2018年10月09日

どうやって餌をあげるの!?

水族館では魚類だけではなく

様々な生き物を飼育しています。

そのため、それぞれに合った餌をあげていますし、

給餌の方法もそれぞれ違います。

 

今回は、企画展に展示されている

モクズガニの給餌の方法をご紹介します。

 

モクズガニは昼間の明るい時は物陰の間でひっそりと生活しています。

なので、上から餌を撒くだけではなかなか餌にこぎつけられない場合があります。

 

そこで「給餌棒」という飼育スタッフお手製の道具を使います。

これは長い棒の先に返しを付けるだけの簡単な道具です。

この給餌棒を使ってモクズガニの目の前まで餌を持っていくと、

直ぐに反応して、ハサミを使って餌を食べます。

館内で展示している生き物で給餌棒を使って餌をあげる生き物は

他にもいますので見かけた際は、じっくりご覧ください。

飼育スタッフ 山﨑