2018年12月29日

平成最後の大掃除

今年も残すところあと数日になりました。

水族館の年末年始は12月28日(金)から1月1日(火)まで休館です。

その間も飼育スタッフは生き物のお世話や普段出来ない大掃除、イベントの準備などを行っています。

 

1月2日(水)、3日(木)には毎年恒例のお正月イベント「イカ墨で書初め」を開催します。

本物のイカの墨を使って書くことができる毎年人気のイベントです。

皆さんがどんな言葉を書くのか今から楽しみです。

 

今年も沢山の方にご来館頂きまして、ありがとうございました。

来年も森の中の水族館。をよろしくお願いいたします。

飼育スタッフ 西中

2018年12月25日

ヌマチチブの新居

先日、水族館1階の日本産淡水魚水槽で展示しているヌマチチブに、石を組んで住み家を作ってあげました。

最初は警戒していて石に近づきません。しかし徐々に慣れたのか、2日目には周りをぐるぐると泳ぎ始めました。

そして3日目には穴に入っている様子が観察できました。

穴に入ってくれた時はとても嬉しく、またヌマチチブが今まで以上にかわいいと思いました。

今はまだ穴に出たり入ったりしていて、完全に住み家としては利用していないように思います。

これからこの住み家を気に入って使ってくれることを願っています。

飼育スタッフ 鷲雄

2018年12月21日

ニジマスに負けずに。

11月17日(土)から始まった期間限定展示

「増えマス食べマス育てマス!!!

ますますイクラの成長日記」

も、早いもので約一ヶ月が経ちました。

 

はじめは受精して約2週間後の発眼卵から

展示を開始しました。

 

そこから日が経つにつれ、卵はやがて孵化をして

今では 成長が早い個体は水中を元気に泳ぎまわっています。

 

驚くほど成長が早く、毎日観察が欠かせません。

 

飼育スタッフ一年目の私も

ニジマスに負けずに

日々成長できるよう頑張りマス。

 

飼育スタッフ 山﨑

2018年12月17日

アオダイショウ始めました。

水族館2階にある爬虫類コーナーで「アオダイショウ」の展示が始まりました。

このヘビは日本の森林や農地、都心部など様々な場所に生息しているので、知っている方も多いのではないでしょうか。

アオダイショウは毒を持っていないヘビですが、

毒を持つニホンマムシに模様が似ている事から、マムシに擬態していると言われています。

顔をよく見るとつぶらな瞳をしていて、とても可愛らしいヘビなので、

顔や模様に注目して見ると、ヘビが苦手な方でも意外と大丈夫かもしれませんよ。

 

飼育スタッフ西中

2018年12月13日

砂に潜ってかくれんぼ

水族館では来年1月23日より開催予定の特別展「かくれんぼ展」に向けて準備が進んでいます。

今回はその生き物たちの中からメガネカラッパをご紹介します。

メガネカラッパは東京湾以南、インド洋、黄海などに生息するカニの仲間です。

日中は砂の中に潜んでいて、夜になるとエサである貝や小魚を探しに動き回ります。

 

水族館ではアサリをエサとしてあげていて、アサリを水槽の中に落とすと砂の中からもぞもぞと動き出して、

特徴的なハサミで器用に貝をこじ開けて身を食べます。

 

私はエサを食べる時に、もぞもぞと動く姿がとてもかわいらしいと毎回思っています。

来年の特別展が始まって皆さんにその姿をお披露目するのが今からとても楽しみです。

飼育スタッフ 鷲雄

2018年12月07日

12月と言えば

 

暦は12月になり、忍野村もすっかり冬の景色になりました。

しかし、12月は寒いばかりではありません。

 

水族館ではつい先日エントランスにクリスマスツリーを設置しました。

キラキラ光るツリーは、一目見るだけでクリスマスの到来を感じさせてくれます。

また、12/22(土),23(日),24(月・祝)の3連休には、「ジェルキャンドル作り」を開催します。

様々な色の砂と、貝殻やガラス細工を自由に使って、自分オリジナルのジェルキャンドルを作れます。

お手製のキャンドルを飾って楽しいクリスマスを過ごしてみませんか?

 

※参加費は入館料+800円~

事前申込みは電話で富士湧水の里水族館まで

TEL:0555-20-5135

飼育スタッフ 羽生

2018年12月02日

パワーをいただく

12月を迎え、忍野村はどんどん寒くなり、

朝の気温は0度を下回る日が出始めました。

 

寒くて手がかじかみ、水も冷たくて

仕事も辛いことが多くなってきました。

 

しかし、寒くなったと同時に

富士山の姿がとてもきれいになりました。

9月末に初冠雪の発表があり、

そこからどんどん雪が積もってきました。

 

どんな時でも富士山を見ると

パワーをもらえる気がします。

水族館を出て左に曲がったすぐの橋から

きれいな富士山を見ることが出来ますので

水族館に来る時や帰る時に

ご覧ください。

2018年11月29日

アンテナだらけの魚

今回は水族館2階で開催中の企画展「○○が長い生き物たち」から「スレッドフィン・パラダイス」を紹介します。

この魚の見所はなんといっても糸のように長く発達したフィン(鰭)です。

始めて見た方は「おぉ」と驚いたのではないでしょうか。

このフィンは胸鰭の一部が変化したものと言われており、これをたなびかせて泳ぐ姿は圧巻です。

そんな不思議な美しさを持つスレッドフィン・パラダイスですが、欠点が一つあります。それは写真が撮りづらい事です。

※フィン(鰭)にピントが合ってしまった写真

フィンが長すぎてフレームに納まらない、ピントが手前のフィンに合ってしまうなど、

私も写真を何枚も撮り直した思い出がよみがえります。「これぞ」という写真が撮れた方はぜひご一報をお願いします。

飼育スタッフ 古根川

2018年11月22日

期間限定展示

 

現在水族館1階の二重回遊水槽内側では、期間限定展示「増えマス!食べマス!育てマス!ますますイクラの成長記録」を開催中です。

この展示では、水族館で産まれてきたニジマスの″イクラ″を展示しています。

産卵から24日が経ち、イクラの中には立派な眼が見えていて、ふ化する個体も出てきました。

食べたことはあっても、イクラの中に魚がいる状態はあまり見ない。

そんな小さいイクラの成長をこれから見守っていきたいと思います。

 

なお、この展示はニジマスが成長する3月上旬までを予定しています。

※生き物の状態によって期間が変更されることがあります。

飼育スタッフ 羽生

2018年11月17日

土曜日の飼育トーク

最近、色付いた葉っぱが落ちるようになり、開館作業のときに落ち葉掃きをするのが日課になっています。

 

さて、水族館では毎週土曜日に「飼育トーク」というイベントを開催しています。

こちらのイベントでは、毎回1種類の生き物をピックアップして解説しています。

生き物の解説だけではなく、日々飼育している中で気付いた面白いポイントなどを紹介しています。

 

前回は「マミズクラゲ」のエサや水換え方法などを中心に紹介しました。

疑問に思った事、気になった事など何でもお答えしますので、飼育トーク中やその前後に質問してみて下さい。

飼育スタッフ 西中