2019年04月14日

かくれ○○

ただ今開催している「かくれんぼ展」も残るところあと数日となりました。

特別展以外にも、実は常設展示に解説板には載っていない隠れた生き物が入っていることをご存知ですか?

例えば、水草水槽ではミナミメダカと一緒にタナゴやモツゴの仲間が泳いでいます。

タナゴ(下)とモツゴの仲間(上)

また、水草に隠れているエビに注目してみると、ミナミヌマエビに似ているカワリヌマエビの仲間がこっそり紛れて入っています。

カワリヌマエビの仲間

このように、解説板に載っていない“かくれ○○”を見つけてみるのも水族館の楽しみの一つです。

ぜひ、どこにどんな生き物がいるのか探してみて下さい。

飼育スタッフ一見

2019年04月14日

ビオトープ計画 Part 1

現在、水族館2階のウッドデッキにてビオトープを製作中です。

オトープとは、生き物や植物を用いて自然の生態系を一定の場所で作ることをいいます。

 

ビオトープ作りでは最初にどのような自然環境を再現したいのかをイメージすることが重要となってきます。

水族館のウッドデッキでは富士五湖周辺の湿地帯や湖の岸辺をイメージしたビオトープを製作していき、

それに合わせた生き物や植物を入れていきます。

 

イメージが固まったら次に設計図を書いていきます。

 

どの場所にどの植物を植えるか、生き物がどの場所に住んでくれそうかなど、完成した時の様子をイメージしながら設計図を書いていきます。

他のスタッフと意見を交わしながら想像を膨らませていくこの作業はとても面白く、とても大事な作業です。

現在はまだ植物も生き物もいませんが、これから徐々に植物と生き物を入れていく予定ですのでご期待下さい。

飼育スタッフ 鷲雄

2019年04月12日

大金魚展の準備風景

明日からの二日間(4月13、14日)で桔梗屋本社工場で工場祭りが行われます。

 

その際に桔梗屋東治郎一宮店で「大金魚展」を行います。

名前の通り、様々な形や色をした金魚を展示します。そのほかにも少し変わったメダカも展示する予定です。

今回はその準備として、水族館から生き物や水槽等を運び出す様子もご紹介します。

 

運搬する生き物は大きな袋に水と酸素を一緒に入れ、中身がこぼれないように輪ゴムでしばります。

水槽やライト、その他の機材を全部運び出すのはかなり大変な作業です。

今回は金魚をメインで展示するということで、子どもからお年寄りまで誰でも楽しむ事ができます。ぜひ、ご覧ください。

 

飼育スタッフ 山﨑

2019年04月11日

鯉よ、こいこい

一昨日、水族館の入口ではこいのぼりを設置しました。

設置時は絶好のぽかぽか陽気だったのが、昨日季節外れの雪が降ってしまい、どうなることかと心配しましたが、

本日はキレイに空を泳いでくれています。

雪とこいのぼりでおもしろい雰囲気を出してくれていますが、あと数日で雪は解けてしまうかと思いますので、

この雰囲気をご覧になりたい方はお早めに。

飼育スタッフ 古根川

2019年04月09日

餌待ち中

水族館の外池には、30cm以上の大きなニジマスやイワナ、1m以上のチョウザメなどがたくさん泳いでいます。

   横見水槽からの景色

毎週土曜日の外池餌やり体験や、平日限定の餌やり体験では、毎回同じ場所から餌をあげている為、

魚たちも餌が来る場所を覚えてきます。

いつもの場所に人が立っているのが見えると、自然と魚たちが集まってくるようになるのです。

    岸辺に集まってくるマス達

 

 

 

 

 

 

 

ただし、マスの仲間はコイなどと違って餌を捕まえる細かい歯が生えている為、

間違って噛まれたりするとケガをする可能性もありますので、池のそばから見るだけにしてあげてください。

飼育スタッフ 羽生

2019年04月08日

バックヤードの写真撮影会

現在、4月24日(水)から始まる企画展の準備で水族館は大忙しです。

具体的には企画展コーナーに貼るパネルや魚の説明ポップの作製、新しい生き物の搬入やお世話などをしています。

写真撮影中…

パネルやポップに使う写真は1枚1枚飼育スタッフが撮っているので、

いい写真が撮れると嬉しい気持ちになります。

上手く撮れているか確認中…

どんな写真が撮れたかは次回の企画展までお楽しみに。

飼育スタッフ西中

2019年04月07日

はじめまして

今年の春から入社した一見(いちみ)です。

水族館で働くことは、私の幼い頃からの夢でした。

今ではその夢が叶い、沢山の生き物に囲まれながら楽しくお仕事をしています。

好きな生き物は、アカハライモリです。プライベートでも飼育してしまうほど、その魅力にはまっています。

水族館のアカハライモリ

絵を描くことも大好きなので、もし見かけたら「○○描いて~」などと気軽に話しかけてくれると嬉しいです。

 質問コーナーの回答イラスト

改めまして、これからよろしくお願いします。

飼育スタッフ 一見

2019年04月06日

春を告げる生き物

4月に入り、忍野村周辺の木々も緑が多く見えるようになってきました。

 

気温が暖かくなるこの季節は、生き物たちも少しずつ活動を始めるようになってきます。

 

 

色々な生き物の中でも、私が気になるのはオタマジャクシです。

種類にもよりますが多くのカエルは2~3月頃に田んぼや池に卵を産み、1~2週間ほどでオタマジャクシの姿となります。

 

こちらの写真は飼育スタッフが水族館があるさかな公園の池から採集してきたオタマジャクシです。

オタマジャクシを見つけるとようやく春が来たなと実感します。

皆さんもオタマジャクシを探して春を感じてみてはいかがでしょうか?

 

飼育スタッフ 鷲雄

2019年04月05日

飼育スタッフだけの特権

飼育スタッフが仕事をしている中で、

私たちだけしか見ることのできない光景があります。

 

そんな「私たちだけ」という光景を今回はご紹介します。

 

まだお客様が入らない開館前の朝には、

低い位置から差し込む太陽の光が

二重回遊水槽に当たりとてもきれいになります。

 

水槽の透明な水と、

床にできた魚の影がとてもきれいで

「今日も一日頑張ろう」と

思うことができます。

 

そして飼育スタッフになって良かったなとも思います。

飼育スタッフ山﨑

 

2019年04月04日

土台は、どうだい?

以前、新しい水槽の制作作業を紹介しましたが、今回はその続きです。

だいたいのバランスが決まり、材料の断熱材に手を加えて、

これで土台が完成しました。

なにやら川のようなものがありますが、これはどういう風に変化していくのでしょうか?

 

ここからは、石や粘土状の造形材、コケなどを使って土台を覆っていきます。

うっすら全体像が見えてきたところで、今回の紹介は終わりです。

まだまだ変貌を遂げていきますので、皆さん是非お楽しみに。

飼育スタッフ 古根川