食欲が凄い「タイワンドジョウ」
現在、水族館2階企画展コーナーにて企画展「飼育スタッフが選ぶ〇〇が凄い生き物展」を好評開催中です。
今回はその中から飼育スタッフが「食欲が凄い」と感心した「タイワンドジョウ」について紹介します。
どのくらい食欲が凄いのかというと、他の魚たちが残した餌を食べた後に自分の餌も全て食べてしまいます。
また、水槽の上に乗っているフタを開けると餌が貰えると思って水面近くまで寄ってきます。
自然界では魚やカエル、カメ、大きな個体だと水鳥の雛など口に入ればなんでも食べてしまいます。
このタイワンドジョウは「ドジョウ」と名前が付けられていますがドジョウ科の仲間とは全く異なる種類です。
また、カムルチーと共に「雷魚(ライギョ)」とも呼ばれ、日本の川でも見る事があるので、名前を聞いたことがある方もいると思います。
給餌の時間は決まっていないので、その瞬間を見る事が出来たらラッキーです。
飼育スタッフ 西中
ライブカメラ
水族館では、12月に向けて新しい展示コーナーを始める準備を行っています。
新しい展示には、“とある場所”のライブカメラ映像を映すための大きなモニターが設置される予定です。
現在はその展示パネルを作成中です。
展示スペースがあまり広くはないので、限られた枠に内容を納めなくてはいけません。
載せたい内容を全て書き出したあと、お客様が見やすいようモニターや文字の位置を微調節していきます。
前回の希少生物コーナーの展示パネルで使用した木目の背景が今回も大活躍しますよ。
完成した新しい展示コーナーをお楽しみに!
飼育スタッフ 一見
今日のアカハライモリ㉖
水族館で産まれた今年のアカハライモリ達がついに上陸しました!
幼生の頃にあった外鰓(がいさい)はすっかり無くなり、成体と同じ姿に変体しました。
上陸から数カ月たった今、餌をピンセットから食べさせるトレーニングを行っています。
進んで食べてくれる個体もいればピンセットから食べない個体もいるので、根気強く給餌トレーニングをしていきたいです。
これからもアカハライモリ達の成長をお楽しみに!
飼育スタッフ 一見
飼育スタッフの細かい工夫②「隙間にはトリカルネット」
飼育スタッフの悩みのひとつに“生き物が隠れて見えなくなってしまう”ということがあります。
石の下や物陰に隠れる習性を持つ生き物を展示する時に、
どうしても生き物が隠れてしまってお客様から見えなくなってしまうのです。
水族館1階希少生物水槽で展示している「ボウズハゼ」もパネルの裏に隠れて見えなくなってしまい、困っていました。
そこで何か良い案はないかと考え、
パネルの下にトリカルネットをつけ裏に入れないように工夫しました。
パネルの下にトリカルネットを設置。これでもう隠れられないぞ!
しばらくボウズハゼの様子を見ていると、パネルの裏には入れないようでした。
お客様から見える位置に出てきてくれるようになり、一安心しました。
今後も生き物が見やすいように展示の工夫を続けていきます。
隠れられず存在をアピールするボウズハゼ。
飼育スタッフ 鷲雄
ぐんぐん成長中!
10月30日のブログで紹介したエントランス水槽にパネルを設置
パネルにはアクアポニックスの仕組みの説明や、育てら
このパネルは自分で作成した
水槽と一緒にパネル
また、水槽の上部にあるワ
根っこがどんどん伸びてきているの
まだまだ大きく育つので、
飼育スタッフ 橋口
マミズクラゲの連続展示記録1900日達成まであと2日!
水族館2階にあるマイクロアクアリウムコーナーで展示しているマミズクラゲですが、あと2日で連続展示記録が1900日を達成します。
2000日まであと 少しなので、記録が途絶えないように日々の作業を頑張ります。
さて、8月15日のブログにてマイクロアクアリウムコーナーで「新たな生き物の展示を模索している」とお伝えしました。
先日ようやく展示を開始することが出来ました。
その生き物は「ヒメアナンデールヨコエビ」です。
夏でも水温が低く湧き水が出る場所に生息している淡水性のヨコエビの仲間で、
山梨県では水族館がある忍野村や富士吉田市周辺などで発見されています。
ヨコエビの仲間たちは落ち葉などを食べて分解すると同時に、
魚などの生き物たちの餌にもなるため、自然界(食物連鎖)では重要な役割を担っています。
水族館でも餌として落ち葉を入れているのですが、ヨコエビたちの食べる量とスピードが凄く早く、
1日で葉脈だけになってしまうのでさすが分解者と言われるだけあるなと感心してしまいます。
落ち葉や石の下に横たわるように隠れていたり、水槽をスイスイと泳いでいたりするので観察してみて下さい。
飼育スタッフ 西中
11月のマンスリー水槽
10月30日のブログで紹介した
展示予定の「あの魚」は、
現在1
展示をしていると
「
な
あの魚とは「ワカサギ」のこと
水族館に来た当初は餌食いも悪かったので
生きたミジンコを
1週間過ぎた頃からようやく冷凍の
餌を食べてくれる
元気な姿を維持することが出来るので安心しました。
飼育スタ
知名度が凄い「メキシコサンショウウオ」
現在、水族館2階企画展コーナーでは企画展「飼育スタッフが選ぶ〇〇が凄い生き物展」を開催しています。
今回はその中から飼育スタッフが「知名度が凄い」と感心した「メキシコサンショウウオ」を紹介します。
CMで起用され一躍話題になった生き物です。
和名のメキシコサンショウウオではなく、流通名の「ウーパールーパー」なら知ってる方も多いのではないでしょうか。
水族館でも「展示していますか?」や「次いつ展示しますか?」という声が多く寄せられていました。
いざ展示を始めると「懐かしい」や「飼っていた事がある」「見た事がある」などの声が聞こえてきて、知名度の高さをあらためて感じました。
正面顔がとても可愛らしく、いつまでも見ていたいと感じさせる生き物なので是非ご覧ください。
飼育スタッフ 西中
飼育スタッフの細かい工夫①「しっかりフタをする」
水族館1階、希少生物水槽では「二ホンウナギ」を展示しています。
二ホンウナギ
かば焼きなどで皆さんも一度は口にしたことがある有名な魚ですが、
飼育するときには”あること”に注意が必要です。
その”あること”とは、
「フタをしっかり閉める」
ことです。
ニホンウナギは体がぬるぬるしていて、フタと水槽の少しの隙間からも飛び出してしまいます。
更に力がとても強いので、フタを押し上げて逃げてしまうこともあります。
当館でも飼育水槽はフタにテープを貼って、その上から重りを乗せてウナギが逃げないように厳重にフタをしています。
二ホンウナギ水槽のフタ。テープと重りで厳重にフタをしています。
皆さんもニホンウナギを飼育する際は、脱走に十分注意しましょう。
飼育スタッフ 鷲雄
新入りのヘビ
水族館では展示に出ている生き物以外にも多くの生き物を飼育して
その中にはヘビも飼育しており、一般家庭でも比較的飼育のしや
以前まで
ジムグリは日本固有種
比較的大人