2025年01月13日

てんてんすぎる展示

コラボ特別展「生き物×宝石展」は大好評の内に終了し、さっそく新企画展「てん・テン・展」が始まりました。

今回私は2階の企画展コーナーを担当するのですが、飼育スタッフとして初めて自分自身で企画した内容というのもあって、いつも以上に気合を入れて展示変更に臨みました。

実は1カ月以上前から2階企画コーナーの裏側で展示予定の生き物を飼育していました。

展示側からは絵画と宝石を展示しているようにしか見えなかっため、裏側に水槽があり、

さらには生き物を飼育しているとは思いもよらなかったのではないでしょうか。

 

個性豊かな点々模様の生き物をどうぞお楽しみください。

 

飼育スタッフ 川野

2025年01月11日

新企画展

 

1月2日(木)より水族館1階企画水槽で企画展「うわ!騙された!ニセモノ展」を開催しています。

 

名前に「モドキ」とついている生き物や、

ある生物にそっくりな生き物などを展示しています。

 

 

その中でもひときわ目立つのが、

 

「スッポンモドキ」というカメの仲間です。

この生物は食材としても有名な「スッポン」に顔つきが似ていることから、

※スッポン

名前に「モドキ」が付いたと言われています。

 

スッポンとは甲羅の硬さや肢の形で見分けることができます。

また、スッポンは日本や中国、台湾など東アジアに生息していますが、

スッポンモドキはパプアニューギニア島やオーストラリア北部など比較的温暖な地域に生息しています。

 

スッポンモドキの顔を見てみると何とも愛嬌のある顔をしていますね。

※展示生物の状態により展示を変更することがあります。

 

飼育スタッフ 伊藤

2025年01月06日

新春イベントを開催しました!

当館は新年1月2日(木)から通常営業しています。

そして、1月2日(木)、3日(金)の2日間で

新春特別イベント「イカ墨で書初め」を開催いたしました。

本物のイカ墨を使って、今年の抱負やイラストなど自由に書くことが出来ます。

 

このイカ墨を使った書初めは毎年恒例のイベントで、来年も開催予定ですので、

来年の年明けはぜひご参加ください。

 

飼育スタッフ 髙部

2025年01月06日

【もっと知りたい!】チョウザメのはなし⑥~身も食べられるの!?編~

前回のブログ(12月17日投稿)ではチョウザメの「キャビア」についてご紹介しました。

キャビアは世界三大珍味の一つで高級食材としても有名ですが、実はチョウザメの魚肉自体もおいしく食べることが出来ます。

西洋では「ロイヤルフィッシュ」、中国では「煌魚(こうぎょ)」と呼ばれ王や皇帝に献上されるほどの高級品だったと言われています。

 

その身は歯ごたえがあり、くせのない上品な味わいで刺身、焼き、煮魚など様々な調理法で食べることが出来ます。

 

水族館2階の「おいしい水族館コーナー」ではチョウザメを使った飼育スタッフオリジナルレシピもご紹介しています。

チョウザメのポワレ~ラタトゥイユソースを添えて~

 

私はまだチョウザメを食べた事がないのでぜひ一度味わってみたいです。

 

展示しているチョウザメは食べませんのでご安心を。

 

飼育スタッフ 鷲雄

2024年12月20日

二重回遊水槽の新しい仲間

先日、二重回遊水槽へ新たに“サツキマス”を搬入しました。

普段の二重回遊水槽の搬入は、水槽の上から水ごと生体を流し入れています。

ですが、今回搬入したサツキマスは他のマス類に比べてウロコがとても弱くデリケートな魚のため、

体が傷つかないよう水槽の中にあらかじめスタッフが入り水ごと運べる網の中に入ったサツキマスを放すやり方にしました。

丁寧な搬入のおかげで、サツキマスは傷ひとつ無く元気に二重回遊水槽の外側を泳いでいます。

銀色の体に赤い点々模様が美しいサツキマスを是非ご覧ください。

飼育スタッフ 一見

2024年12月17日

【もっと知りたい!】チョウザメのはなし⑤~キャビア編~

お客様から「展示しているチョウザメからキャビアを取っているんですか」という質問をよくいただきます。

そこで今回のブログでは「キャビア」についてご紹介します。

チョウザメと聞けば真っ先にキャビアを思い浮かべる方も多いと思います。

キャビアはチョウザメの卵を塩漬けにしたものでトリュフ、フォアグラに並んで世界3大珍味にも数えられています。

チョウザメの種類や品質により値段が変わりますが、最高級品と呼ばれているオオチョウザメから取れるベルーガキャビアは100g約8万円で販売されています。

なぜキャビアはここまで高級品なのでしょうか。

それはチョウザメ自体が自然界で数を減らしていることと、チョウザメが成熟し、キャビアを取れるようになるのに約10年かかると言われているからです。

このお腹に卵が詰まっているかも?

 

また、チョウザメからキャビアを取り出すには卵巣ごと取り出さなくてはいけないので残念ながら当館ではチョウザメからキャビアは取っておりません。

水族館でチョウザメを見て改めてキャビアについて知っていただけたら嬉しいです。

飼育スタッフ鷲雄

2024年12月15日

寒サニ負ケズ

秋も過ぎ去り、いよいよ冬がやってきたように感じる日々が続いています。

寒さの厳しい季節がやってきた水族館ですが、飼育している「ニッコウイワナ」や「ヤマメ」などの渓流魚たちにとっては繁殖のベストシーズンでもあります

口先が変形する雄の成魚

「ニッコウイワナ」では婚姻色なのか、特徴的な白い点模様が薄くなり、わずかに体色が黄色味を帯びているように感じます。

時おりオスがメスに寄り添い、産卵を促すような仕草や縄張りをアピールする様子を見ることがあります。

雄同士で争うニッコウイワナ

「ヤマメ」は11月の頭と終わりの計2回採卵することができました。

11月の頭に人工授精を施した卵は眼と身体の形がはっきりと確認できる「発眼卵」というステージにまで成長し、続々とふ化に至りました。

網目はおよそ5mmほど

採卵した「ヤマメ」は無事成長すれば展示にも出す予定ですので、今後の成長にご期待ください。

 

飼育スタッフ 川野

2024年12月14日

初めての潜水!!

私がこの水族館の飼育スタッフとして働き始めて早くも半年が経ちました。

そして、先日ついに二重回遊水槽で潜水掃除の練習をしました。

初めは上手く沈むことが出来ず内心ドキドキでしたが、

コツを掴むと水槽の底を四つん這いで進めるようになりました。

次回からはバキュームを使って水槽底の魚の糞やゴミを吸い出す掃除を行います。

コツやアドバイスをたくさん聞き、早く一人前になれるよう頑張ります。

 

飼育スタッフ 髙部

2024年12月10日

藁を束ねて4年

今日は毎週火曜日の休館日という事で、開館日ではなかなか出来ない展示の“カヤネズミ水槽”に入っている藁束を新しいものと交換する作業をします。

カヤネズミは藁を裂いて巣をつくるので、数ヶ月経つと巣材として入れている藁の束が崩れてボロボロになります。

右側の赤い水槽を綺麗にするよ
交換前の見るも無残な藁束だったもの

実はこの藁束、展示側から見やすいところに巣を作ってもらえるよう中心を丸いドーム状に束ねる工夫がしてあるのをご存知でしょうか。

カヤネズミが裂いても崩れにくくするために何度も改良を重ねて今の形に落ち着きました。

①藁を束ねて麻ひもで結ぶ
②束を少し残して足場部分の藁を切る
③残しておいた藁を丸めて麻ひもで固定する
④後ろを藁で隠して麻ひもで固定して完成

作製に少し手間がかかりますが、カヤネズミのための快適な環境をめざして毎回作り変えています。

飼育スタッフ 一見

2024年12月09日

【もっと知りたい!】チョウザメのはなし④~ミズウミチョウザメ編~

前回のブログ(11月30日投稿)に引き続き、当館で展示しているチョウザメをご紹介します。

今回ご紹介するのは「ミズウミチョウザメ」です。

ミズウミチョウザメ

原産地は北アメリカの河川や湖で、多くのチョウザメの仲間は海と川を行き来して生活していますが、本種は唯一淡水域のみで一生を過ごします。

 

同じ横見水槽に展示している「ベステルチョウザメ」ととてもよく似ているので見分けるのが難しいですが、

ベステルチョウザメと比べると鼻先が上反り返っていなくて体がスリムなのが特徴です。

スリムなボディがかっこよくて好き。

チョウザメの仲間は長寿な種類が多いですが特にミズウミチョウザメは長生きする種類と言われていて、メスは150年近く生きることもあるそうです。

これからも長生きできるように頑張って飼育を行っていきます。

飼育スタッフ 鷲雄