2018年03月17日

生き物の棲みか

現在開催中の特別展「変わりもの展」も残り約1ヶ月になりました。

 

その中で、私が最近特に気になっていることがあります。

それは、ノコギリガザミの水槽内に入っている「ライブロック」です。

ライブロックとは、死んだサンゴの骨格にカニやゴカイなどの小さい生き物や微生物が付着している

海中の岩の事を言います。

付着している生き物の多くは害が無く、水槽内の環境を良くしてくれる働きがあります。

 

水槽内に入っているライブロックにも、最近多くの生き物が見られるようになってきました。

よく観察していると、糸のように細長い生き物が動いていたり、サンゴやイソギンチャクのポリプが

開いたりしています。

水槽のレイアウト用として入っている物ですが、これから他にどんな生き物が出てくるのか楽しみです。

飼育スタッフ 羽生