2018年11月17日

土曜日の飼育トーク

最近、色付いた葉っぱが落ちるようになり、開館作業のときに落ち葉掃きをするのが日課になっています。

 

さて、水族館では毎週土曜日に「飼育トーク」というイベントを開催しています。

こちらのイベントでは、毎回1種類の生き物をピックアップして解説しています。

生き物の解説だけではなく、日々飼育している中で気付いた面白いポイントなどを紹介しています。

 

前回は「マミズクラゲ」のエサや水換え方法などを中心に紹介しました。

疑問に思った事、気になった事など何でもお答えしますので、飼育トーク中やその前後に質問してみて下さい。

飼育スタッフ 西中

2018年11月13日

サツキマスの下剋上

水族館1階では「養殖魚展」を好評開催しております。

 

今回はその中から「サツキマス」についてご紹介したいと思います。

サツキマスはアマゴが海に降って成長した姿で、きれいな朱色の斑点と銀色の体が特徴です。

なぜ海に降るのかというと、川の中でエサの取り合いに負けたアマゴがどんどん海まで追いやられていきます。

海に降ったアマゴは海の栄養たっぷりなエサを食べて成長し、サツキマスになります。

川に残ったアマゴより何倍も大きくなってまた川に戻ってきます。

まさに下剋上と言ったところでしょうか。

水族館では上流水槽にてアマゴも展示しているので、ぜひこのドラマチックなサツキマスとアマゴの生態に思いを馳せながら観察してみてください。

 

飼育スタッフ 鷲雄

2018年11月08日

この時期ならではの魚

秋も深まり、

水族館の周りの木々も紅葉が進み、

二階デッキから見える景色が夏に比べてがらりと変わってきました。

 

秋になると、水族館内の生き物も繁殖期をむかえる魚が出てきます。

その中でも今回は、

体の形が変わる「ヒメマス」をご紹介します。

 

ヒメマスという名前はあまり聞きなれないかもしれませんが、

実はこの魚が海に降りると「ベニザケ」に名前が変わり、

一気に知名度が上がります

 

ヒメマスのオスが繁殖期になると、

背中が盛り上がりとてもかっこよくなります。

私もこのヒメマスのオスを初めて見た時、

かっこよさに感動したのを覚えています。

釣りの対象魚としても人気が高く、食べてもおいしい魚です。

 

そんなかっこいいヒメマスのオスは

今が一番の見頃をむかえています。

来館された際には、

水族館一階の深みの魚水槽でかっこいい姿を観察してみて下さい。

 

飼育スタッフ 山﨑

2018年11月01日

真っ赤なボディの人気者

以前から進めていた新しい生き物の展示ですが、着々と続いています。

今回は「アメリカザリガニ」がやってきました。

みなさん良くご存じのアメリカザリガニ、昔は近所の用水路やドブ川で簡単に見かけましたが、今では少し減った気がします。

現在は外来生物に関する法律で、「要注意外来生物」に指定されているので

数が減ってきているのはいいことではあるんですが、懐かしい思い出がよみがえります。

 

さて、そんな故郷を思い出させてくれるアメリカザリガニですが、一番最初に日本にやってきたのは1927年と言われていて、

食用ガエル(ウシガエル)の餌として移入されたものが、現在全国に拡がっています。

 

水族館では立派な成体に加えて、まだまだ小さな赤ちゃんも展示しています。

みなさんもアメリカザリガニを見て、懐かしいあの頃を思い出してみてはいかがでしょうか。

飼育スタッフ 古根川