロウは陸地で翅を乾かしたり陸地の土中でさなぎの段階を迎えるので、

水中の環境に加えて水際の陸地環境も生息するうえでとても重要です。

 

た産卵はヒシの茎の部分に産むことがあるので、

今後この水槽で産卵を迎えることが出来るように整えていきたいと思います。

 

飼育スタッフ   山﨑

2021年09月02日

休館中の生き物の様子

現在、水族館は山梨県からの要請で9月12日(日)まで休館しています。

休館中でも生き物たちは相変わらず元気に生活しています。

 

こちらのアンボンアオジタトカゲは最近食欲が増えてきて水族館に来た頃よりからだが一回り大きくなったように感じます。

アンボンアオジタトカゲ。最近ちょっと太った

 

エリマキトカゲも展示を開始したころは警戒してエサのコオロギをなかなか食べてくれませんでしたが、最近では展示水槽に慣れてくれてよく食べるようになりました。

エリマキトカゲ。お客さんがいないのでのんびり過ごす。

 

お客様に元気な生き物たちの姿を見てもらえる日が待ち遠しいです。

 

飼育スタッフ 鷲雄