カワマスの卵 Part1
11月20日(水)に行った県民の日特別イベント「水産業のお仕
お客様にカワマスの人工採卵を体験していただきま
水産養殖業において特に重要だといえる人工採卵の体験と簡
自分たちが食べている水産物を身近に感じても
実際にイベントで行った人工採卵は無事に成功しまし
直径5mmほどの卵で、これから発生が進んでいきます。
ここ
その都度ブログで
飼育スタッフ 山﨑
謎のカエル?
現在、水族館では特別展「世界のカエル大集合!~カエルーワールドカップ~」を開催中です。
今回はその中から「コガタナゾガエル」を紹介します。
このカエルはアフリカ大陸に広く分布している地上性のカエルです。
名前に「ナゾ」とありますが、これは発見された当初は分類がハッキリ分からず、
どのカエルの仲間に含まれるのか決められなかったからです。
この種を含めたナゾガエルの仲間は体から毒を分泌することが知られています。
皮膚に触れただけでも痛みが走ると言われており、取り扱いには注意が必要です。
そんなコガタナゾガエルですが、見た目も若干変わっています。
他のカエルと比べると少し胴体が長いような気がします。
普段はほとんど動きませんが、インパクトある見た目ですのでぜひご覧ください。
飼育スタッフ 古根川
ホトケドジョウ5ヶ月目
今年の6月頃にホトケドジョウの産卵についてお伝えしてから約半年が経ちましたので改めて今の姿をお伝えします。
体の大きさが約2cmにまで成長して顔も大人のホトケドジョウらしくなってきました。
一時期はエサを食べてくれず痩せてしまったこともありましたが、
エサの種類を変えたらきちんと食べてくれるようになり、
体もホトケドジョウらしい丸っこい体型になりました。
今後も大きく成長できるように丁寧にお世話をしていきます。
また、来年も引き続き繁殖に挑戦していきます。
飼育スタッフ 鷲雄
マミズクラゲ展示記録800日達成!
芸術の秋
前回のブログ“食欲の秋”で紹介したエビフライ型の松ぼっくり、
実はあれから密かに集めていました。
そして沢山集まったエビフライでなんと、リースを作ってしまいました!
甲府市にある、お花屋さんのDolce Vita(ドルチェ・ヴィータ)に作成をお願いした所、
沢山の素敵なエビフライリースが送られて来ました。
ドライフラワーや木の実に加えて、エビフライが違和感なく付いている所が驚きです!
今回作って頂いたリースは、水族館の到る所に飾っているので、
是非見てみて下さい。
素敵な作品を作ってくださったDolce Vitaさん、本当にありがとうございました。
飼育スタッフ一見
アメリカザリガニのカラーチェンジ
水族館1階「日本淡水魚水槽」では「アメリカザリガニ」を展示しています。
先日、朝の見回りの際に水槽を覗いたらなんと体色が青色になっていました。
水槽内に脱皮殻が落ちていたので、脱皮をした際に体色が変わったと思われます。
実はアメリカザリガニは赤い色素をエサから取り入れることで体色を赤く保っています。
普段与えているエサに赤い色素が入っていなかったため、
体色がアメリカザリガニの体液の色である青色に変化してしまいました。
青色のアメリカザリガニもカッコいいですが、
調べたところによると青色になるのは栄養不足のサインでもあるらしいので、
エサを変えてまた赤い立派なアメリカザリガニにしてあげたいと思います。
飼育スタッフ鷲雄
お魚大移動
水族館の真ん中にはメイン水槽の1つ、「二重回遊水槽」があります。
ドーナツ型の大きな水槽でニジマスやイトウなどを展示しています。
「二重」とあるように水槽内部に仕切りがあり、内側に15~30cmの小さい魚、外側に60cmを超える大きな魚が泳いでいます。
先日、この二重回遊水槽の内側で魚の総入れ替えを行いました。
ほとんどの工程を手作業で進めていくなかなか過酷な作業です。
まず水槽の水位を下げ、魚を網ですくい取り出していきます。取り出した魚は外の大きな水槽に移していきます。
新しい魚は専用のトラックで運ばれてきます。この魚たちも同じようにスタッフがどんどん水槽へ運びます。
作業は2日間に及び、運んだ魚たちは合計約5,000匹に。
新しくなった魚たちを是非ご覧ください。
飼育スタッフ 古根川
繁殖期と採卵のお知らせ
秋も深まり、水族館で飼育しているサケ科の仲間が繁殖のシーズン
オスは顔つきが変わり、メスもおなかが膨れて、
見
特にメスは総排泄口が飛び出すよ
これが産卵時期を見極める一番の目印です。
当館でもサ
成長させた個体は展示にも出しています。
実際にお客様が自分の手で卵
当日2回、
山﨑
マミズクラゲのイラスト
タガメの成長記録 おまけ
タガメの成長記録は前回で終了とお伝えしましたが、
どうしても見てもらいたいものがあるのでおまけの追加投稿です。
タガメは5回の脱皮を経て成虫となりますが、
その際に脱皮殻を残します。
その脱皮殻をきれいに整形して乾かした物がこちらです。
左から右へと順に体の大きさが大きくなっていくのがよく分かります。
実際にこの脱皮殻は生きていませんが、
大事に管理をして標本として解説の時に活かしたいと思います。
飼育スタッフ 山﨑