2022年05月10日
ヨシノボリの同定
世の中にいる様々な生き物を同定する時は、
それぞれの特徴をとらえて見極めることが重要です。
その中でも「ヨシノボリ」の仲間はかなり見極めが難しい種類の一つです。
その理由として、
判断材料となる模様や色味などが同じ種類でも地域による個体差が激しくて分かりづらいことや、
幼魚や未成魚だと色味が発達していないので図鑑の模様と違うことなどから判別が難しいからです。
当館にはおそらく4種類のヨシノボリをバックヤードで飼育していますが、
まだ採集してきたばかりで判別がついていない個体もいるので
よく観察して同定を行っていきます。
飼育スタッフ 山﨑