お寿司屋さんづくりの工夫④「瓦屋根」
前回のブログに引き続き、「すし処 湧水」の雰囲気作りの工夫についてご紹介します。
今回注目するのは「瓦屋根」です。
お寿司屋さんの店先の再現という事で「瓦屋根だったら雰囲気があるんじゃないか」という意見がスタッフから上がり、
瓦屋根を作製することにしました。
本物の瓦を使ってしまうととても重いので、代わりに金属製の薄い瓦を使用しています。
瓦屋根は飼育スタッフが屋根に登って取り付けました。
まさか、飼育スタッフの仕事をしていて瓦屋根を作ることになるとは思ってもみませんでした。
しかし、この瓦屋根のおかげで展示エリアを遠くから見てもお寿司屋さんだとすぐにわかるようになり、製作して良かったなと思います。
「すし処 湧水」を見る際はこの瓦屋根にもぜひ注目してみてください。
飼育スタッフ 鷲雄
コブがある魚
水族館1階企画水槽では「怪物な生き物展」を開催中です。
今回は
この魚は「フラミンゴシクリッド」と「トリマキュラータム
怖そうな見た目をしていますが、人懐っこい魚で水槽の前に
指をかざすと追いかける仕草を見せてくれ
土曜日に行っているイベント「バックヤードツアー」では、
フ
飼育スタッフ 西中
春擬き
ここ数日、どこか春らしい暖かい日々が続いているためか、エントランス水槽の「クレソン」が白く小さな可愛らしい花を咲かせていました。

最近は花だけでなく、根茎や葉の成長も目覚ましく、爽やかな緑色が水槽内を彩っています。
通常、クレソンは4月~5月の春先に開花する植物ですが、屋内展示であることと最近の暖冬の影響で春と勘違いしたのかもしれません。

もう少し暖かくなり、陽の光をたっぷり浴びればさらに見ごたえのある水槽になるのではないかと期待しています。
飼育スタッフ 川野
バスをのぞく時バスもまたこちらをのぞいているのだ
水族館1Fに展示中の「コクチバス」という魚、
似た魚の「オオクチバス」とまとめて「ブラックバス」と総称されている魚です。
ブラックバスといえば「特定外来生物」で有名な魚です。
そんな特定外来生物は条例により生きたままの移動が出来ず、県の許可がないと飼育することができない魚でもあります。
そんな「コクチバス」を飼育してみると、すごく私たちのことを見ているのが観察できます。
また比較的警戒心が強いように感じられ、気が向かないと餌を食べてくれません。

よくブラックバス釣りで言われるのが「見えバスは釣れない」というものがあり、池や湖などで私たちから見えているブラックバスは、ブラックバスもこちらを見ているので、ルアーなどがばれてしまい釣りあげることは難しいとされています。
深みの魚水槽では「オオクチバス」を展示しているのでぜひ観察してみて下さい、魚もこちらを観察しているのが分かるかもしれません
飼育スタッフ 伊藤
絵を描く飼育スタッフ その12
久しぶりに水彩イラストのお仕事がありましたので経過をお伝えします。
現在、館内で多くのお客様が手に取る“あるもの”に使うためのイラストを描いています。
この水族館を色々な方に知ってもらうための重要なイラストでもあるので、
水族館を代表する生き物をぎゅっと詰め込んだデザインにしてみました。
普段POPなどで描いているデジタルイラストとは違い、
水彩イラストは塗り直しが出来ないので気を引き締めて着色していきます。
完成したイラストは、また後日ブログにてご紹介するのでお楽しみに!
飼育スタッフ 一見
お寿司屋さんづくりの工夫③「のれん」
前回のブログに引き続き、
リニューアルしたおいしい水族館「すし屋 湧水」の雰囲気作りの工夫を紹介します。
今回注目するのは「のれん」です。
デザイン会議の際に、看板と同じくのれんもあった方が雰囲気が出るとの意見があり、のれんも作製することになりました。
のれんの色合いや文字の配置など、スタッフの間でいろんな意見を出し合って決めていきました。
特に中央のマークは飼育スタッフが当館のシンボルマークを和風アレンジして手書きでデザインしました。
「すし屋 湧水」ののれん
水族館のマークを和風アレンジ。かっこいい…
店名もしっかり入ってます。
お寿司屋さんの雰囲気がある良いのれんができましたので、ぜひ注目してみてください。
また、のれんをくぐるとまるでお寿司屋さんの店先に来たような気分になるので、ぜひ試してみてください。
飼育スタッフ 鷲雄
2月のマンスリー水槽
水族館のエントランスにはマンスリー水槽という毎月のテーマに合わせた展示をしている水槽があります。
先月は正月の縁起物にちなんで「丹頂」という金魚の品種を展示していましたが、
今月は2月22日が「ネコの日」という事で、魚界のネコ「ナマズ」の展示です。
ナマズのどこがネコと思う方も多いかもしれませんが、
ナマズは英名で「キャットフィッシュ」と呼ばれることがあります。「キャット」つまり「ネコ」ですね。
なんでも口の周りにひげがあることが由来とされています。
今回展示しているのは「ストライプ・トーキングキャット」というナマズの仲間。
よく見ると名前に「キャット」が入っています。
ちなみに「ストライプ」は縞模様「トーキング」は喋るという意味です。
つまりはこの魚は直訳で「縞模様の喋るネコ」という一風変わった名前がついています。
この魚に身の危険が迫ると胸鰭を擦り「グゥグゥ」と鳴いて威嚇する特徴があるためトーキングと呼ばれているようです。
基本的に夜行性で日中は暗いところなどに隠れていますのでぜひ探してみてください。
飼育スタッフ 伊藤
お寿司屋さん作りの工夫②「看板」
前回のブログに引き続き、リニューアルしたおいしい水族館「すし処 湧水」の雰囲気作りに関する工夫をご紹介します。
今回は看板に注目していきます。
お寿司屋さんのデザインをスタッフで話し合っている時に、
「すし屋なら看板は必ず欲しい!」との声が上がり、看板を作製することになりました。
看板は縦70cm、横120cmのかなり大きな桧の一枚板で、設置するのも一苦労でした。
店名の達筆な文字は当社の社員に書いていただきました。
雰囲気のある素晴らしい出来栄えになったので、ぜひ注目してみてください。
飼育スタッフ 鷲雄
肺がある魚
現在、水族館1階企画展示水槽では「怪物な生き物展」を開催して
今回はその中から4億年前から姿を大きく変えていないと
呼吸の多くを肺
そうならないために、展示水槽では数十分に1回息継ぎをしに水
生息地のアフリカでは雨季と乾季があり、乾
体表から分泌する物
これも呼吸を水に
また、肺魚の仲間は食べた
餌やりのタイミ
飼育スタッフ西中
光り輝く生き物展
現在、水族館2階企画展示コーナーでは「光り輝く生き物展」を開催しています。
光る生き物と言えば昆虫のホタルを思い浮かぶかもしれませんが、
実は魚や両生類、甲殻類にも光る種類がたくさんいます。
目の上が青く光る「アフリカンランプアイ」や

体にメタリックな鱗を持つ「ゴールデン・デルモゲニー」、

そして特殊な光(ブラックライト)を当てると発光する「ミナミオカガニ」など、

生き物によって光り方は多様です。
なぜ彼らの体が光るのか、この機会にその光る理由についても学んでみませんか。
光り輝く生き物展は、1月2日(火)~4月1日(月)まで開催しています。
神秘的に光る生き物たちを是非ご覧ください。
飼育スタッフ 一見