2022年02月05日
水生昆虫の春はまだまだ先
2月4日に立春を迎え、
春の訪れを感じさせるシジュウカラのさえずりも聞こえるようになりました。
しかし、まだまだ水族館のある忍野村は寒い日が続きそうです。
バックヤードは空調機能が付いていないので、外気温に近い室温になります。
そこで飼育しているタガメやタイコウチなどの水生昆虫はまだまだ冬眠が続きそうです。
冬眠していると全く動かないので、
数日に一回は生存確認をするようにしています。
合わせてプラケースの中の水が凍っていないかも確認するようにしていて、
どちらかというと後者の目的の方が強いです。
昨年は最低気温がマイナス7℃と続いた日に、
中に入れているミズゴケと一緒に凍ってしまい何匹か死んでしまいました。
昨年の反省を生かして、
今年は毎日天気予報のチェックをして氷点下が続く場合には別の場所に移動させたり、
飼育水の量を増やして対応しています。
冬眠から目覚めて餌を食べだすのは4月の頭頃だと思うので、
それまでしっかり管理したいと思います。