2020年07月04日

キャビアじゃなくて私を見て

現在開催中の「おいしい水族館展」から、今回は「シベリアチョウザメ」をご紹介します。

 

シベリアチョウザメは大きさが1m程までしか成長しない、

他のチョウザメ類と比べると小さいサイズのチョウザメです。

水族館で展示しているシロチョウザメやベステルチョウザメと比べると、子どもと思われるほど小さく、とても可愛らしいです。

 

また、高級食材のキャビアとして有名な卵を取るために国内でも養殖されています。

 

見てかわいい、食べておいしい一石二鳥のお魚です。

飼育スタッフ鷲雄

2020年07月03日

田んぼの季節③

最近は、週に2,3回近所の田んぼを覗きに行っています。

 

そんな中、

ここ一週間の田んぼの様子は今までとは少し違いました。

 

4,5月は冬眠から目覚めた水生昆虫の成虫をよく見かけましたが、

現在では多くの幼虫が見られるようになりました。

 

6月の上旬にはゲンゴロウの仲間の交尾が見られたので,

きっとその時期に生まれた幼虫たちが現在姿を見せています。

 

世代交代が起きている現在の田んぼですが、

これも自然豊かな証拠だと思います。

 

飼育スタッフ 山﨑

2020年07月02日

マミズクラゲ飼育話②

6月24日のブログでマミズクラゲのポリプの給餌を紹介しましたが、

今日はポリプの給餌の前に行う「フラスチュールの分離」について紹介します。

ポリプはフラスチュールという自分の分身を排出し、無性生殖で増えていきます。

フラスチュール排出中

 

排出したフラスチュール

ポリプは飼育しているシャーレやプラスチックケースの底に固着しているのですが、

フラスチュールは固着していないので、給餌や換水をすると水で流されてしまいます。

そこで、給餌を行う前に違うシャーレにスポイトを使ってフラスチュールを分離させます。

 

分離させたフラスチュールは約1~2週間でポリプになり、

前回紹介した「アルテミア」を食べて成長します。

地味な作業に見えますが、マミズクラゲを長期で飼育・展示する上で重要な作業のひとつです。

飼育スタッフ 西中

2020年06月30日

オタマジャクシ、○○が生えておったまげ~ part.3

 

6月2日(火)のブログで紹介したヤマアカガエルのオタマジャクシですが、

ついに前脚が生え、顔もかなり変化してきました。

ここまで成長すると徐々に上陸の準備が始まります。

カエルになるまであともう少しです。

 

飼育スタッフ 古根川

2020年06月28日

ニシキテッポウエビの楽しい貝殻建築

2階の企画展コーナーで展示されているニシキテッポウエビは、優れた建築家です。

水槽の中に散りばめられたサンゴの欠片や貝殻を巧みに積み重ねて、自分の住処をものの数時間で作ってしまいます。

そんなテッポウエビの最近の建造物は、サンゴの隙間に大きな貝殻がねじ込んである斬新なデザインをしています。

作品名「貝殻サンゴハウス」

体よりも大きい貝殻をいったいどうやって組み込ませているのでしょうか。

ニシキテッポウエビの建築技術には毎回驚かされます。

次はどんな建造物が生み出されるのか楽しみです。

一級建築士のニシキテッポウエビ

飼育スタッフ 一見

2020年06月27日

ホトケドジョウの成長 2020年 Prat.2

 

6月11日(木)のブログで紹介したホトケドジョウの稚魚ですが、順調に成長しています。

顔つきがかなり変わり、少し大きめの餌も食べられるようになりました。

餌の色でお腹が黄色になっています。

うんちもちゃんとしてます!

それでは引き続き、稚魚の成長をお楽しみに。

 

飼育スタッフ 古根川

2020年06月26日

大好きな水生昆虫の飼育③

先日、タガメの孵化の瞬間に立ち会えました。

生き物が生まれてくる瞬間は、いつ見ても感動します。

全部で90個の卵の塊で、最後の一匹だけ残ってしまい心配になりましたが、

すべての卵がかえり、安心しました。

飼育スタッフ山﨑

2020年06月25日

神秘!白いオタマジャクシ

 

先日一般の方から、白いオタマジャクシを捕まえたとの情報をいただきました。

確認したところ、なんと珍しいアルビノのオタマジャクシでした。

アルビノというのは生まれつき黒い色素(メラニン色素)を持たない突然変異個体のことで、

カエルに限らず魚や爬虫類、私たち哺乳類でも見られます。

瞳孔が赤いのも特徴

 

オタマジャクシの姿だけで種類の同定は難しいのですが、

眼の間が離れているという特徴から「ニホンアマガエル」ではないかと推測しています。

今回は8匹のアルビノオタマジャクシを譲っていただいたので水族館のバックヤードで飼育します。

いったいどの種類のカエルに育つか今から楽しみです。

 

飼育スタッフ 古根川

2020年06月24日

マミズクラゲ飼育話①

水族館がある忍野村では連日雨予報が出ています。

朝夕と昼間の気温差が10度近い日もあるので、軽く羽織れるものがあると良いかもしれません。

 

さて、今日は1週間に1回の「マミズクラゲのポリプ」の給餌の日です。

シャーレとプラケ全部給餌と換水します!!

餌は「ブラインシュリンプ」という甲殻類の仲間で、生まれたての状態(アルテミア幼生)を与えています。

ただ、この餌は海水で育つ為、塩分が大敵のポリプにはそのまま与えることができません。

そこで、塩抜きをして与えます。

紅い粒がアルテミアです!

また、アルテミア幼生は紅い色をしているので、ポリプが食べると胃の中が紅くなって観察しやすくなります。

今日餌を与えたポリプは2階のマイクロアクアリウムコーナーで見ることができるので、

来館した際は観察してみてください。

育スタッフ 西中

2020年06月20日

田んぼの季節②

水族館の周りの田んぼは五月に田植が終り、

日に日に稲の背丈が大きくなっていくのを観察できます。

 

稲があるのと無いのでは、

田んぼの中の生き物の観察のしやすさが異なります。

 

当然稲があるほうが難しく、

その稲の隙間に生き物が隠れたり、

稲があることにより覗ける水面の面積も小さいです。

 

ですが、そういった稲などがあるおかげで、

隠れ家になったり、たくさんの生き物が集まることができる環境になっていきます。

 

田植えの前には見れなかった生き物も集まるようになるので、

これからの季節もまだまだ田んぼから目が離せません。

 

飼育ス  タッフ 山﨑