2019年06月17日

水上に咲く梅の花

 

 

水族館2階のビオトープも作製からだいぶ時間が経ち、植えた植物たちもかなり根付いてきました。

ある日、水が出てくる場所に植えてある「バイカモ」が小さな花を咲かせていました。

    梅の花を思わせる小さな花

バイカモは「綺麗・冷たい・流れが早い」という条件が揃った場所でしか成長しない希少な水草で、山梨県では

絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。

漢字で書くと「梅花藻」という名前の由来にもなっている白くて小さな花は、6~8月が最盛期で、

花の部分だけが水上に出てきて咲きます。

県内では忍野村周辺で特によく見られ、水族館の横を流れる桂川でも見ることが出来ます。

山梨が誇る豊かな水の象徴たるバイカモを、このまま綺麗に維持していきたいと思います。

飼育スタッフ 羽生

2019年06月16日

水族館DIY③

前回の水槽リニューアルDIYブログから1ヵ月が経ちました。

その期間いったい何をしていたのかと言いますと、答えのない石組みのパズルに苦戦していました。

切り終わった材料に石を張り付けていく作業をしていたのですが、石の形や大きさを考えながら組まなくてはいけません。

何回も石を並べては組み直すの繰り返しでとても頭と精神を使う工程でした。

最近、そんな苦戦する作業も終わり、立派な石組みの壁が出来上がりました。

石組みパズル(完)

完成がだんだん近づいてきて、皆さんにお披露目するのが楽しみです。

飼育スタッフ 一見

2019年06月15日

奇跡の1枚

6月も中旬に入り、最近は雨の日が多くなってきました。

 

湿度が高くなるこの季節はカエルたちも活発に動きます。

 

先日、館内の見回りをしていたら、1匹のカエルがまるでバレリーナのようなポーズで

水槽のフタにぶら下がっているのを発見しました。

 

蛍光灯の光を浴びている姿はまるで劇の主人公のような光景でした。

 

今後もカエルたちのおかしな格好には目が離せません。

 

飼育スタッフ 鷲雄

2019年06月14日

はばたきの練習

梅雨の季節で雨の日が続く忍野村ですが、

晴れになるとさかな公園ではセミや鳥の鳴き声が聞こえます。

 

その鳴き声に誘われてさかな公園を歩いていると、

目の前に体の小さな幼鳥を見つけました。

わりをよく探してみると、

近くに親鳥と思われるシジュウカラを発見しました。

 

どうやら、見つけたこの幼鳥はシジュウカラです。

 

そのまま見続けていると、バタバタの翼を動かしていました。

きっと巣立ちの時期となり自分で飛べるように練習していたのかと思います。

 

近くにいた私の姿にも気が付かないくらいの一生懸命さに、

私も仕事を頑張ろうと思えたひと時でした。

 

飼育スタッフ山﨑

2019年06月13日

ホトケドジョウの卵 その後

 

以前お知らせしたホトケドジョウの卵ですが、先日無事に孵化が始まりました。

 

 

こちらが孵化後の仔魚です。

産まれた直後は全長3mm程ととても小さく、体も透明です。

 

お腹に透明な袋のようなものがありますが、

これが卵黄です。眼も確認できますが、まだ発達しきっていません。

 

 

こんな姿でも、水が揺れるなどの衝撃があると泳ぎだします。

今後の成長も随時お知らせいたしますので、皆さんもぜひ応援していただけたらと思います。

 

飼育スタッフ 古根川

2019年06月11日

草履に似た海老

4月24日(水)から始まった企画展「漢字で見る生き物たち」ですが、残り1ヶ月を切りました。

さて今回は、その中から「ミナミゾウリエビ」を紹介します。

漢字は「南草履海老」と書きます。

履物の草履の様な形をしていて、長い髭と曲がった腰が人間の老人を思わせることから漢字が付けられました。

 

派手な体色と模様をしているので水槽内ではかなり目立ちますが、

生息しているサンゴ礁では周りが派手な色をしているため、擬態効果で目立たなくなります。

正面顔がとても可愛らしいので注目していただければと思います。

飼育スタッフ 西中

2019年06月10日

雨のカエル

 

 

いよいよ全国的に梅雨入りをして、雨や湿った天気が続くようになりました。

私たち人間にとっては、乾かない洗濯物や外に出るのが億劫になる時期ですが、この時期がとても好きな生き物もいます。

「ニホンアマガエル」は日本の広い範囲で一般的に見られる、とても馴染み深い種類のカエルです。

カエルの仲間の多くは、繁殖期になるとオスがメスを誘う為に鳴くようになります。

ですが、ニホンアマガエルは漢字で「日本雨蛙」と書く通り、繁殖期以外でも雨が降りそうな時にも積極的に鳴きます。

田んぼからカエルの大合唱が聞こえてきたら、雨が降る予兆かもしれませんよ?

飼育スタッフ 羽生

2019年06月10日

めり込んでます。

水族館2階で展示しているフトアゴヒゲトカゲは、謎の格好をしていることがよくあります。

そんな彼の水槽を、今日も何気なく覗いてみました。

後ろから見た時には特に変なところはなかったのですが、正面に回ってみて驚きました。

なんと、見事に木の先端が顎にめり込んでいるではないですか。

苦しくはないのかと思いつつ見ていましたが、彼はリラックスした表情で木に寄りかかっていたので、おそらく大丈夫なのでしょう。

リラックス~

フトアゴヒゲトカゲの謎の格好に毎回冷や冷やさせられます。

飼育スタッフ 一見

2019年06月07日

ついに、ホトケドジョウが!

以前、ホトケドジョウの採卵容器を紹介しましたが、ついにホトケドジョウが卵を産んでくれました。

残念ながら産卵行動を見る事は出来なかったのですが、このようにタッパーの中に卵が入っているのが確認できます。

1回の産卵で500卵以上も産んでいます。

 

産卵直後の卵を拡大してみるとこのような見た目です。

 

受精2日目になると、うっすら体の発生が始まっているのが見えます。

 

今後も卵の成長を順々にお知らせしていくので、お楽しみに。

飼育スタッフ 古根川

2019年06月06日

海を渡る不思議なチョウ

気温も上がり、

さかな公園ではたくさんのチョウの仲間を見るようになりました。

その中でも最近は

海を渡り大移動をする「アサギマダラ」を見かけました。

 

アサギマダラは黒の脈と浅葱色のまだら模様の翅が特徴的です。

春から夏にかけて北に進み秋になる南に下り、

たくさんの群れで行動します。

 

調査で海を渡り2000キロもの距離を

大移動した個体もいるといわれていますが、

なぜこんなに大移動をするのかという秘密は分かっていない不思議なチョウです。

 

さかな公園では毎年6~7月に見られ、

浅葱色の翅の色味がとてもきれいで、体の大きいチョウなのでとても探しやすいです。

ぜひ探してみて下さい。

 

飼育スタッフ 山﨑