2019年04月27日

ビオトープ計画 Part 3

以前からご紹介しているビオトープ計画ですが徐々に完成に近づいています。

 

先日は全てのエリアに砂を入れ、水草を植えました。

水草は水中でキレイな花を咲かせるバイカモや、

水面に「田」の字の葉っぱを広げるデンジソウなど山梨に生息している様々な種類の水草を植えています。

 

水草を植えるとかなりビオトープらしい雰囲気になってきました。

これからは生き物を入れていき、池の端にも植物を植えていく予定です。

 

それ以外にとっておきのアイデアもあるのでご期待ください。

 

飼育スタッフ 鷲雄

2019年04月26日

桜の次は新緑の季節が待ち遠しい…

 

忍野村の気温はだんだん暖かくなり、

水族館2階から見られる景色も冬とは一変しました。

小さな緑色の芽や

青や黄、紫などの可愛らしいお花が

見られるようになり、

生き物がたくさん見られる夏の季節が待ち遠しいです。

また、外で作業をしていると、

「ホー、ホケキョッ」とよく聞こえてきます。

 

ウグイスも、

暖かくなった春の季節に喜び、

これからの新緑の季節を待っているようです。

 

飼育スタッフ 山﨑

2019年04月25日

「漢字」と「育児」

みなさんお待たせしました、4月24日(水)より新しい企画展が始まりました。

今回は2つの企画展で、1階では「漢字で見る生き物たち」、2階では「育メン展」をそれぞれ開催しています。

 

「漢字で見る生き物たち」は生き物の特徴とその漢字の成り立ちを考察したり、

飼育スタッフが考えた生き物の漢字名などを展示しています。

 

 

「育メン展」では卵の保護や、稚魚の育成などいわゆる育児をおこなう生き物を展示しています。

どちらも違ったおもしろみがありますので、ぜひご覧ください。

飼育スタッフ 古根川

2019年04月22日

新企画展準備

 

 

現在開催中の特別展「かくれんぼ展」も、本日が最終日となりました。

そして、明後日4月24日(水)からは、新しい企画展「漢字で見る生き物展」と「育メン展」が開催されます。

 

漢字で見る生き物展」では、魚へんのつく生き物などにスポットを当てて、

漢字の成り立ちと名前との関係性を紹介します。

   最大1m以上まで成長するイトウ

 

育メン展」では、オスが巣作りから卵の世話、ふ化した子供を守る行動まで、立派に″育メン″をしている

生き物たちを集めて展示します。

オスが巣を作って、卵の世話をするエゾトミヨ

 

どちらも楽しく見れて、勉強も出来る内容となっていますので、開催までもうしばらくお待ちください。

飼育スタッフ 羽生

2019年04月21日

飼育の3じ②

4月16日のブログで、飼育の基本の「3じ」について投稿しました。

今回は「掃除(そうじ)・給餌(きゅうじ)・調餌(ちょうじ)」の中の「給餌」について紹介します。

給餌とは「生き物に餌を与える」ということです。

魚のエサやり中・・・

 

生き物によって餌が違うので、その生き物に合わせて餌を与えています。

また、餌を与えながら「いつも通り餌をしっかり食べているか」「病気やケガはないか」などの健康チェックも行っています。

健康チェックも欠かせません。

 

生き物との距離が近いので、楽しい作業のひとつです。

 

飼育スタッフ 西中

2019年04月20日

ビオトープ Part 2

以前ブログで紹介したビオトープ計画ですが、徐々に作業が進んできています。

 

先日は、ビオトープの一番奥のエリアに土を入れ、植物を植えました。

 

エリアごとに植物が分けられているのがこのビオトープの大きな特徴です。

 

この写真の場所には抽水植物といって、根は水底の土の中にあり水上に茎や葉を出す植物たちを植えていく予定です。

 

今後も様々な植物が増えていく予定なのでご期待ください。

 

飼育スタッフ 鷲雄

2019年04月19日

サクラとメジロ

4月15日に桜のつぼみの投稿をあげましたが、

水族館の前の道路の桜が咲き始めました。

 

まだ二分咲き程度ですが、

桜を見るとより一層に春を感じます。

いろ

また、その桜の樹に「メジロ」もやってきていました。

一生懸命に花の蜜を吸う動きが可愛らしいです。

 

飼育スタッフ 山﨑

2019年04月18日

春を告げる生き物Part2

 

 

さかな公園内の小さな噴水にて、またまたカエルの卵を見つけました。

しかも、今回は水中をよく見てみると、成体のカエルも併せて見つかりました。

これは「ヤマアカガエル」という種類で、1~6月頃に産卵期を迎えます。

雄は繁殖期になると、水中に入ったまま待機して、雌が来るのを待っています。

また、この時期の雄は体色が褐色に変化するので、落ち葉が溜まっている水底と色が同化してしまい、

見つけるのはとても難しくなります。

うした生き物の産卵を見ると、改めて春が来たんだなと実感する風景でした。

飼育スタッフ 羽生

2019年04月16日

飼育の3じ①

「飼育スタッフは普段どんなお仕事をしているのですか。」とよく質問を受けます。

飼育スタッフの仕事は魚などの飼育などを行っています。

 

飼育の基本には「3じ(さんじ)」という言葉があります。

「3じ」と言っても時間の3時ではなく、「掃除(そうじ)・給餌(きゅうじ)・調餌(ちょうじ)」の事です。

 

今回は「3じ」のなかの、掃除(そうじ)について紹介します。

水族館には大きな水槽から小さな水槽を合わせて100個以上あり、1つ1つ掃除を行います。

水槽に生えたコケを落としている飼育スタッフ

小さな水槽は、フンなどを水と一緒に抜いて新しい水を足したり、

水槽に生えたコケをスポンジなどの道具を使って落としたりしています。

二重回遊水槽の掃除をしている飼育スタッフ

また、大きな水槽は飼育スタッフが水の中に潜って掃除しています。

掃除は大変な作業のひとつですが、水槽が綺麗になるとやりがいを感じます。

 

飼育スタッフ西中

2019年04月15日

春はまだかな。

水族館の前の道路には小さな並木道があり、春になるとサクラが満開に咲きます。

といっても、忍野村は夜中がまだ冷え込むので、未だに咲いてくれません。

ですが、今日見に行くと、なんとつぼみが開きそうになっていました。

この調子でいくとゴールデンウィークにはキレイな桜並木になりそうです。

季節の変わり目はこのような発見があるのでとても楽しいですね。

水族館 古根川