2016年03月19日

アユ

水族館入口のマンスリー水槽で1月に展示していた
透明な生き物「氷魚(ヒウオ)」。
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実はアユの赤ちゃんたちだったのですが、今では
すっかり成長し、とってもアユらしくなりました。
今あゆ

そして4月中旬から外池にはたくさんのアユが仲間入りします。
上からや横から、アユの群れを間近で見ることが出来ますので、
ぜひお楽しみに。
アユ外アユ中

飼育スタッフ 亀井

2016年03月14日

次回展示

3月23日より「アメリカラーザリガニ展」がはじまります。
展示する生き物は、みなさんがよく知っているアメリカザリガニですが、
普通の赤色ではありません。
「白色」や「青色」、そして「グラデーション」色のアメリカザリガニが登場します。
今、大注目の大人もハマるカラーザリガニ達を是非ご覧ください。
1プレゼンテーション1プレゼンテーション1

水族館スタッフ 加藤

2016年03月10日

休館日

今日の忍野村は雨です。先日まで暖かだったのに
冬に戻った感じがします。

毎週火曜日は休館日ですが、日頃できない仕事を休館日に行います。
例えば2重回遊水槽等、特殊水槽、大型水槽の掃除。
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普段はできない発電機の修理点検等。
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来館者の方々が安心して綺麗な魚たちを見てもらえるよう、
魚だけでなく設備管理にも注意していきます。

                            水族館  伊藤

2016年03月06日

模様替え

今、水族館周辺は植物が徐々に殖え、春のきざしが見え始めています。そこで、館内でも春を感じてもらえるように、タゴガエル水槽を模様替えしました。タゴガエル※秋・冬

以前の水槽内は落ち葉を敷き詰め、秋や冬をイメージした展示をしていました。タゴガエル (2)※春

今回の展示では青々としたコケを敷き詰め、さらに小さめの植物を植えることで、新芽が生えたように見える工夫をしています。
タゴガエル水槽で少し早い春を感じてみるのはいかがでしょうか。

飼育スタッフ 七井

2016年03月02日

はじまりました。

早いものでもう3月ですね。
水族館周辺はまだまだ寒い日もありますが、少しずつ春の訪れを感じます。

さて、先日お知らせしました新展示「企画展 生き物の色や形を考えてみよう」が
本日より始まり、約11種類の生き物を展示しています。
その中で担当スタッフイチオシなのが「コケガエル」。
ベトナム北部にのみ生息しているカエルで、「ベトナムコケガエル」や
「モッシーフロッグ」とも呼ばれています。
名前の通り見た目がコケそっくりなのですが、そのそっくり具合が
本当にすごいんです。
水槽の中でも見つけるのに一苦労。
もっしーどこ?
この写真の中、どこにいるかわかりますか?

生き物たちの不思議、見るだけでなく是非体感してみてください。
色かたち全体
※ 展示生物は生き物の状態などにより変わることがあります。

飼育スタッフ 亀井

2016年02月27日

ヒダサンショウウオ

先日、気温2度、水温5℃の中、冬季に産卵の為に沢に集まってくる
ヒダサンショウウオの観察に行ってきました。
ヒダサンショウウオは水中の石の下や落ち葉の中に隠れているので
ひたすらひっくり返して探します。
IMG_1075

気が付くと、何も成果が無いまま1時間がたち、半ばあきらめて探していると、
石の裏に青白く輝くヒダサンショウウオの卵をそして近くにはヒダサンショウウオの卵ヒダサンショウウオ

成体のヒダサンショウウオを観察することが出来ました。初めて生で見る卵にとても感動しました。
が、探すことに夢中で、車のキーを落としてしまい、ヒダサンショウウオを探すより難しい
車のキーを探す羽目になってしまいました。

飼育スタッフ 加藤

2016年02月24日

オオグソクムシ

先日、神奈川県にある「京急油壺マリンパーク」さんから「オオグソクムシ」を頂き、
水族館1階入り口で特別展示しています。
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この「オオグソクムシ」は日本の房総半島より南の深い海にいるといわれ、
主に生き物の死骸等を食べることから「深海の掃除屋」と呼ばれています。
また、甲殻類(カニ、エビ)の仲間で食べることができ、美味しいみたいですよ。
そんな、キモカワイイ「オオグソクムシ」を間近でご覧になってみてはいかがでしょうか。
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                   水族館  伊藤

2016年02月19日

ジェルキャンドル作り

忍野村では暖かい日が多くなり、雪も少なくなってきました。P2191166

さて、水族館では2月20、21日(土、日)にイベント「ジェルキャンドル作り」を開催します。
グラスの中に材料を入れ、ジェルを流し込めば出来上がってしまい、初めての方でも簡単に
作ることが出来ます。PC191099
また、カラフルな砂を混ぜて入れたり、ガラス細工などの置き方を工夫するだけで、
どなたでも拘りの一品が作れてしまうんです。お子様から大人の方まで楽しめるイベント
なので、家族みなさんで作ってみるのはいかがでしょうか。

開催日・・・平成28年2月20、21日(土、日)

開催場所・・・水族館1階エレベター横

受付時間・・・10:00~12:00、13:30~15:30

対象・・・年齢制限なし(各日先着50名)

参加費・・・入館料+800円

                                       飼育スタッフ 七井

2016年02月15日

色や形を考えてみよう

普段は何気なく見ることの多い生き物たちですが、
その色や形はそれぞれとても様々です。
そして、それらにはちゃんと意味があります。

来月1日から始まる「企画展 生き物の色や形を考えてみよう」では、
タイトルの通り、色や形に注目する、いつもとはちょっと変わった展示です。
いつもの「かわいい」「おもしろい」などに加えて、
より生き物を知って興味をもって頂ける機会になると嬉しいです。

りーふねおん
すずつの
お楽しみに。

飼育スタッフ 亀井

2016年02月11日

次に向けて

次回の展示に向け、続々と生き物たちを調達中です。
その中で久々にやってきた生き物「アユカケ」をピックアップ。P2111144

この「アユカケ」は石化けと言われるほど、川底の石のように化けて身を隠すことが得意な魚です。
また、別名を「カマキリ」と呼び、えら蓋にある鎌のような刺が由来です。プレゼンテーション1

アユカケは、河口から上流を行き来するため、ダムや堰堤などの影響を受けやすく、福井県の一部では天然記念物に指定されているほか、環境省のレッド・リストでも絶滅危惧II類に指定されています。また、山梨県では見ることが出来なくなってしまった生き物です。

3月2日から展示が始まりますので是非探してみてください。

飼育スタッフ 加藤