2016年10月02日

芸術の秋

 昨日は「芸術の秋」という事で、水族館ではイベント「おさかなペイント」を開催しました。
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 魚型の白い石こうに、アクリル絵の具を使って色を付けるので、
最初は「どの色にしようかな?」と石こうと絵具をにらめっこしていた方も、
色が決まると夢中になって色を塗っているのが印象的でした。
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 私もスケッチブックを開いて、山に絵を描きに出かけようかとな思います。

飼育スタッフ 西中

2016年09月28日

秋を感じる時期になりました

早くも水族館の周辺では秋の訪れを思わせるかのように、段々と木々の葉の色づきも変り、また、魚達も産卵に向け体の色が変わってきました。
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外の池では、アユ達が卵を産むために群れになって泳ぎまわっています。
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運が良ければ、産卵の瞬間を見れるかもしれませんね。

飼育スタッフ 加藤

2016年09月23日

パソコンお絵かき

9月も終わり近くなってきました。
忍野村は大分涼しくなり木々も段々と色付いてきました。

ここ「森の中の水族館。」では1年を通して毎日行っているイベントの一つに、
パソコンお絵かき」があります。
ペンタブレットで魚の下絵をなぞって、完成したら1枚印刷してプレゼントしています。
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毎年少しずつ下絵を増やしていき、今回はオオクチバス、ワキン、ウナギ等を追加しました。
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操作が独特で大人の方でも十分楽しめるので、ご来館の際は2階受付にお申し出ください。

                              水族館  伊藤

2016年09月19日

お仕事体験

本日はイベントのお知らせです。

まだ少し先ですが、来る11月3日(祝・木) に
「飼育体験~飼育職員さんの仕事を体験しよう~」を開催予定です。
いつもは見ることのできない水族館の裏側が見れるだけでなく、
私たち飼育スタッフが日ごろ行っている作業の一部を実際に体験す
ことができます。
H27飼育体験
 作業の楽しさだけでなく、生き物を飼う大変さや管理の大切さを
体感していただければと思います。
人数に限りがございますので、ご希望の方はお早めにお問い合わせください。

詳細はこちら。
*時間・・・・・・14:30~15:30
*対象・・・・・・先着1組5名様
*参加費・・・・入館料+保険料(127円)
*申込方法・・電話で富士湧水の里水族館まで
         0555-20-5135(9:00~18:00)
*持ち物・・・・・着替え、タオル
        ※汚れてもよい服装でご来館ください

飼育スタッフ 亀井

2016年09月16日

タッチングイベント

9月も中旬になり、水族館から見える山の頂上では、少しずつ秋の色合いが見えてきました。

 

さて、水族館では91719日までの3日間、チョウザメタッチングを実施します。
普段外池にいる大きなチョウザメを間近で観たり、触れたり出来る機会です。

夏にも行い、大人気だったこのイベント。

参加された方たちは、皆新鮮な触感や大きさに驚きながらも喜んで触っていました。

秋のお出かけシーズンに、水族館で貴重なふれあい体験をしてみませんか?
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明日から始まるチョウザメタッチングをお楽しみに。

※生物の状態によって中止になることもありますので、あらかじめご了承ください。

飼育スタッフ 羽生

2016年09月12日

マミズクラゲ産まれました

現在、水族館のバックヤードではマミズクラゲの赤ちゃんが続々と誕生しています。
ちょっと前のブログでもご紹介しましたが、マミズクラゲの赤ちゃんは、イソギンチャクのような形をしている「ポリプ」から産まれてきます。(7月23日のブログ参照)

 今日の朝、ポリプを飼育しているシャーレを顕微鏡で覗くと、もうすぐ産まれてきそうなクラゲの赤ちゃんを発見しました。

クラゲの誕生はなかなか見る事ができないので、夢中になって顕微鏡を覗いていたら、約10分後に、無事に大きさ約1mmの元気な赤ちゃんが誕生しました。

ブログ用 マミズクラゲ

産まれたてマミズクラゲ
 新しい命の誕生は何回見ても感慨深いものがあります。

 飼育スタッフ 西中

2016年09月08日

ヒメマスの夫婦

9月に入り、深み水槽のヒメマス夫婦の体の色も一段と黒味が濃くなってきました。
この色は婚姻色と言われるもので、与えるエサの成分によっては赤色にもなります。
ヒメマスは9月~11月くらいが産卵の時期になり、とくにここ数日は、よく寄り添って泳いでいます。
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卵を産んだら死んでしまいますが、無事に産んでくれるのを祈るばかりです。
飼育スタッフ 加藤

2016年09月05日

スズムシ

9月に入り朝晩が涼しくなってきた忍野村です。
そろそろ長袖ユニホームを用意しようと思います。

今月のマンスリー水槽は秋に因んで「スズムシ」を展示しています。
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秋を告げる音色として、この「スズムシ」は昔から飼育され、
多くの人々に親しまれてきました。
越冬ができない為、10月中にはいなくなってしまいますが、
今月はその音色を楽しみながら仕事を頑張ろうと思います。

                        水族館  伊藤

2016年08月31日

よろしくお願いします

初めまして。

今年の夏から水族館のスタッフとして働いている羽生です。

私の好きな魚の1つに肺魚(ハイギョ)という生き物がいます。
現在開催している大アマゾン展でも、2階にある水槽でレピドシレン パラドクサという肺魚の仲間を展示しています。

 この魚は、南米に生息し、小さいころは真っ黒な体色に鮮やかな黄色の斑紋が特徴的です。
また、肺魚という名前の通り、浮き袋が変化した肺を持っています。
エラ呼吸だけでなく肺呼吸もする魚で、1回の呼吸で長いときは数十分ほど潜っていられると言われています。そのため、肺呼吸が出来ないと魚なのに溺れてしまいます。

私も肺魚の様に「息の長い」人間になりたいと思いますので、これからよろしくお願いします。

レピド

飼育スタッフ 羽生

2016年08月27日

元気いっぱい

8月もあと4日。
水族館周辺では時たま吹く風に、夏終わりの涼しさを感じるようになってきました。

さて本日は、開催中の「特別展 大アマゾン展」から
「アストロノートゥス・オケラートゥス」をご紹介します。

舌を噛んでしまいそうな小難しい名ですが、「オスカーの1種」と言えば、
ああ!それなら知っているぞ!と思われる方も多いと思います。
世界各地で観賞魚として高い人気を誇り、多くの改良品種が作り出されている魚で、
また現地からの輸入個体は「ワイルド・オスカー」と呼ばれ、サイズの大きさや産地の
地域や川等によって変異する体色、そして人懐っこい性格と可愛らしい仕草も
人気要因の1つです。

当館で展示している2匹はオリノコ川という南米の川からやってきた個体たちなのですが、
とっても人懐っこく人間が寄っていくと「ごはんなの!?」という感じで目をキラキラさせて
かけ泳いできます。
おすかー
上の写真のように、うまく写真に納まらないくらい元気で、見るたびに癒されます。
まだまだ子供のため水族館に来たときは5cm程度しかありませんでしたが、
30~40cmくらいになる魚で、今も元気に着々と成長中です。

現在36cm水槽で飼育中のため、水槽と同じくらいの大きさになるのかと考えたら
想像がつかず、ちょっぴり恐ろしいですが、いつもは見れない魚を見られるだけでなく、
こういった魚たちの成長がみられるのも、このアマゾン展の魅力の1つだと思います。
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飼育スタッフ 亀井