真っ黒なアユ
現在、中流水槽ではアユを展示しています。
そのアユは婚姻色を発現し、
体が黒くなる「サビアユ」とよばれる状態です。
また、鼻先も下に折れたかぎ状と形態が変わりました。
アユは1年で一生を終える魚なので、
この成熟した姿を見れるのは短い期間だけです。
最後まで生き残ることが難しい生き物の中で、
立派に大きく育ち成熟した姿をご覧ください。
飼育スタッフ 山﨑
クリスマスが今年もやってきました
12月といえば、皆さん何を思い浮かべますか?
そう、クリスマス
ということで、先日水族館のエントランスにクリスマスツリ
ツリーの高さが2メートル近くあるので、上の
とても大きいので
ツリーを飾ると水族館全体が一気にクリスマスムードになるので
飼育スタッフ西中
一足先に大掃除?part2
前回、日本産両生類の水槽掃除を紹介しました。今回はその続きです。
洗ったパネルや砂利は元のレイアウトに戻るように組み立てていきます。
またコケが一部枯れていたので、公園の奥で取ってきた新しいコケに植え替えます。
そして組み立てた水槽を元の展示の場所へ戻し、給水チューブを設置します。
水槽裏では水が通るパイプがエアチューブで水槽と繋がっており、ここから水槽内へ水が循環されます。
最後に生き物が脱走しないよう蓋をしっかり閉めておしまいです。
いかがだったでしょうか?小さな水槽でも意外と中が複雑だったりします。
飼育スタッフは見えない所でも工夫を凝らしているので、そういった場所も注目していただければと思います。
飼育スタッフ 古根川
水族館の周りで見られる野鳥 Part1
野鳥が好きな私は寒い冬も外を探し歩きます。
むしろ、冬のほうが
オレンジのお腹に黒
今年も忍野村にやってきています。
秋になると北方から渡り日本で越冬します
オスとメスで色が異なり、
オスはジョビ雄、メスはジョビ子とい
水族館2階のデッキから、
飼育スタッフ 山﨑
凍結注意
11月も終盤を迎え、忍野村周辺は朝晩の冷え込みが強くなってきました。
朝、水族館に来た時に水族館裏側の屋根に氷柱ができていました。
氷柱の下を歩いてしまうと氷柱が落ちてきた時とても危ないのでこの時期は注意しなければいけません。
また、外に置いてあるバケツには氷が張っていました。
他にも網やホースなども夜に屋外に置いておくと、凍って使えなくなってしまいます。
これから更に寒くなっていくので足元や置き忘れに注意して作業していきます。
飼育スタッフ 鷲雄
白い朝
最近、水族館は雨の日が続いていました。
そして日に日に気温が下がっていくにつれて、先日ついに雪が降りました。
冬の時ほど雪は積もりませんでしたが、
今日の水族館は、雪化粧をした朝を迎えました。
雪があまり降らない所から来た私にとっては、雪の積もった朝はワクワクします。
しかし、門に雪が積もり開けにくかったり、手が冷たいのを通り越して痛かったりと
毎朝行う外での作業がいつもより大変でした。
これから本格的に雪が降る日が増えていくので、
来館される際は防寒対策と足元に気を付けてお越しください。
飼育スタッフ一見
一足先に大掃除?
水族館1階に日本産両生類の常設展示がありますが、先日この水槽の清掃をしたので紹介しようと思います。
今回はナガレタゴガエルがいる写真左側の30cmの水槽をまるごとキレイにしていきます。
清掃している間、カエルにはプラケースで少しの間待機してもらいます。
まずは水槽を取り外すのですが、これが意外と大変です。
水槽の裏には濾過槽に続く排水パイプが棚板に穴をあけて繋がっており、水槽を取り出すにはある程度持ち上げないといけません。
水槽には水や岩が入っているので、かなりの重量です。
これを狭い部屋の中で持ち上げるには一苦労です。
なんとか取り出した水槽はバックヤードに運び掃除していきます。
アクリル面のコケ掃除はもちろん、中の砂利、岩のパネルもすべて洗っていきます。
全て洗い終わったところで今回はこの辺で、続きは次回紹介します。
飼育スタッフ 古根川
そこにはピーマンがなる木がありました
先日、遠足できた幼稚園のお子さんたちが、ある生き物を指差して
水族館に野菜のピーマン
水族館1階企画展コーナーに展示している「フタイロネコメガ
身体の色が黄緑なのと、乾燥から身を守るためにワ
後姿が言われてみる
改めて、
飼育スタッフ西中
水草水槽~田植え篇~
最近、水草水槽で新たに田植えをしました。
というのは冗談で、“マツバイ”という水草を新たに植え始めました。
松の葉のような形をした水草ですが、1株がとても少なく、
1束1束間隔をあけて植えないと枯れてしまいます。
とても気の遠くなる作業をして数時間、やっと一角だけ植え終わりました。
すべて植え終わると芝生のように美しく成長します。
水底一面に広がるマツバイの絨毯を目指して
これからも水草水槽の田植えを頑張っていきます!
飼育スタッフ一見
モクズガニ、入れ替えました。
先日、「日本淡水魚水槽」で展示しているモクズガニを大きいサイズの個体と入れ替えました。
大きいサイズの個体は以前の個体より3倍以上大きく、
特徴的なハサミの毛もしっかり生え揃っていてフサフサです。
この大きなハサミはとても力が強く挟まれたらひとたまりもありません。
さらに脱走の達人でもあり、少しの隙間があればそこから足やハサミを入れて脱走してしまいます。
その為水槽のフタの部分をびっしりとテープで張り、フタが押し上げられないように重しを乗せています。
扱いを注意しなければいけない生き物ですが、
こんなに大きい個体はなかなか見られないので、お越しの際は立派なハサミをご覧ください。
飼育スタッフ鷲雄